アメリカの航空会社を利用したら色々スゴかったという話|日系航空会社最高

※当サイトには広告が含まれます。

文化(アメリカ・NYC)

日本はサービスが優れているとよく言われますが、それは米国に移住してから嫌というほど実感するようになりました。

例えば航空会社。

アメリカに住み始めてから日米を行き来することが増え、移動の際に米国の航空会社を利用することが多くなりました。
そこで気付いたことは、日本の航空会社のサービスがとても素晴らしいということです。

渡米する前は国内の移動も海外旅行もJALかANAを利用することが多く、あのサービスが当たり前になっていたのですが、あれはまっっっっったく当たり前ではありませんでした!

それでは、私が体験したアメリカの航空会社のひどい体験について書いてみたいと思います。

アメリカの航空会社を利用する乗客もすごい

「航空会社だけじゃなく、乗客もすごい・・・」

それを実感したのは、アメリカに引っ越しした時に乗った飛行機です。
成田(NRT)-ロサンジェルス(LAX)-ニューヨーク(JFK)という方法をとったのですが、この時の成田―LA線のフライトが忘れられません。

ちなみに使用航空会社はアメ〇カン航空
これ以降、アメリカン航空(あ!先に伏字にした意味無しw)で成田-LA間を飛行したことはないので、普段がどんな感じなのかはわからないけれど、この日の乗客9割がアメリカ人だったと思います。

まず飛行機に搭乗し、自分の席に辿り着いたら、白人のカップルの男性の方が私の席に座っていました。
しかも2人顔を寄せ合ってイチャイチャしています・・・。

あのー、ここ私の席だと思うのですが。」と声を掛けると、「はーーー。やれやれ、仕方ないな」みたいな雰囲気で1席ずれてくれましたが、そもそもそこ私の席だから!!

日本人だったら「ここ私の席です」というと「あ、すみません!」といった感じで代わってくれることが多いと思うのですが、特に悪びれる様子もなく、、むしろ「まじかよ、めんどくせー」みたいな感じでした汗

結局、こんな感じ↓↓の並び順になりました。

アメリカの航空会社を利用したら色々スゴかったという話|日系航空会社最高

ふと足元を見ると、白人カップルの二人ともが靴を脱いで裸足になっていました。
機内では私も持参のスリッパに履き替えるタイプですが、彼らは完全に裸足です!!

そして離陸して間もないというのに、既に足元には靴、ひざ掛け、ヘッドフォンが入っていたビニール袋や荷物、スナック菓子の袋がバラバラに散らばっており、床が汚い・・・。

スナック菓子のかけらもいっぱい散らばってました。

ベルト着用サインが消えた瞬間、私の隣の隣の席にいた彼女の方が自分たちの荷物を踏みながらこちらに渡って来て、トイレに行くから通らせて欲しいといいます。

席を立つと、サンキューと言いながら裸足のままお手洗いに行ってしまいました・・・!!(衝撃!)
そして数分後、裸足のままトイレから戻って来ましたが、これが2~3時間ごとに起こりました。

自分の彼氏が起きている時は、彼氏にも席を立ってもらって通路に出て来たりもしていましたが、
彼氏が寝てしまうと私に直接「お手洗い行きたいんだけど、通してもらえる?」と言い、私が席を立つと、彼氏をまたいで私のシートに着地するようになりました。

・・・(ショック!!)

毎回ニコニコしながら声を掛けてくるので、その(不衛生な)足で私の席を踏まないでほしい」とは言えず・・・。

しかし、私がアイマスクをかけて寝ていようがヘッドフォンつけて映画を観ていようが、完全におかまいなしで声を掛けてくるこの白人女性・・・・・。
(寝ていて気が付かない場合は肩を叩いて起こしてくる

今ならアメリカ人の性格を知っているので驚きませんが、当時はびっくりしたものです。
てか、そんなに席立つんだったら、最初から通路側の席を押さえておけば良いのにと思ってしまった私でした。

寝てる彼氏は起こさないのに、私には平気で声を掛けてくるんだよねー汗

他にも、飛行中に頭の上の荷物棚の蓋をあけて荷物を出し入れしている人がいますが、
このフライト中、斜め前付近の荷物棚がきちんと閉まっておらず、突然蓋が開き、滑り出した荷物が乗客の頭を直撃するということがありました。

