アメリカ人のオーラルケアグッズ紹介!マウスウォッシュに歯ブラシにフロスなど

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文化(アメリカ・NYC)

私が子供の頃からアメリカ人はデンタルケアに関する意識が高いという話は聞いていましたが、
実際にアメリカに住むようになり、薬局等で見かけるデンタルケアグッズの多さにびっくりしました。
 
 
アメリカはデンタルケアグッズの量も種類も非常に豊富なんです。
 
 
なぜアメリカ人がここまでオーラルケアに命をかけるかと言うと、虫歯を一本作れば治療に10万円ほどかかるというアメリカの事情も深く関係してそうですが、虫歯だけでなく歯列や歯の色に気を使ったりと歯全般に関する意識は非常に高いといえるでしょう。
 
今回はアメリカのオーラルケアについてお話していこうと思います。
 
 

アメリカのドラッグストアには様々なデンタルケアグッズがズラリ


 
こちら、近所のWalgreens(ドラッグストア)のオーラルケアコーナーです。
色んなメーカーの、色んな歯ブラシがずらーっと並んでいます。
 
初めてドラッグストアに行った時にはびっくりしました。
 
だってデンタルケアグッズだけに陳列棚1列分使っているのですから。
(一番上の写真がその様子です。)
 
後ほどゆっくり、詳しく見ていきましょう。
 
 

アメリカ人はあまり歯医者に行かないって本当?アメリカの歯科医院の様子


 
アメリカ人だって歯の具合が悪くなれば歯医者に行きます。
でも、アメリカで病院(歯医者含む)にかかるとべらぼうに高いんですよね・・・(-_-;)
 
虫歯一本に10万円ほどというのはよく聞く話ですが、やはりそれほどの金額をポンポン払えるかというと、そうでない人も大勢います。
最近は多少状況が変わってきていますが、保険に入ってない人も大勢いましたしね。
 
そんな状態で歯医者に駆け込んで、請求金額が10万とか20万とかだったら卒倒しますよね。

 
 
私自身はまだアメリカで歯医者にかかったことはないのですが、アメリカ国籍のパートナーの付き添いでくっついて行ったことはあります。
 

 
 
夫の勤め先が加入している保険会社のネットワーク内の歯科医を検索した結果、口コミで評判の良さそうなところに行くことに決まりました。
(口コミはチェックした方がいいです。「ここはヤブ医者なので行かない方がいい」などという意見は知っておくべき・・・)
 
私たちが選んだのはニューヨーク、クイーンズ地区の歯科医院で、女医さんです。
(写真の歯科はたまたま街で見つけた場所なので私たちが行ったところではありません (*´∀`*)
 
 
小売店が立ち並ぶ一角にあるその歯医者さんは、入り口が施錠されていて、チャイムを押して中から開けてもらわなければ入れない仕組みになっています。
日本と違ってニューヨークは何かと物騒なので仕方がないですが、ちょっとびっくりしました。
 
 
待合室は多くの人でいっぱいでした。
 
 
私はただの付き添いだったので患者でもないのに椅子を一席分占領してしまったら悪いので外で待っていようかな、などと思っていたのですが、なんと待合室にいた人々の半数ぐらいが付き添いでした 笑
家族の付き添い(大人)だったり、友人同士(大人)だったりと関係はそれぞれでしたが、付き添いの多いこと!
 
日本の歯医者さんで見かける付き添いなんて、子供と来ている保護者か、高齢の親に付き添っている中年の子供か、ぐらいなものだったのでそんなところでも文化の違いを垣間見ることができました。
 
 
 
ちなみに、口コミで高評価がついていた人気の歯科医院だけあって、客足(患者足?)は途絶えませんでした。
あの空間だけ見ていると、「アメリカ人は歯医者に行かない」というわけではない感じでした。
 
 
 
ちなみに、私のパートナーが歯医者にかかった理由は虫歯ではなく突然頬が腫れたからだったのですが、何やら治療のために計4~5回は通わなくてはなりませんでした。
 
保険会社のネットワーク内の歯科医院でしたが、治療費は日本円で約12万ぐらいでした。(高いですよね~)
 
