
英単語がうまく発音できない…LとRの壁をどう乗り越えたらいいの?!
英語学習を進めていると、「綴りを覚えていない単語がうまく口から出てこない」「カタカナの音で覚えてしまい正しい発音ができない」といった悩みにぶつかる人は多いです。
特に L と R が含まれる単語は、会話の中で「どっちだったっけ?」と迷ってしまう人も少なくありません。
例えば、
- Accelerate(加速する)
- Relation(関係)
- Parallel(平行の)
- Literature(文学)
などを発音しようとすると、「L?R?どっち?」と瞬間的に混乱してしまい、会話が止まってしまう…そんな経験はありませんか?

それ、過去の私だ・・・
この記事では、そんな悩みに寄り添いながら、 原因を整理し、具体的な解決策や練習法 をご紹介します。
なぜ「L」と「R」でつまずいてしまうのか?
LとRをはじめとする英単語の発音で苦戦している方、多いですよね。
まずは、原因から見ていきましょう!
1. カタカナ英語の影響


私がLとRでつまずいた最大の原因はこれだと思う。
単語の音とスペルが曖昧だと、正しく発音できないんだよね・・・
日本語には「L」と「R」を区別する音が存在しません。
そのため、学校教育や日常で「リレーション」「パラレル」といったカタカナ表記で触れるうちに、頭の中で「ラ行の音」として処理されてしまいます。
しかし実際の英語では、LとRの音は全く別物。
日本語のラ行は「LにもRにも似ていない中間の音」と言われることもあります。
つまり、私たちはそもそも 母語に存在しない音を聞き分け・発音しなければならない ため、難易度が高いのです。
2. 綴りと音の結びつきが弱い

英単語を「耳」だけで覚えてしまうと、スペルの裏付けがないため記憶が曖昧になります。
例えば “literature” を「リテラチャー」とだけ覚えてしまうと、「litera- の部分はLかRか?」と迷い、口からスムーズに出なくなります。
逆に、綴りを正しく覚えていると、「Lがある=舌を歯茎につける」「Rがある=舌を奥で反らす」とリンクしやすくなり、発音が安定します。
つまり スペルを意識することは、発音の“地図”を持つことに近い のです。

スペルを意識して単語を覚えると、ライティングにも役立つ!
3. 舌の位置の理解不足

多くの学習者は「LとRの違いは耳で聞き分けるもの」と思っていますが、実際には 舌の位置と動き が最大のポイントです。
- L:舌先を上前歯のすぐ後ろに軽く当てる → 例)Light, Literature
- R:舌を口の奥で少し丸め、どこにも触れない → 例)Relation, Accelerate
「音を聞き分ける」のではなく「舌の筋肉を使い分ける」ことで、はじめて正しい発音が定着します。
「L」と「R」を区別して発音するための改善策

それじゃ、LとRをうまく区別して発音するための具体例を紹介するよ!
これらをしっかり実践すると、かなり上達するはず。
1. 舌の位置を意識する

発音練習の第一歩は「耳」だけではありません。
「舌」も大事な要素なんです。
鏡を見ながら舌の位置を確認し、「Lは歯茎につける」「Rは触れない」と体に覚えさせましょう。
最初は大げさに動かす方が感覚をつかみやすいです。

「またこれ・・・?」って思ってしまうかもしれませんが、
LとRの発音の仕方を今一度確認してみることは重要。
とにかく体(舌)に覚えさせよう!
多くの英語学習者をとりこにしているこちらの参考書もおすすめ!!
2. ミニマルペアで練習する

LとRを入れ替えるだけで意味が変わる単語(=ミニマルペア)を使うと、違いがクリアになります。
例:
- Light / Right
- Play / Pray
- Glass / Grass
「え、全然違う!」と気づいた瞬間に、耳と舌の両方が鍛えられます。
そのためにも、単語と音声の両方を意識しながら学習するのがおすすめです。
3. スペルと音をリンクさせる

発音を定着させるには、必ずスペルを意識することが大切。
「Accelerate の中にはLとRが両方入っているから要注意」と理解すると、会話中に迷わなくなります。
また、自分なりに Lの部分を赤、Rの部分を青 と色分けしてノートに書くと、視覚的にも整理できるのでおすすめです。
4. ネイティブ発音を真似する習慣をつける

YouTubeや発音アプリで「口の形・舌の位置」を確認しながら真似することが大切。
できれば 録音して自分の声を聞く と、「あ、Rが弱いな」「Lの音が消えてる」と気づきやすくなります。
私が自己流対策としてしつこく行ったのがコレ。
とにかくネイティブの発音を聞き込み、同じように発音する訓練を続けました。
いわゆる「シャドーイング」という学習法ですね。