普通なら周囲の人も心配する場面だと思うのですが、荷物が頭に当たってしまった乗客が無事だと分かると、なぜか皆指笛など吹いて盛り上がっていました。

日本人の私にはさっぱり分からないこのノリ。

アメリカの航空会社を利用してアメリカに行くのはこの時が初めてだったので「果たして私はアメリカで上手くやっていけるんだろうか」と心配になったことを覚えています。 

アメリカの航空会社はCAのノリもすごい

日本のCAさんは喋り方や仕草まで教育されているのでとても穏やかでお上品なイメージの人が多いですよね。

実は私も日本のエアライン出身ですが、
「完璧な乗客対応」を叩きこまれてました。

一方、アメリカのCAさんは、とにかくフレンドリー。
大口開けて「わーーーっはっはっは!!!」と笑いますし、こちらも軽くジョークで返したりすると笑い飛ばしながら肩などを叩いてくることさえあります。
(もちろん本気でバシバシ叩いてくるわけじゃないですよw)

また、ある時日本に帰国する際飛行機に乗っていたら、フレンドリーすぎるCAさんを見かけたこともあります。
通路側ではない席(飛行機の中央部の席)にいた乗客が「おーーーい!おつまみお願い!!」と頼むと、「オッケーーーーー!ほら、いくよー」と言いながらおつまみの小袋を投げて渡していたのです 笑

うまくキャッチした乗客も「ありがとー!」って感じでした。
アメリカの航空会社のCAさんは、ホント驚くほどフレンドリーです。



アメリカの航空会社にここはどうにかしてほしいと思ってしまうこと

アメリカの航空会社に、「これだけはどうにかしてほしい」と思ってしまうエピソードです。

まず日本の航空会社の社員であれば通路にキャンディの包み紙が落ちていたらさり気なく拾うと思うのですが、アメリカン航空に関してはあまり見たことがありません!!(きっぱり)

乗客もアメリカ人が多いため、時間が経つにつれて機内の床がどんどん汚くなっていきます。

使用済みティッシュ、おつまみのナッツの小袋、謎のビニール袋、機内食のチキンなど、ありとあらゆるものが通路側に落ちていたりしますが、CAがそれを拾うことはあまりなく、そのままスルーしていることが多いです。


まあ、これはCAさんだけが悪いわけではなく、乗客1人1人の意識の問題だとは思うのですが、あまりに汚いので思わず身震いしてしまうほどです。
普段は自前の機内用スリッパを使っていますが、アメリカの航空会社を利用する場合は使い捨てスリッパを使用するようになりました・・・・。

フライトが終わったらポイ。


もう一つ勘弁してーーーと思ってしまうことがあります。
それは、アメリカの航空会社は、機内の洗面所のトイレットペーパーの補充をしてくれないということです。
日系の航空会社ばかり利用している方には信じられないことだと思いますが事実です。

トイレ近い人は、できるだけ先延ばしにせずお手洗いに行くようにした方がいいです。

清掃もあまりしないため、フライト後半はどんどん汚くなっていきます

頻繁にお手洗いに行きたくなる方は流せるティッシュも持参しておくと安心ですね。

もう一つの「勘弁してYO!!」エピソードはロストバゲージの際の航空会社の対応の悪さです。
本当に本当にひどかった。

興味のある方は過去記事へどうぞ→→

世の中にはもっとひどい航空会社がわんさか?!アメリカン航空はマシ

これまで書いてきましたように、日本の航空会社ばかり利用しているとドン引きの連続のアメリカン航空。

知人(基本的には日系航空会社ばかり利用)も「アメリカン最悪。ミール提供中のCAに肘鉄食らわされたけれど気づかれもしなかった。」とご立腹だったのですが、アメリカの友人たちの話を聞いているとLCCはもっとひどいということがわかりました。

アメリカのLCCばかり利用している友人が言うには「アメリカン航空に乗るときは贅沢したい時」なんだそうな・・・。
上見りゃキリがないですが、その逆も・・・ということですね。

いずれにせよ、アメリカ系の航空会社を利用する時は使い捨てスリッパと流せるティッシュはお忘れなく!!

コメント

タイトルとURLをコピーしました