テニスの大坂ナオミ選手がサーシャ・バインコーチとの関係を解消したそうですね。
コーチへ感謝の気持ちをツイートした大坂選手に対し、サーシャコーチが返信したとのことですが、
その文章について友人(日本人の)から質問がありました。
「nothing but~の使い方がよく分からない」と。
そこで今日は、英語での日常会話ではよく使う “nothing but~” について軽く書いてみようと思います。
nothing but~ の使い方について
今日日本人の友人と通話アプリで話していたら、テニスの大坂選手とバイン氏の話になりました。
友人によるとバイン氏からの返信文(英文)が日本のメディアで「何も言うことはないけれど~~」のように訳されて報じられていたんだとか。
友人は英語を勉強しているので、この訳し方は変だと思ったらしく、私に聞いてみようと思ったとのことです。
(その話を聞いて私も日本のネットニュースを見てみたのですが、確かに「何も言うことはないけど、ベストであってほしい」と訳されていました。その数時間後には日本語訳の文が変わっていましたけど。)
こちらがバインコーチの返信文の一部です。
大体の意味を日本語にすると、
「僕も、あなたの幸せを願っているよ。」
という感じですが・・・、
この “nothing but~”は “only”と同じ意味合いでよく使われます。
実は中学時代英語の授業をろくに聞いていなかった私、やはり “nothing but~”の用法がわからずネイティブスピーカーの友人に聞いたことがありました。
すると “Nothing other than”なんだと言われました。
Nothing other thanというと、「~以外何もない」「~(する)だけだ」という意味ですよね。
つまり、今回の場合ですと「あなたのベストだけ願っている」「あなたの幸せ以外願っていない」という感じのニュアンスになるでしょうか。
“nothing but~”はこうやって使う!使用例
使い慣れてないとちょっと厄介に思うかもしれませんが、慣れるととても簡単です。
I eat nothing but “Natto”.
私は納豆しか食べない。
She does nothing but talk about her boyfriend.
彼女は彼氏のことしか話さない。
They do nothing but laugh.
彼らは笑ってばかりいる。
ついでに “anything but~” の使い方も覚えよう
“anything but~”は~以外○○という意味です。
この説明ではイミフかもしれませんので例文をご覧ください。
I don’t need anything but Natto.
私は納豆以外何もいらない。
I can eat anything but eggs.
私は卵だけは食べられない。
I will do anything but that.
それ以外のことなら何でもやるよ。
有名人に学ぶ英語表現 まとめ!
いかがでしたか?
“nothing but~”も”anything but~”も、日常会話ではよく使うのでぜひ口からするする出て来るようになるまで練習してみてください。
(私も過去にたくさん練習しました)
練習すると、頭の中であれこれ考えなくてもサラリと出るようになります。
政治家にせよ、俳優にせよスポーツ選手にせよ、最近はSNSで生の言葉を目にする機会が多くなりましたよね。
英語表現で「(。´・ω・)ん?」と思った時はぜひ調べてたくさん例文を作ってみてください。
すると生きた英語表現を学ぶことができます(*´∀`*)
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