自由で個性的!ニューヨークに住んで良かったこと5つ

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文化(アメリカ・NYC)

こんにちは、オリビアです。
 

ニューヨーク在住の私ですが、ニューヨークって本当に面白い街だと思います。

街中にアートが溢れていて、公園や路上や地下鉄の中ではミュージシャンやダンサーが自分たちの腕前を披露し、それを見守る周囲の人間。

でも街は汚く、ゴチャゴチャしているし、大きなネズミもいる。

人も個性的なタイプがとても多く、自分を持ってなければ置いてけぼりにされそうな空気があります。

 

嫌なことも色々あるけれど、今回はニューヨークに住んでいて良かったなと思うことをまとめてみました。

 

NYは自由!人と違って当たり前、出る杭は打たれない

日本では他人と違うことをすると、良くも悪くも目立ちます。

固定観念のようなものが多く存在し、日本にいた頃は息苦しさを感じることがありました。

 

でもニューヨークは本当に自由です。

街に出れば、動画のライブ配信をしている様子の人もよく見かけますし、映画の撮影現場にも出くわすこともあります。

町中で激しく怒鳴り合いの喧嘩をしている夫婦や、酔っぱらってその辺りで嘔吐している人、1人で大声でわめいている人などもいます。

 

他にも、着飾って色んなポーズを決めながらインスタ用(?)の写真撮影をしている女の子たちや、接客の合間に地面に頭をつけてお祈りを捧げているイスラム教徒の露天商、パーティーにでも行くのかドレスアップしてリムジンから降りて来るゴージャス夫婦がいると思えば、海賊版のDVDや偽物のブランド品を売り歩いている人がいたり・・・・・。

 

本当ーーに色んな人がいるのがニューヨークです。

 

でも、どんなことをしようとニューヨークという独特な街の雰囲気に溶け込んでしまい、目立つことはありません。

街の人々もまったく気にしません。(観光客はびっくりするのかもしれませんが)

私はこういう雰囲気がとても好きです。

ニューヨークでいると勇気さえあればなんでもできる、そんな気さえ起きて来るのです。

 

 

ニューヨークは楽しいイベントが盛りだくさん

ニューヨークに住むようになって、イベントに参加する機会が増えました。

 

世界各国のお祭りや、ショーやらアートイベント、フードマーケットに無料のクラシックコンサート、ミュージカルやオペラのイベント、無料のヨガクラスや映画や劇の上映会、無料カヤック体験などニューヨークは本当にいつもいろんなイベントが開催されています。

 

こういったイベントは夏場が多いのですが、毎週何のイベントを優先させるべきか悩んでしまうほどです。

 

ニューヨークではいつもどこかでイベントが行われているので、全米どの地域もこういう感じなのかと思っていましたが、大都会に限られるようです。

 

他州の友人が遊びに来た時にたまたま近くでストリートフェアをやっていたのですが、彼女は「何事?!」と驚いていました 笑

 

そういえばジャパンデーというイベントもあり、その日はセントラルパークで無料のスナック菓子やお好み焼き、おにぎり、お茶などが配られます。2018年のジャパンデーにはピース綾部さんやパフィーが参加していました。

普段ニューヨークに住んでいても日本人と遭遇することはそれほどないのですが、この日ばかりはたくさんの日本人を見かけました。和太鼓のパフォーマンスなどは日本人だけじゃなく、外国人にも大人気でしたよ。

 

後、クリスマスやハロウィンも無条件にすごく盛り上がります。

性別年齢問わず、みんなが全力で楽しむところがいいですね。

 

世界の中心NY! 世界中の色々な料理が食べられる

ニューヨークは世界中の移民が集まっている街です。

つまり世界中の移民たちが持ち寄った味がここニューヨークで味わうことができます。

 

私の近所にはイタリアンや中華などの日本でもお馴染みのレストラン以外にも、ギリシャ料理店、エジプト料理店、メキシコ料理店、スロバキア料理店があります。

他にも、

ジャマイカ料理、ボリビア料理、ウクライナ料理、チリ料理、チベット料理、ネパール料理、トルコ料理、ポルトガル料理、アルゼンチン料理、ウルグアイ料理、ミャンマー料理など、

日本にいた時にはあまり馴染みがなかった国の料理を食べる機会が多くなり、随分舌が肥えました。

 

 
 
