こんにちは。オリビアです。
あなたは「FIRE」という言葉を聞いたことがありますか?
これは福澤朗さんの「ファイヤーーー!!!」ではありません。
ここ数年アメリカでよく聞くようになった言葉で、簡単に言えば早期退職のことです。
今回は珍しく真面目系トピック、アメリカで注目されているFIREについて書いてみようと思います。
アメリカの若者が目指す生き方「FIRE」とは?
そもそもFIREとは何かと言うと、
Financial
Independence,
Retire
Early
つまり、「経済的自立をし早期退職」という意味の単語の頭文字をとったものです。
今アメリカでは一部でFIREムーブメントなるものが起きており、若い世代の人たちが経済的自立を目指しています。
確かに先行き不透明なこの時代、先を見通して自立するのは賢明だと言えますよね。
「早く会社辞めたいな~」とは思っても実現できる人はなかなかいない。
明確な目標を持って若いうちから動いているなんてすごい!!
FIREムーブメントの成功例と具体的なプラン
このFIREムーブメントの成功例としてメディアでもよく取り上げられる夫婦がいます。
マークさん(42)、ターニャさん(39)夫妻です。
彼らは政治コンサルタントとして多忙な生活を送っていましたが、ある時これでは健康に害が出ると思い、早期リタイアすることを決断したんだそうです。
具体的には、
1年間に必要な生活費を計算する
↓
その25年分を貯める
↓
貯めたお金を運用し利益は生活費に充てる
これがFIREを実現するための基本設計となります。
普通に考えても25年分を貯めるというのは相当歯を食いしばって頑張らなければならないと思うのですが、
そこまでしなければこのFIREは実現できないわけですよね。
ものすごく大変そうだけど、それだけの努力の後に待っている解放感はこれまたすごそう!
このマークさん、ターニャさん夫妻は既に生活費の40年分を貯めているそうです。
「人がお金を使っている時、私たちは貯めていました」
そう話すこちらの夫婦はリタイアして誰もが羨む贅沢な生活を送っているわけではありません。
徹底した節約生活を継続するため、生活費が抑えられる田舎に引っ越ししたそうです。
また、2人で工夫してお金のかからない生き方を模索しているんだとか。
筆者の周りにもFIREをほぼ実現している人がいた
FIREの記事をよく目にするようになって思い出したのが古い友人Sの存在です。
彼女は恵まれた家庭に生まれ、何不自由なく育ったいわゆるお嬢さん。
大学在学中、親からは「卒業後は働かなくてもいいから、習い事でもしてゆったり暮らせばいい」と言われていたそう。
でも、世間を知りたいと思った彼女は毎日経済紙を隅から隅まで読んで勉強し、自分の意思で一般企業に就職。
元々お嬢さんの出なのに、普通の社会人として、朝から晩までバリバリ働きました。
しかし数年の後「自分の人生このままでいいのか?」と疑問に思った彼女はお給料で株式投資を始め、資産を増やす努力を始めました。
そして親の財力に一切頼らず、20代という若さですでに億のお金を貯めた彼女は30代になり、仕事を辞めたのです。
現在は投資で資産を増やしながら悠々自適の生活をしているようです。
先の夫婦と少し違うのは、彼女の場合はそこそこ贅沢をしながら暮らしているということです。
う・・・羨ましい。
FIREムーブメントに注目!自分の生き方は自分で決める
AIの進歩がめざましく、将来自分は職を失うのではないかと恐れている人も多いと思います。
稼げるうちにしっかり稼いでおくというのも、今の時代大事なことなんだろうな、と思ったり。
いつ病気になるかもしれない、けがをするかもしれない、いつまで今の会社にいられるかもわからない、
そんな不安に怯えながらストレスマックスで仕事をするのも大変なので、ちゃんと実践するしないは別としてもFIREの生き方や考え方は私も取り入れていきたいなと思っています。
ところで、以前話題になった堀江貴文さんの「多動力」ですが、これ結構面白いです。
直接FIREの話ではないのですが、凡人とは一味違ったモノの見方ができる方なので、いろいろ発見は多いです。
「なるほど、こんな生き方もできるんだ」と思える本です。で肌
行き詰ったあなたも行き詰ってないあなたもどうぞ。
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大変な時代だけど、自分の理想の人生に少しでも近づけるように頑張りましょうー(*´∀`*)
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