皆さんは、英語をスラスラ話せますか?
それとも一度日本語から英語に訳す作業を頭の中でしてから声に出していますか?
もし、あなたが後者なら「瞬間英作文」を習慣にすると英会話の達人に一歩、または百歩ぐらい近づくかもしれません。
瞬間英作文って何?
森沢洋介さん(著)の瞬間英作文は、中学レベルの文型を使用して大量に英文を作っていく、いわば英語トレーニングです。
そして「瞬間英作文」という名の通り、瞬間的に英文を作っていく必要があります。確かに、実際の英会話ではモタモタしている時間はありませんからね。
ではどうやって瞬間英作文をやっていくかご説明します。
例えば・・・
・これらは子供向けの本です。
・昨日開店したレストランに行きましょう。
これらの日本語を一瞬で英文にしてみてください。
いかがでしたか?
スラスラと、詰まることなくできましたか?
ちなみにそれぞれの答えはこのような感じです。
・These are books for children.
・Let’s go to the restaurant which (that) opened yesterday.
これにスラスラ答えられなかった場合は、瞬間的に答えられるようになるよう、トレーニングを続けていきます。
どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)
瞬間英作文をやればやるほど英会話が上達するワケとは?
なぜ瞬間英作文のトレーニングを継続すると英会話が上達するかというと、「英語に慣れる」「言いたいことを英語にする作業に慣れる」からです。
語学習得には勉強が大事だと思われることも多いですが、一番必要なのは慣れだと思います。
・・・と、こんなふうにくどくど説明しても分かりにくいので例文を使って解説してみます。
例えば、「あなたがすべきことは早く寝ることだ」という文章を英語に直してみてください。
答えは”What you have to do is go to bed early.”ですよね。
では主語をあなたではなく、「彼の義母」に変えると英文はどうなりますか?
「ええっと、義母はmother-in-lawだから・・・What his mother-in-law…えっと、has? to….」のような感じになっている方、いらっしゃいませんか?
普段日本にいて英語を勉強していると、シンプルな英文を作ることはできても主語が変わるだけでスムーズに英文を作れないことってよくあることです。
ところが実際外国人との会話の中では「妹の義父の兄弟が・・・」なんてややこしい関係の話題なども意外にあるものです。(日本語での会話でも出てきますよね。)
こんなふうに突然英文にしろと言われるとしどろもどろになってしまうかもしれませんが、瞬間英作文で繰り返し繰り返しトレーニングすることにより、言いたいことを瞬時に英語にしていく作業に慣れてくるのです。
しかも瞬間英作文では色んな構文や文法を使用して英文を作るトレーニングができるので、マスターすれば本当に「最強」になれます。
この「瞬間英作文」という本を知る前に私は似たような方法で英語を勉強していましたが、効果は抜群でした。
瞬間英作文をやり続けるとどうなるのか?
自分が得意とする構文パターン以外にも色々な文章を作れるようになります。
つまり、いつもいつも決まったパターンの文章を作り続けなくて良くなるのです!!
そして、やればやるほど瞬発力が身につき、これまで外国人との会話の際にスムーズに言葉が出てこなかったような人でも、ナチュラルスピードで滑らかな会話ができるようになります。
会話って瞬発力がすごく大事です。
日本語でもそうですが、自分が何か言った時にすぐに相手から返事がこないと言葉のキャッチボールにならないですよね。
特に、外国人の友人たち複数で話していると、話終わらないうちに相槌を打って来たり、「そうそう、〇〇と言えば・・・」と会話の内容が変わっていったりしますので、瞬発力がないと会話には全く入れませんし、それどころか周りの人が何を言っているかさえ分からなくなり、全くついていけなくなってしまうのです。
こんな状況の時に自分一人だけ会話についていけないと辛いですよね
でもトレーニングをすれば必ず瞬発力は身につきます。
そして言いたいことが言いたいタイミングで言えるようになります。
ただ、忍耐力は必要です。
かなり地道な作業なので途中で飽きてしまうかもしれません。
でも、ある程度のところまでくると英語の実力が上がっていることに自分でも気づくと思うので、その先はますますやる気が出るはずです。
そうなれば後は継続するのみ。
コツコツと毎日取り組めば必ず結果はついてきますのでぜひやってみてください。
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