こんにちは。オリビアです。
アメリカに住み始めてからデンタルケアオタクと化してしまった私。
最近は歯周病に興味津々です。
いずれは歯が抜け落ちてしまう歯茎の病気で知られている歯周病。
歯が抜けてしまうだけでなくアルツハイマー型認知症とも関係があると言われています。
今日は「歯周病菌とアルツハイマー型認知症に関する研究結果」と、アメリカで売れている歯茎ケアの歯磨き粉をご紹介したいと思います。
歯磨き粉で改善できるならこんなうれしいことはないですよね。
ではさっそくご紹介します!!
歯茎の病気はアルツハイマー型認知症に関係がある?!
ここ数年アメリカでは、「アルツハイマー型認知症の原因が歯周病の原因菌と関係しているかもしれない」と大きな話題になっています。
特に2019年1月、アメリカの研究チームが「ポルフィロモナス・ジンジバリス菌(Porphyromonas gingivalis)がアルツハイマー病患者の脳内で確認された」と発表してからは頻繁にニュースでもその話題が取り上げられるようになりました。
ポルフィロモナス・ジンジバリス菌とは歯周病菌の一種で、血液をエサとする恐ろしい菌です。
こわーーーー
そもそもアルツハイマー型認知症は神経が変性して脳が萎縮することが大きな特徴ですが、それはアミロイドβというタンパク質からなる「老人斑」が原因だと言われています。
今回研究チームは実験用マウスの口内にポルフィロモナス・ジンジバリス菌を感染させたところ、6週間後には脳内でポルフィロモナス・ジンジバリス菌が確認されており、さらに脳内の「アミロイドβ」も明らかに増加したと発表しています。
口腔内の細菌ポルフィロモナス・ジンジバリス菌とアルツハイマー病とのつながりを示すこの研究結果は、世間に大きな衝撃を与えました。
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聞きなれない言葉がたくさん出て来てわかりにくかったかもしれませんが、とにかくアルツハイマー型認知症の原因が歯周病菌と関係するかもしれないということで、今歯周病のケアが見直されています。
歯周病は知っての通り、歯垢の中の細菌により歯肉に炎症をひき起こし、いずれは歯を支えている骨を溶かしていく病気のことです。
自分の歯が大丈夫なのか、
ちょっと気になって来ますよね?
それでは、あなたが歯周病に罹っているのか、もしくは予備軍なのかはたまた問題がないのか、見ていきましょう!!
多くのアメリカ人がしている歯周病セルフチェックをしよう!
自分が当てはまっているかどうか、
チェックしてみてくださいね!
・歯茎が下がって来た
・起床時に口の中がネバネバして不快に感じる
・歯を磨く時、歯茎から出血する
・歯茎から膿が出る
・歯肉の色が黒ずんでいる
・歯に食べ物がはさまりやすい
・歯茎が腫れている
・歯がグラグラする
・口臭が気になる
・歯茎がブヨブヨしている
いかがでしたか?
これらの項目に1つでもあてはまれば歯周病の恐れがあると言われています。
該当するのであれば歯科医師に診てもらうことをおすすめします。
でも、症状がそこまで達していない場合は日頃の歯磨きケアで改善が見込めます。
せっかくなので歯茎のケアもきちんとできる歯磨き粉を使いたいですよね。
では早速、アメリカで人気の歯周病や歯肉炎の予防歯磨き粉をご紹介します。
アメリカで人気の歯磨き粉!歯周病/歯肉炎予防・歯茎ケア用
今回は歯茎ケアに良いと人気の歯磨き粉をご紹介。
どちらもアメリカではよく売れている商品です。(そのうちの1つは私が長く愛用している歯磨き粉)
歯磨き粉を変えるだけで口腔内の改善を見込めるなら安いもんですよね。
クレスト ガム デトキシファイ 歯磨き粉
クレストのGum Detoxifyは歯周ポケットに潜む無数のバクテリアを除去する歯磨き粉です。
歯肉炎、さらには歯周病になるであろうバクテリアに直接アプローチし、歯茎を健康に保ちます。
アメリカではこれでケアしている人がとても多いです。(私も以前使ってました)
自分でできるセルフケアとして、歯茎が気になる人や、認知症に恐怖を感じている人を中心に人気のある歯磨き粉です。
私は今はアームアンドハンマーのものを使っていますが、この歯磨き粉も良かったです。
歯周ポケットが気になる方は一度使ってみてもいいかも!
アームアンドハンマー アドバンスホワイト歯磨き粉
こちらもホワイトニング歯磨き粉ではあるものの、歯茎ケアに良いと言われています。
歯科医もおすすめしているようです。
実は私もこれを使ってますが、めちゃくちゃ気に入ってます。
ホワイトニング効果も抜群だし、これ使うと歯茎がとても気持ちいいのです!!
(ちょっと塩辛い味だけど)
私は2年ぐらい使ってるような。
歯茎ケアとホワイトニングを同時にしたい方に。
歯肉炎や歯周病を防ぐための正しい歯磨き方法
まず自分でできる対策は日々のブラッシングだと言われています。
歯周病を予防するためには歯周ポケット(歯と歯茎の間の溝)のケアが大事です。
歯周ポケットの歯垢を除去するためのブラッシングをご紹介します。
1.歯ブラシを歯と歯ぐきの境目に45度の角度で置く。
2.歯ブラシは鉛筆を持つ時と同じような形で、力を入れないように気を付ける。
3.磨く歯は1~2本ずつ、やさしく軽く、細かく。
4.歯周ポケットにも軽く毛先が入ることを意識する
(歯周ポケット内の磨きすぎは×。ポケットが深くなります!)
5.1か所につき、10回~15回ほど磨く
歯周病や歯肉炎に効果のあるアメリカの歯磨き粉 おわりに
アメリカに住み始めてから、周りの人々の口腔ケアの関心の高さに触発された私ですが、歯周病がアルツハイマーとも関係があるなどと言われると余計にオーラルケアに力が入るようになりました。
フロス、マウスウォッシュ、歯磨きは毎日の日課!!
やっぱりあれだけ毎日アルツハイマーと歯周病菌の関係をニュースなどで目にしていると、どんなに疲れていてもやらずにはいられません!!(こわい!!)
アルツハイマー型認知症と歯周病菌の関係についてはまだまだ研究が進んでいる最中なんでしょうが、
いずれにしても歯周病菌は全身に影響を及ぼすと言われていますので、ケアするにこしたことはないですよね。
健康寿命を延ばせるようにがんばりましょ~~!!
歯ブラシのケアも大事ですよー
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