ワーホリはやめとけ!と言われる理由は?人生終わるって本当?

※当サイトには広告が含まれます。

ワーホリはやめとけ!と言われる理由は?人生終わるって本当? 留学

ワーホリを検討している方、集合ーー!

「ワーホリ(ワーキングホリデー)」と聞くと、自由な海外生活を満喫しながら英語を習得し、働くイメージを持つ人も多いですよね。英語を学びたい、異文化を体験したい、そんな夢を抱いてワーホリを計画する人も少なくありません。

でも、周りの人から「ワーホリはやめとけ!」なんて言われたことはありませんか?
それどころか、ネット等では「ワーホリ行くと人生終わる」などとネガティブな言葉を目にすることもありますよね。

それはなぜなのか。

この記事では、なぜネガティブなイメージがつきまとっているのか、そしてワーホリに行くことで本当に人生が終わってしまうのかという疑問について、詳しく説明していきます。

オリビア(私)の個人的な意見は後半に・・・

そもそもワーホリがどんな制度なのか知ってる?

ワーホリ

「人生終わるで。」「やめとき」と言われるワーホリ。

でも、ワーホリって具体的にどんな制度なんだっけ?

そもそも、ワーキングホリデーがどういった制度なのか、詳しく知っている人はどれぐらいいるのでしょうか。

日本ワーキング・ホリデー協会のサイトによると、ワーキングホリデーの定義について以下のように説明されています。

ワーキング・ホリデー制度とは、二つの国・地域間の取り決め等に基づき、各々の国・地域が、相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため、自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度のこと。

日本ワーキング・ホリデー協会

最近は出稼ぎ労働みたいな感じでワーホリ制度を利用する若者が増えているようですが、本来の目的は、「国や地域の文化やライフスタイルを理解するための休暇」なんですよね。

「ワーホリはやめとけ!」と言われる理由とは?

ここから先は、「ワーホリなんてやめとけ」と言われる理由を紹介。

生活費がかかり現地での生活が厳しい

ワーホリはやめとけ!と言われる理由は?人生終わるって本当?

メディア等では「いちご摘みをするだけで月50万も稼げる」「1年でウン百万円貯金できる」などと一部の成功例ばかり取り上げられるケースが多いですが、実際はそんなに甘いものではありません。

現地での生活費が予想以上にかかることが多いです。
特に都市部は家賃が高く、ちょっとした外食も日本よりずっと高いです。

チップが必要な国だと、チップ代も馬鹿にならない・・・

そのため、ワーホリ中にバイトをしても生活費をまかなうのが精一杯で、思ったように観光や体験を楽しむ余裕がなくなるケースも珍しくないんですよね。

結果、せっかく海外に行ったのに、夢見た生活とは全然違うかった…なんてことになりかねません。

希望の職に就けない

ワーホリはやめとけ!と言われる理由は?人生終わるって本当?

「ワーホリ制度を利用して海外で働く」という響きは魅力的ですが、現実は厳しいです。

不況なのは日本だけではなく、海外も同じ。
そのため、職場の採用試験では意思疎通に問題がない英語話者が優先的に採用されます。

さらに、ワーホリビザで見つけられる仕事は、基本的に飲食店や販売業など、スキルがあまり必要ないものが多く、倍率も高いです。

そのため、希望する仕事に就けることは稀。
特に専門職やキャリアアップを目指している人にとっては、現地で希望の職に就くのはかなり難しいでしょう。

「皿洗いの仕事しか見つからなかった」という話もよく聞く・・・

さらに、現地での職場環境は日本とは異なることも多く、言葉の壁や文化の違いに苦労することもあります。そのため、ワーホリ後に「何も得られなかった」と感じる人も少なくありません。

貯金が底をつくリスク

ワーホリはやめとけ!と言われる理由は?人生終わるって本当?

ワーホリに行くと、最初に渡航費や滞在費、ビザの取得などでかなりの出費がかかります。
さらに現地での生活費も高いため、アルバイトだけでは貯金を補填できず、帰国する頃には「お金が全然残ってない…」という事態に陥ることもしばしば。

特に、英語力を身につけるために語学学校に通ったりすると、出費は跳ね上がります。

「語学学校に行けば英語ができるようになる」という言葉を信じて英語力ゼロの状態でワーホリに行く人もいますが、語学力は1~2ヶ月で急に身につくものではないため、仕事を見つけるのは簡単ではありません。

予想以上に仕事が見つからなかったり、運よく仕事が見つかっても収入が少なかったりすると、貯金がみるみる減っていきます。

その結果、帰国前に経済的な不安を抱えることになる人も多いです。

ワーホリに行くと本当に人生終わる?

ワーホリに行くと人生が終わるというのは本当なのか。
理由を深堀りしていきましょう。

これを読みながら絶望的な気持ちになっている人もいるでしょう。
でも、大事なことだから最後まで読んで!

ワーホリ行っても英語力アップが期待できない可能性

ワーホリはやめとけ!と言われるのはなぜ?

