こんにちは!
ニューヨーク在住のオリビアです。
あなたは冬場にエアコンを使いますか?
暖の取り方としては最もオーソドックスな方法だと思いますが、実はエアコン暖房による乾燥が苦手な人って意外に多いのです。
実は私もその一人で、寒冷地ニューヨークに住んでいますが、お肌の乾燥を招く暖房器具は使用しないようにしています。
今日は、極力暖房器具を使わずにニューヨークの冬を乗り切る方法をご紹介しようと思います。
ニューヨークの暖房季「ヒートシーズン」は暖房の乾燥との戦い
ニューヨークには「ヒートシーズン」というものがあります。
ヒートシーズンとは、10月1日から翌年5月31日まで、日中の外気温が華氏55度(摂氏12.7度)を下回るとアパートの管理人や大家さんは部屋の温度を20度に設定することが義務付けられているというものです。
ちなみに夜間は少なくとも部屋の温度を16度以上に保たなければなりません。
しかしながらこのセントラルヒーティング、温度は一括管理されているため日本のエアコンのように好きに温度設定ができません。
暖房器具の位置や部屋の大きさなど、条件によって暑く感じたり、丁度良かったり。
私の場合は部屋の構造上、もろに温風を浴びる位置で過ごすことが多く、外気温がマイナス15度であろうと汗だくになってしまいます。
その上一番気になるのがお肌の乾燥。
元々乾燥しがちな私は全身ガサガサになってきます。
クリームをたっぷり塗って過ごしていても乾燥で水分が抜けていく私の顔・・・。
気温が低くなる12月~3月ぐらいまでは24時間暖房を浴びっぱなしということもしばしばで、そうなると目まで乾燥して本当に悲惨です。
これを阻止するために、ある工夫をして温風を遮断することに成功。
ところが、今度は部屋の中にいるにもかかわらず遭難するかと思うぐらいに温度が下がってしまったのです。
そこで、少しでも温かく過ごせるようにありとあらゆる方法で暖を取るようになりました。
詳しくご紹介します。
極寒の地でエアコン等暖房器具なしで生き延びる方法!
定期的に温かいものを飲んだり食べたり、部屋の中でエクササイズしたりすることは基本中の基本ですが、1日中やっているわけにもいかないので、普段はあったかアイテムに頼りっぱなしです。
これからご紹介するのはニューヨークの長い冬の間私が部屋の中で使っているアイテムです。
●足が冷えたら足湯バケツで温める
日本で購入した足湯バケツです。
普段からニューヨークで愛用しているのですが、これが本当に気持ちよくて病みつきです。
足を温めると全身じんわり温かくなってきて、寒さで硬直していた体が徐々に弛緩していくのを感じます。
普通のバケツに足を突っ込んでいるのとは違い、両足の指まできちんと伸ばせますし、ふくらはぎより上までしっかり浸かることができるのでポカポカになります。
底面の突起がツボを気持ちよく刺激し、いつまでも浸かっていたくなります。
敏感肌でない方はお湯の中にジュニパーやグレープフルーツなどの製油を1~2滴垂らしてみてください。
アロマフットバスをしながらのんびり読書をすると、そこはもう完全なリラックス空間。
おすすめです。
足湯バケツや精油はネットで購入可能。
●腹巻やレッグウォーマーは必須アイテム
腹巻やレッグウォーマーは絶対に欠かせません。
あるとないとでは体感温度に雲泥の差が出ます。
冷えに関する4つのツボ、三陰交・太谿・解谿・申脈を温めると効果抜群。
そのためにもレッグウォーマーは必須アイテムです!
こちらのシルクのレッグウォーマーは楽天ランキングナンバー1!