毎日録音して客観的に自分の発音と向き合ったことで、
単語力、発音スキルともに爆上がりしました。
5. 会話の中でフィードバックを受ける

独学だと「正しく発音できているのか」がわかりにくいもの。
やはり実際に会話で使い、先生に「今のはRだね」「Lの舌の位置を意識して」と直してもらうことで、一気に上達します。
会話で使えるようにするためには?
発音の練習は筋トレに似ています。
理屈を理解しても、実際に口を動かし続けなければ定着しません。
- 独学で基礎を固める
- 実際の会話で「使う」ことで定着させる
この流れを意識すると、最短で発音の壁を突破できます。
おすすめのオンライン英会話
基礎固めは独学でできるとして、「実践はどうしようか・・・」と思ってしまいますよね。
実は、実践にぴったりなのがオンライン英会話なんです。
自宅にいながら、なんなら出張先でもレッスンを受けられるので、通学の手間が省けるのが利点。
また、オンライン英会話の多くは講師を選べるので、自分の好きな先生から学べるのもうれしいですよね。

ここからは、おすすめのオンライン英会話スクールを紹介しちゃうよ!

LとRの発音練習に強い教材や講師がそろっているスクールばかりなので、
まずは無料体験レッスンをうけてみよう。
ネイティブキャンプ

- 回数無制限でレッスンを受けられる(詳しくは公式HPへ)
- 発音に特化した教材が豊富
- 自分の苦手な単語を重点的に練習できる
ネイティブキャンプの特徴は上記の通り。
私がおすすめしたい理由は、このスクールは発音に特化した教材が多く揃っていることです。
特に、発音矯正しながら問題解決を目指したい方におすすめなのが、「発音矯正入門 発音トレーニング 基礎」。
地道なトレーニングでありながら、1つ1つの音をきっちりと話せるよう指導してもらえるのが強みです。

レッスン回数無制限や、ネイティブのレッスン受け放題など、
魅力的なオプションをうまく使うとかなりの上達が見込めるはず。


DMM英会話

- 世界中の講師から学べる
- 「発音」専用教材がある
- 毎日少しずつ続けやすい料金設定
DMM英会話というと、世界中(126ヶ国以上)の講師から学べることでよく知られている英会話スクール。
このスクールも、発音に特化した教材を用意しています。楽しい早口言葉や、発音上達に役立つさまざまなエクササイズが充実しているので「英単語の1つ1つがうまく発音できてないかも・・・」という方も楽しく学べるでしょう。
また、様々なバックグラウンドの講師が在籍しているので特定の国の発音を学びたい方にもおすすめです。

南アフリカの発音を学びたい・・・なんていう二ッチなニーズにも応えてもらえるはず。

東洋経済オンラインや産経新聞、雑誌プレジデントでも紹介された英会話

おすすめオンライン英会話比較表
上記で紹介したスクールの特徴をまとめました。
迷った時の参考にどうぞ。
サービス名 | 特徴 | 発音教材 | レッスン回数 | 料金の目安 |
---|---|---|---|---|
![]() ネイティブキャンプ ![]() | 回数無制限で受講可能。自分の苦手単語を集中的に練習できる。 | 発音に特化した教材が豊富 | 無制限 | 月額 7,480円(税込) |
![]() dmm英会話 | 世界中の講師から学べる。毎日少しずつ継続できる料金設定。 | 「発音」専用教材あり | 1日1〜3回(プランによる) | 月額 7,900円(税込)〜 |
まとめ:正しい発音練習法でLとRが入った英単語をマスター!
今回は、英単語の発音をきちんと身に着けていないためにスムーズに話せない方に向けて、主な原因と対処法を紹介しました。
記事の内容を箇条書きにしますね。
- LとRで迷う原因は「カタカナ英語」「綴りと音の結びつき不足」「舌の位置の理解不足」
- 解決策は「舌の位置を意識」「ミニマルペア練習」「スペルと音をリンク」「ネイティブの真似」「フィードバックを受ける」
- 実際に会話で定着させるには、オンライン英会話でリアルタイムに直してもらうのが効果的
「LとRの違いが不安で会話が止まってしまう…」という悩みは、正しい練習法とサポートがあれば必ず克服できます。

私がしつこく実践した「シャドーイング」はかなり効果があるのでぜひ試してみてください。
ぜひ今日から実践して、もっと自信を持って英語を話してみてください!
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