 
私は治療中の様子などは見えませんでしたが、パートナー曰く、女医さんとアシスタントの相性が悪かったのかすごくピリピリしていた、とのことです 笑
 
 


 

アメリカではやっぱりセルフケアが一般的! デンタルケアグッズのマニア必見


 
虫歯を作って、高いお金を払わなければならないぐらいなら日頃からきちんとケアをして虫歯にならないように努めようというのがアメリカ人の考えです。
 
そうそう、アメリカの薬局では虫歯の治療キットなども売られています。
 
“Toothache kit”と呼ばれるものでCVSなどに行けばあります。
本当なら歯科医院できちんと処置してもらうのが良いでしょうが、もしホリデーシーズンなどで歯科が休みの時は応急処置としてこういったものを使ってみるのも有りなのかもしれません・・・・・(-_-;) 私は勇気がないですが。
 
 
 
それでは、アメリカの薬局のデンタルケアコーナーをいくつかご覧いただきましょう。
まずは定番、歯ブラシのコーナーから。
 

アメリカの薬局!歯ブラシコーナー

こちらは先ほどもちらりとご覧いただいた歯ブラシコーナーです。
 
 

 
日本のものは半透明で繊細な作りの歯ブラシなども多いですが、こちらアメリカのものはグリップ部分などもがっちりしていて、比較的カラフルなものが多い印象。
 
 
 
 

そして、ブラシ部分は総じて長めのものが多いです。ちょっと馬用歯ブラシっぽいですよね。
 
 
 
 
 

アメリカの薬局!マウスウォッシュコーナー

 
こちらたくさん並んでいるListerine(リステリン)というマウスウォッシュですが、
これはアメリカでは一家に一本は必ずある超超定番商品です。
(もちろん我が家にもあります)
 

 
元々は消毒液として怪我の治療などに使用されていたものが、後に口腔内の殺菌によく効くことがわかり1895年、液体歯磨きとして歯科医院向けに販売を開始したんだとか。
その後は一般向けに販売も始まり、今ではアメリカのデンタルケアグッズとして欠かせない存在となっています。
 

 
最近は日本でも売られているようで、私も一時帰国中に日本滞在用としてリステリンを買いました。
日常使いはもちろんのこと、出張や不規則な仕事で毎食後歯磨きをできない場合にも役立ちます。
 
 
 
 
 

こちらは子供用のマウスウォッシュです。
もちろん私は使用したことがないのですが、めちゃめちゃ甘く、変な味という噂・・・。
 
ちなみにこれはアメリカ人の感想です。彼らが甘すぎると思うマウスウォッシュって日本人が使ったらどうなるんだろう・・・?
 
 
 
 

アメリカの薬局!デンタルフロスコーナー


これらはデンタルフロス的な商品のコーナー。
 
私は日本で使用していたフロスを引っ越しの際に持って来ており、「アメリカのものなんか使わないもんねーーーーー!!!」なんて思っていたのですが、持参したものを切らしてしまった3年前からここニューヨークで購入したものを使っております。
 
使い心地、普通に(・∀・)イイ!!
 
 
あ、そうだ。
アメリカでフロスを買おうと思っている人に、1つ忠告せねばなりません。
デンタルフロスとは別に「デンタルテープ」なるものが存在します。(日本にもあるかな)
 
デンタルテープは、フロスよりも幅が広く、厚みもあります。
例えるならフロスがそうめんで、テープがきしめん、という感じでしょうか。
 
 
数か月前、使っていたフロスが終わったので薬局でまた同じものを購入しました。
 
その夜、早速使おうとしたのですが・・・
 
 

(。´・ω・)ん?なにか形状が違う。幅が広い・・・。
 
 
でもま、いっか!!!ということで使ってみました。
 
 
 

ぎゃあああああああああああ!!!!!


 
 
 
幅が広めなのは良いとしても、フロスよりも厚みがあるため歯間に入れる度、歯と歯の隙間が広がっていくような感覚が!!
 