肌に直接当たる内側はシルク、そして外側は遠赤外線糸をしており、つけるだけで足元ポカポカになります。
カラーバリエーションが9種類ある上に男女兼用なので、男性の方もぜひどうぞ。
●日中でも湯たんぽを使う
アメリカで湯たんぽは “Hot water bottle”とか “Japanese hot water bottle” または “Yutampo”と呼ばれたりもしています。
湯たんぽというと就寝時に足元に置いて足を温める目的でしか使っていない人も多いと思います。
ですが、私は日中座り仕事をしている間も使っています。
膝に乗せたり、お腹の中に入れたり。
湯たんぽは子供の頃から使っているアイテムなので、馴染みがありますし気軽に使うことができます。
ただ、低温やけどにはお気をつけください。
ちなみに写真の湯たんぽはわざわざ日本のショッピングサイトで取り寄せ購入したものです。
同じところで買ったのかどうなのか、アメリカではこれと同じ湯たんぽを持っている人が異様に多いので面白いですが、一つ難点を挙げるとすると素材が硬いということ。
ネットで柔らかくて軽いと評判の湯たんぽを見つけたので載せておきます。
ドイツ製の湯たんぽと、日本製の湯たんぽカバーという組み合わせで販売しているこちらの湯たんぽですが、機能が素晴らしいです。
私も以前このタイプの湯たんぽを使っていましたが、素材が柔らかいので座っている時に、椅子と背中の間に入れておくととても温かかったです。
このタイプの湯たんぽは、
湯たんぽだけでなく水枕としても使用可能。
●-30℃対応防寒着を着込む(冷凍庫作業にも)
古くなって写真はお見せできないのですが、冷凍作業OKの防寒着を着るだけで体感温度がぐんと上がります。
動きやすいし、動いてもシャカシャカ音がしないし、何より驚くほど温かいのです。
部屋の中を動き回ると暑く感じるほどなので極度の寒がりの方や、野外のイベントによく行く方などにおすすめ!
釣りをする人やバイク乗りの方にも人気の商品なんだとか。
寝る時は脱いでください。以前、これを着たまま寝たら大汗かいていました・・・。
●家事をする間はムートンのスリッパ着用
足湯も湯たんぽも良いのですが、調理をしたり掃除をしたりと歩き回る時には無用の長物となってしまいます。
そんな時にはムートンのスリッパが大変重宝します。
ふかふかで温かな毛足が冷え切った足元をやさしく包んでくれます。
普通のスリッパではニューヨークの冬は耐えられませんが、ムートンならどうにか持ちこたえられます。
●1足欲しい!歩ける足湯たんぽ
私がすごく気になっている商品がこちら。
「足用湯たんぽ」、「足湯ブーツ」などと呼ばれている商品です。
随分前に機内誌で紹介されていてずーっと欲しいと思っている商品です。
断熱性の高いウェットスーツ素材で作られているというこの足湯ブーツは、湯たんぽのようにお湯を注ぐだけで使える優れもの。
湯たんぽ×ブーツという発想がすごいですよね。
室温やお湯の量によりますが、部屋の中での使用だと2時間~5時間温かさが持つようです。
(布団の中での使用だと5時間~9時間)
これだと朝1の台所での調理なども快適にできそうですよね。
実際に購入したらレポします。
暖房による乾燥が苦手な人におすすめアイテム!まとめ
肌の乾燥を防ぎたいからって暖房を利用しないなんて信じられない!とよく言われます。
自分でもそう思うのですが、目が乾燥すると開けていても閉じていても痛いという痛み地獄なので、それなら暖房無しで過ごす方が自分としては楽なのです。
でも、座り作業の時は足湯をしたり、湯たんぽを抱え込んだりすると温かく過ごせますし、あまりに体が冷えてくるとヨガやエクササイズを30分以上行い体の内側から温めるようにすると、風邪をひくこともなくどうにか過ごせています。
またオーブンを使った料理を頻繁に作ると部屋中ポカポカ+とってもいい香りでハッピーなひと時を過ごすことができますよ。
私は元々極度の冷え性なので暖房無しはさすがにまずいと思っていましたが、体を内側(温かい食べ物や飲み物、運動)と外側(あったかアイテム)の両方から温めるようにすると極寒の地ニューヨークでもどうにか過ごせるということがわかりました。
もちろん、
・1日1回は温かい湯舟に浸かる
・保温下着着用
・ショウガを積極的に摂る
・時には養命酒を飲む
など、冷え性を悪化させないように細心の注意を払っていますので、皆さんも無理はしないようにしてください。
以上、ニューヨークで冬を乗り切る方法でした!
コメント