レストランだけでなく、スーパーで売られている食材も多国籍なので、自宅での料理も幅が広がります。

 

他人に干渉しない!自治会などの地域行事もない

私がニューヨークを好きな理由の1つが、自治会がないということです。

日本の地方都市に住んでいた時は年4回の清掃活動に、地域全体での避難訓練、夏まつりに秋祭り、町内運動会、集会やゴミの掃除当番など、地域の行事が年がら年中ありました。

仕事や趣味、家族との交流で大忙しなのにそれ以外の地域の行事に出なければいけないのはとても負担でした。何より、行事の度にされる詮索や、聞こえてくる噂話は煩わしかったです。

 

でも、ニューヨークではそれが一切ありません。

忙しい人が多いし、皆出身も母国語も文化も違う人ばかりです。

職場や学校で毎日長時間同じ空間で過ごす間柄であればそれなりに会話もしますが、近所レベルでは本当に挨拶程度でそれ以上の詮索や干渉はありません。

地域行事も一切ないので、渡米してからは清掃行事も集会も回覧板も無縁になりました。

この距離感がほどよく、私にはとても居心地が良いです。

 

 

ニューヨーカーのファッションがおもしろい

個性的な人で溢れかえっているニューヨーク。

道行く人々のファッションを見ているだけでも楽しいし、勉強になります。

 

人種のるつぼのニューヨークでは民族衣装を着て歩いている人たちがたくさんいます。インドのサリー、イスラム教のアバヤ、アフリカや南米のカラフルな民族衣装・・・今では見慣れた光景ですが、初めて見かけた時は珍しくて思わず見とれてしまいました。

 

普通の洋服では、春や秋は素敵なスカーフをファッションに取り入れている人をよく見かけます。色柄も巻き方も人それぞれ、しかし皆スカーフのアレンジがとても上手です。ラフに巻いていてもとてもオシャレなので、一目でファッション上級者なんだとわかります。男性もまた、帽子やカバンなどの小物を効果的に使っている人が割と多い気がします。

 

夏場は皆アクティブになるのでアスレジャースタイルの人がとても多いです。アスレジャーとはアスレチックathleticとレジャーleisureを組み合わせた言葉で、簡単に言うとオシャレ系ヨガウェアのようなものです。(こちらでのヨガウェアはゆったりしたタイプではなくタンクトップにぴったりしたヨガパンツの組み合わせがとても多いです)

日本ではアスレジャーのような体にフィットしたウェアで街をウロウロしている人はあまりいないのかもしれませんが、ニューヨークでは(というかアメリカでは)夏の定番ファッションです。

ヨガやランなどの後にそのままの格好で電車に乗ったり、カフェでランチを食べたり、スーパーや図書館に寄ったりします。

 

冬場のニューヨークは気温が低い日にはマイナス18度ぐらいになります。本当に寒いので帽子、マフラー、コート、手袋、パンツ、ブーツスタイルが基本です。色は黒っぽいファッションで身を固める人が多いのですが、それでもそれぞれに個性が出ています。

特にホリデーシーズンは少々寒くても頑張ってオシャレしている人も多く、見ているだけで楽しいです。

101匹わんちゃんの中に出て来るクルエラのような恰好をしているご婦人も時々目にしますし、シルクハットに黒いロングコート姿の紳士を見かけたこともあります。その男性の年齢は恐らく75歳ぐらいだったと思うのですが姿勢がとても良く、ニューヨークの群衆の中でも目立っていたのを覚えています。

 

 

もちろん、正反対の人もたくさんいます。

毛玉だらけのフリースに下はパジャマ、布製のナップサックを背負っていて、ファッションにはまったく興味がないんだろうなという人たちも少なくはないのですが、それもまた悪目立ちすることはありません。

 

この街では、どんな格好をしていても目立ちすぎることはありません。

良くも悪くも埋もれてしまいます。

 

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いかがでしたでしょうか。

ニューヨークはパワフルでエキサイティングで面白い街です。

そういえば先週末は25年ぶりに銃撃事件が起こらなかったとニュースに載っていました(;’∀’) 週明け月曜日にはさっそく銃撃事件があったので記録は伸びなかったようです・・・。

刺激もあり、危険もあり、たまーに癒しもあり、疲れることも多いけどなんだかんだ好きな街です。

平凡な毎日に飽きたあなたはぜひニューヨークへ♪

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