Scent of a Woman [Blu-ray] [Import]
良い映画が観たい方、とりあえずこの「セント・オブ・ウーマン」を見てください。
簡単に説明すると、目の見えない退役軍人と名門校に通う優等生の話なのですが、ストーリーも、演技も、音楽も、何もかも良かったです。
実は私、恥ずかしながらアル・パチーノの出演している映画を観たのは初めてだったのですが、めちゃくちゃ引き込まれました。
演技力がすごい!
(ゴッドファーザーはチラッと観ただけなので)
ではあらすじをどうぞ!
キャストと「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」の簡単なあらすじ
邦題は「セント・オブ・ウーマン 夢の香り」だがオリジナルの題名は “Scent of a woman” である。
★キャスト★
アル・パチーノ
クリス・オドネル
ジェームズ・レブホーン
ガブリエル・アンウォー
★あらすじ★
チャーリーはアメリカ、ボストンの名門校に奨学金で入った苦学生。
周りの裕福な家庭出身の級友たちと違い、チャーリーは感謝祭のホリデーにアルバイトをすることになった。
クリスマスを故郷のオレゴンで過ごすための旅費を稼ぐためだ。
そのアルバイトとは、姪一家との旅行を拒否し、家に残る退役軍人フランク・スレードの世話をすることだ。
フランク・スレードは目が見えず、”Sir”と呼ばれたり、たくさんの質問をされたり、席を立つ時に介助されるのを嫌うとても気難しい男性。
口が悪く、初めてやってきたチャーリーを追い出してしまう。
それでもフランクの姪に説得され、アルバイトを引き受けることになったフランク。
感謝祭の前日、チャーリーは同級生たちが校長の愛車(ジャガー)にイタズラをするのを目撃してしまう。
激怒した校長は犯人の名前を明かすのであればハーバード大学の推薦状を書くが、言わないのであれば退学させると迫られる。
感謝祭後に回答を要求すると言われ、頭の痛い問題に巻き込まれたまま感謝祭休暇に入ったチャーリー。
フランクは、休暇に入り姪一家が旅行に出かけた途端、チャーリーを連れてニューヨークへ行く。
ファーストクラスに乗り、ジャックダニエルを飲み、ウォルドルフ・アストリアホテルに泊まる。
リムジンをチャーターし、高級レストランに向かう中、フランクはチャーリーが重い空気を背負っていることに気付く。
フランクに問われたチャーリーは学校でのトラブルを少し話す。
高級レストランに着くと、チャーリーは「計画を手伝え」と話す。
フランクはニューヨークで豪遊を始める。
スーツを仕立てて、美しい女性とタンゴを踊り、夜は上等の女性と過ごす。
最初は戸惑っていたチャーリーだったが、フランクと過ごすうちにフランクが抱えている孤独を理解し、打ち解けていくのを感じる。
旅行が終わりに近づき、フランクは「計画」を遂行しようとする。
しかしチャーリーが必死で止め、思いとどまらせる。
二人は充実した気持ちで帰途につくのだった。
感謝祭のホリデーが終わり、チャーリーを気が重くなる問題が待っていた。
全校生徒の前で窮地に立たされるチャーリーの前に、別れたはずのフランクが現れ見事チャーリーを救ったのだった。
個人的に好きだったシーン
・フランクが姪の連絡先を書いた紙を食べてしまったシーン
・美女とタンゴを踊るシーン
・無茶な運転をするシーン
・フランクが演説するシーン
フランクが紙を食べるシーン(ヤギか!)は私の個人的な好みですが、
残りの3つは、この映画を観た殆どの人の印象に残るシーンだったのではないでしょうか。
フランクは色々と気難しく問題も多いが、魅力もいっぱいの人間。
香水の香りで女性の名前やら体型やらを言い当てるという、類い稀なる才能の持ち主です。
アル・パチーノが演じるフランクと、純粋で心優しい優等生のチャーリーの2人のコンビが素晴らしく、目が離せませんでした。
また、昔のニューヨークの景色に目が釘付けになります。
特に、開発前のDumboの辺りが出て来るのでブルックリン好きの方必見。
正直、見始めた時はこんなに良い映画だとは思いませんでした。
フランクの無茶苦茶な言動に苦笑したり、ハラハラしたり、ちょっとほっこりしたり、涙が出たり。
特に、無茶ばかりするフランクがとても魅力的でした。
まだ観た事のないあなたは、ぜひ見てみてください!!
この映画の英語
この映画に出て来る登場人物の英語についてですが、皆そこそこわかりやすい話し方をしていると思います。
主人公のフランクの英語もとても聞き取りやすいのですが、気難しい性格の役柄のため、わかりにくい表現を使うことがあります。
また、フランクに関しては非常に口が悪いので、彼のセリフで英語を学ぶのはオススメできません(;’∀’)
セリフから英語を学びたいと考えているあなたは、ぜひ好青年チャーリーの英語をマネてみてくださいね。
ちょっと、真似する相手を選ぶ映画ではあるのですが、聞き取りやすい話し方の人が多いのでリスニングには役立ちます。
(後ほど英語表現追加しますね)
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