 
これを使い続けると所謂すきっ歯になりそうなので即中断しました。実際はそんなことないんでしょうけど。
 
 
というわけで、たった一度の使用でそのデンタルテープとはサヨナラし、また新たにフロスを買いに行く羽目に。
私が購入したのはG・U・Mのものだったのですが見た目がすごく似ているので買う時に注意してくださいね。
 
 
 
 

アメリカの薬局!歯間ブラシコーナー

 
さて、気を取り直してデンタルケアグッズの紹介に戻りましょう。
こちらは歯間ブラシですね。充実しています。
 
 
 
 

 
この中央にある水色の輪っかみたいなやつ、何?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
 
こちらもフロスのようなものです。輪っかの部分を歯に引っ掛けて両側から歯垢を削ぎ取ります。
食べカスがきちんと除去されずに残ったままになるといずれは虫歯を招きます。
 
高額医療費に戦々恐々としているアメリカ人は歯磨き、フロス、マウスウォッシュは日常的にやっています。
 
 
 
 

アメリカの薬局!口臭ケアに痛み止め・・・


 
上段の商品は口臭ケアアイテム。
デンタルケアの定番中の定番、リステリンの商品ですがアメリカ人の間でも好き嫌いがはっきりわかれる商品です。
 
 
 
 

 
こちら、痛み止めです。
日本にもこういった商品はありましたっけ?全然記憶にありましぇん。
 
 
 
 

 
オーラルケアLOVEの私としては、これらの商品を全部使ってみたいところです。
 
 
 
 

アメリカの歯科医推薦のホワイトニング歯磨き粉は?


 
これ、すべて歯磨き粉です。
多すぎやしませんか?
 
 
アメリカのホワイトニング効果のある歯磨き粉は日本人にも大人気で、アメリカに行く度大量に購入するという人もいるようですね。
ちなみに、ホワイトニングで人気のある商品はこちら。
買い物ページに飛べます。

 

 
Crest(クレスト)もColgate(コルゲート)もオーラルケアに詳しい日本人にはお馴染みのメーカーですよね。
中でもこの2つはアメリカの歯科医師が勧めるホワイトニング歯磨き粉として知られています。
歯を白くしたい方は試してみてください。(私もずっと使っていました!)
 
 
 
 

現在私が使用しているのは上段にあるTom’s of Maineの歯磨き粉を使用しています。歯に優しくてお気に入りです。
 
 

これです。
 
 
 
 

 
こちらはホワイトニングケアアイテムと電動歯ブラシです。
 
アメリカ人は白い歯が大好きですよね。
私自身、日本で住んでいた頃に歯科医院でホワイトニングはしましたが、それでも渡米後人々の歯があまりに白いので「自分の歯が黄ばんで見えるんじゃないか・・・」とちょっと心配してしまいましたもん。
 
でも人種によって歯の色は異なるらしいので、(アジア人は白人に比べて歯の色が黄色い)あまり執拗にホワイトニングにこだわらなくてもいいのかな、とも思ったり。
 
 

 

 
では最後に、2つのドラッグストアのデンタルケアコーナーの全貌をご覧いただきましょう。
 

こちらはCVS。
 
 
 
 

こちらがWalgreens。相変わらず床にはゴミが落ちてますねー。安定の光景。
 
 
 
 
長々書いて来ましたが、いかがでしたか?
 
日本では歯科医院にかかってもそれほど高額請求されるわけではないので日頃の歯磨きもただなんとなくしている人が多いと思いますが、
アメリカではかなり真剣です。
 
アメリカ留学中の日本人なんて、アメリカ滞在中に虫歯になったら現地で治療をせずに日本に飛んで帰る人がいるという話を時々聞きます。
 
そういう私もアメリカ在住なので、絶対に虫歯を作らないように日々のケアを怠ることなく真面目にやっています。
また、良さそうな商品があればご紹介しますね。
 
最後までお付き合いいただきありがとうございました!(*´∀`*)

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