「ワーホリを利用するとたちまち英語が上手になる」と思っている人も多いですが、現実はそう簡単ではありません。

確かに現地で生活することで英語を使う機会は増えますが、日常会話が中心でビジネス英語までは伸びにくいです。また、バイトや友達との会話がメインになると、意外と英語を使う量が限られ、期待していたほどの上達を感じられない人もいます。

「簡単なコミュニケーションは取れるようになったけど、ペラペラには程遠い」というのが結構一般的なのでは。片言のまま帰国する人も多いようです。

結局、英語力が伸び悩んで帰国することになると、「ワーホリに行った意味がなかった」と感じてしまうこともあるかもしれません。

帰国後のキャリアに不安

ワーホリはやめとけ!と言われる理由は?人生終わるって本当?

帰国後には早速職探しが始まりますよね。

ここで「ワーホリ経験をどう活かすか」が問題になります。
残念ながら、ワーホリ中の仕事がキャリアに直結しないことが多く、特に専門職やスキルが必要な仕事を目指している人にとっては、空白期間がネックになる可能性があります。

また、ワーホリ経験が評価される職場もあれば、全く評価されない職場もあります。
「ワーホリ=遊び期間」と捉えている会社も多く、評価されないどころか、マイナスイメージを持たれてしまう可能性も。

これにより、帰国後の就職活動で苦戦する人も少なくありません。

これが正に「ワーホリやめとけ」「人生終わる」と言われている原因だよね。


ワーホリ後に日本での再就職に苦労すると「ワーホリがマイナスに作用するんであれば、行くんじゃなかった」と後悔してしまう人もいるのです。

ワーホリに挑戦するメリットは?

ワーホリ

ここまでずっと、ワーホリのネガティブな面について解説してきましたが、ワーホリにももちろんメリットがあります。

異文化に触れることで視野が広がること、また現地に知り合いができることなどは間違いなくメリットです。また、環境によっては思ったよりも英語力が身につくこともあるでしょう。

ワーホリで体験したことをうまく活かせるかどうかは自分次第。

ワーホリをプラスに作用させるためには、英語学習に本気で取り組んでTOEICや英検に挑戦したり、ワーホリで体験した仕事関連の資格を取ってみるのがおすすめ。そうすることで、再就職もしやすくなるでしょう。

ワーホリを「出稼ぎ労働」「単なる遊び」などと捉えず、
しっかり目標を持って過ごすことが大事。

ワーホリに関する筆者の個人的意見

ワーホリ

最後に、わたくしオリビアの個人的意見を書いてみたいと思います。

厳しいかもしれませんが、「(現時点で十分な英語力とお金がないのであれば)ワーホリはやめとけ」です。

まず、ワーホリは社会的にイメージがあまりよろしくないのが一番のネック。
ワーホリを検討している方の殆どが、「海外で英語力と仕事経験を積みたい」と意欲満々なのに対し、世間的なイメージは「ワーホリ経験者なんて、仕事せずに〇ヶ月間も海外で遊び歩いていた人」「どうせ英語もほとんど話せないんでしょ」みたいな感じ。もうそれだけで、行くメリットが薄いですよね。

その上、ワーホリでオーストラリアに行った日本人が仕事にありつけず生活困窮者向けの炊き出しに並んでいるという報道が増えてからは、ワーホリに対する世間イメージが更に悪くなってしまいました。

確かに、無計画な行動で滞在国に迷惑をかけるのはちょっとね。
仕事が見つからなかった時のことを想定して、
滞在期間中に普通にホテル住まいできるぐらいのお金はあらかじめ用意しておこう。

冒頭で書きましたが、ワーホリが「国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を得るための制度」である以上、出稼ぎ労働みたいな感覚で行くのはちょっと違うんじゃないかと思うんですよね。

海外を視野に入れるなら、まずは語学力を磨くこと。そうすると短期間限定のワーホリビザではなく、就労ビザで海外就職も目指せる!!」というのが私の個人的な考えです。

とはいえ、フリーランスなどで帰国後どこかに就職する必要がない場合や、何が何でも「ワーホリ」を体験してみたいという方は、しっかり準備した上で挑戦してみると良いかも。

海外で生活するという経験は大きな財産になるはず!!

ワーホリに関するQ&A

ワーホリ

Q1. ワーホリに行くのは無駄ですか?
無駄ではありませんが、目的を持たずに行くと「何も得られなかった」と感じることもあります。
しっかり計画を立てて、現地での経験を活かす準備をすることが大切です。

Q2. 帰国後の就職に不利になりますか?
場合によります。
ワーホリの経験をどう活かすか次第ですが、空白期間をどう説明するかが鍵となります。

まとめ|ワーホリに行くならしっかり準備をしていこう

今回は、ワーホリについて色々書いてみました。

ワーホリは確かに楽しい面も多いですが、現実は厳しいことも多いです。
特に、希望する仕事に就けなかったり、英語力が期待通りに伸びなかったりする可能性があります。
その上、帰国後の再就職に苦労する可能性も頭に入れておかなければなりません。

しかし、事前準備をした上で渡航し、滞在中も計画的に過ごせば、ワーホリの経験はあなたの人生にとってプラスになるはずです。

海外生活を念頭に置くのであれば、英単語の習得は必須。
金のフレーズは海外生活を夢見ている方に超おすすめの参考書です。
良かったら、以下の記事とともにチェックしてみてください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました