私の夫(アメリカ人)はホラー映画が好きです。
ついでに言うと、私の兄もホラー好き。
おかげさんで、私も無理やりホラー映画を見せられることがしばしば。
特に今は夏なので、盛り上がるんですよね~。
「怪談=夏」は日本特有のもの?
私が子供の頃は「夏といえば怪談」という感じで、夏休み頃になるとジャパニーズホラー映画が公開されたり、TVで心霊特集などが組まれたりしていました。
それを震えながら見たせいで、夜1人でトイレに行けない!ということが多々あったんですよねーー。
兄や従兄弟たちと集まってホラー映画みたりしてたなー。懐かしい。
だから今でも夏になると幽霊系の映画が見たくなったりするんですが、どうやらこの感覚は日本特有のものだった?!ことが判明。
アメリカに来てから、夫や友達に「夏だし、ホラー見たくなるよね」という話題を振ると、「うん?そう?」みたいな反応だったんです。なんだか嚙み合わないなと思っていたのですが、どうやらアメリカには「夏=怪談」の概念がない・・・・・?
友達が言うには、「ホラー映画を見たくなる季節は、強いていえば秋かな。ハロウィーンの季節。」とのこと。
というわけで、夏に怪談で盛り上がるのは日本だけなのかもしれません。
(詳しくは知らんけど)
ホラー映画!日米の違いは?
夏以外はわざわざホラーなんて見たくない私ですが、ホラー好きの夫にそそのかされてたまに見ています。
好き好きもあると思うんですが、個人的な怖さ具合は日本の方が上だと思うんですよね。
なんていうか、アメリカのホラーは大きな音や派手な演出など、視聴者を驚かせるための仕掛けが多いイメージ。
カメラワークからも、「あ、そろそろ来るかな・・・」と心の準備をしたところで恐ろしいサウンドと共に血まみれの顔が大写しになったり。
背筋がゾッとするよりは、キャーキャー叫んでその場から逃げ出したくなるような感じ。
でも後を引く恐さではないため、夜になっても忘れてぐっすり眠れるんです。
一方日本のホラーは、派手な演出もあるものの、基本的に背筋がひんやりするような演出が多め。
一見普通の情景でも、景色の一部に不可解なものが映り込んでいたり・・・。
主張しすぎない程度にひっそりと佇んでる幽霊の姿にヒンヤリとした恐怖を感じたりするんですよね。
そして、ジャパニーズホラーは後を引く恐さなので、思い出してしまうと夜が眠れないんですよ。
そんなわけで私の中ではジャパニーズホラーの方が恐いです。
しかーし。
夫がジャパニーズホラーを見ていてもあまり反応しないことがあり、疑問に思っていたんです。
そしたら衝撃的な事実が判明・・・。
アメリカ人の夫が日本のホラー映画を怖がらなかった理由が判明
「ジャパニーズホラーが好き」と豪語しているアメリカ人夫ですが、なぜ日本のホラー映画を見てもあまり反応しないことがありました。
最初はなぜだろうと思っていたのですが、ある日「犬鳴村」を見ていた時に途中で理由が判明しました。
なんと・・・画面の隅っこにひっそりと映っていた恐ろしい幽霊の存在に気付いていなかっただけなのでした。笑
そりゃ無反応なはずだわ。
アメリカのホラーの多くは、派手な演出と大きな音でダイレクトに驚かせる系の作品が多いし、そういうのに慣れていたらジャパニーズホラーのヒッソリしっとり系の演出はわかりにくいかもしれないですね汗
それが判明してからというもの、夫が気付かないであろう形でお化けが登場しているシーンでは逐一「あ、今の見た?」と報告するように。地道なトレーニング(?)の結果、夫は日本流の演出にもついていけるようになりました。
というわけで、もし「ジャパニーズホラーなんてチョロいわ!全然怖くないね」と言っている外国人がいたら、もしかしたらその人は日本流の演出に気付いてないだけなのかもしれません。
おすすめアメリカホラー映画
夫と見た色々なアメリカのホラー映画をいくつか紹介しますね。
怖すぎる映画が苦手な私でも大丈夫だったので、アメリカのホラー映画に興味がある方は見てみてはいかがですか?
死霊館
死霊館(字幕版)
最近見たアメリカホラーの定番「死霊館」。
幽霊というより、悪魔祓いだとか魔女だとか、いかにもアメリカといった内容です。
ネタバレは避けますが、一家のやさしいお母さんが憑りつかれてしまい、とんでもないことになってしまっていました。
実話を基にしているらしいです!
アメリカホラーらしい作品だったので、まだ観てない方はぜひ。
死霊館シリーズについて書いた記事もあり。
少女生贄
少女生贄 [DVD]
パッケージの「ンボボボボボォォ・・・」が笑えますが、中身はそこそこの怖さ。
アメリカはカンザス州のとある街に引っ越してきた一家と、町の人々のストーリーです。
アメリカの田舎の独特の雰囲気が怖かったです。
数年前、この映画を見た後にブルックリンのベーグル屋さんに行った思い出が・・・
ンボボボボォォというお化けは出て来ませんが、海外のホラーを見たことがないのであればまず見てみてください。
ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷
ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷 (字幕版)
ザ・グラッジ 死霊の棲む屋敷は2020年公開のアメリカ版呪怨。
これは、私の好きな俳優さん、ウィリアム・サドラーさんが出てるんですよ。
(私は全く気付かないまま見てたんだけど、夫が気付いた。)
ストーリー自体はアメリカホラーになっていて、本来の呪怨のおどろおどろしさなどはなかったです。
でも呪怨とはある程度切り離して「アメリカンホラー」として見ると楽しめました。
日本の呪怨が怖すぎるという人は、こちらの方がいいかも。
日米ホラー映画まとめ
今日は珍しく、ホラー映画について語ってみました。
私自身も、アメリカ生活の中でちょっと怖い体験をしたことがあるんです。
詳細こちら↓
いやーーでも怖かった。
アメリカでの恐怖体験に興味がある方はチェックしてみてね。
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