ニューヨークあるある!カルチャーショックを受けた事!地下鉄やゴミそしてワイルドな人々

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文化(アメリカ・NYC)

 

在米歴も少しずつ長くなってきて、渡米直後のようにいちいちカルチャーショックを受けることも少なくなってきました。

でも、今日は初心に戻って(?)ニューヨークに来た頃びっくりしたことについて書いてみようと思います。

 
お楽しみに。
 

NYあるある①地下鉄内にパフォーマーが現れる

ニューヨーク在住者じゃなくても、観光でNYを訪れて地下鉄に乗ったことがある方ならご存知かもしれませんね。
 

地下鉄内にパフォーマーが現れます。

 
地下鉄パフォーマンスと言っても内容は様々です。

頻繁に遭遇するのはダンサーですが、他にも歌を披露する人や、手品師、楽器の演奏など、色々います。

 

たまに「・・・・」なパフォーマンスもありますが、大体は上手な人が多いです。

 

ニューヨーク生まれニューヨーク育ちの私の友人たちは、パフォーマーに遭遇しても気にせずスマホを見ていたりしますが、私は今だに「今回は何かな?」と内心楽しみにしています。

 

 

NYあるある②路上にゴミが多い

ニューヨークは道路に落ちているゴミの量が半端ないです。

タバコの吸い殻、ティッシュ、ジュースの瓶、食べかけのりんご、お菓子の袋、新聞紙、ガム、紙類(?)など、ありとあらゆるものが落ちています。

 

落ちているだけでも嫌なのに、もっと困るのは強風に煽られてゴミたちが漫画みたいにグルグル回っていたりすることです!!

たまたま近くに居合わせると必ずと言っていいほど目にゴミが入るので困ります。

(しかしながらあんな光景、ニューヨークに来て初めて見ました!)

 

 

そして、今から気持ちの悪いことを書くので、お食事中の方はもちろん想像力豊かな方や、キモイのが苦手な方はこの部分スルーしてくださいね。

さあ、いきますよ!(しつこい笑)

 

「路上のゴミ」の中には誰かの嘔吐物(つまりゲロ)も含まれます 涙

私はもちろん、ニューヨーク在住の友人たちは歩いている途中にそういうものを発見しても無言で避ける術を身につけているのですが、よその都市から遊びに来た友人は気付かず踏みそうになって悲鳴をあげていました・・・。
事前に教えられなくてごめんよ友人。

皆さんもニューヨークに来たら念のためお気をつけください。

 

ちなみにその歓迎されない落とし物を一生懸命ついばんでいるハトを見かけることがありますが、なんともいえない気持ちになります・・・( ノД`)シクシク…

 



 

NYあるある③とにかくイベントが多い

ニューヨークに住んでいて良いなと思うことの一つに「イベントが多い」ということが挙げられます。

世界各国のお祭り(日本のJapan Dayもあります!量はちょっぴりですが、お好み焼きやおにぎり、ラーメンなどの日本食が無料でふるまわれたり、和太鼓やよさこい祭りなどのパフォーマンスを見ることができます)もありますし、オペラやミュージカルの無料上映や、映画上映会、ヨガイベントやアートイベントなど、いつもニューヨークのどこかで何かのイベントをやっているイメージです。

 

 
 
夏は週末ごとにどこかでサマーフェアがあり、たくさんのお店が出てとても賑やかです。

 

私の出身地である日本の地方都市はイベントらしいイベントがあまりなかったのでニューヨークに来て驚きました。「アメリカはこんなにイベントが開催されるんだ・・・」と。

でもそれはアメリカ全土ではなくニューヨークのような都会だけのようです。

先日、近州の友人がニューヨークに遊びに来た時に待ち合わせ場所の公園でイベントがあったのですが、「な・・・何事?今日特別な日だったっけ?」と驚いていました。

友人の地元ではそのような行事は一切ないらしいです。

 

NYあるある④他人から金銭を要求される

えげつないほど貧富の差が激しいニューヨーク。

子供の頃絵本で見たような「舞踏会に行く上流階級の女性」のようなドレスを着てリムジンで外出しているような人がいると思えば、食うに困る生活をしている人もいます。

 

そんなニューヨークでは、お金に困った人に直に声をかけられることは珍しいことではありません。

紙コップ片手に「エクスキューズミー?5ドルでいいからもらえませんか?」と丁寧に頼んでくる人や「お金くれ~~~」と、直球で要求してくる人、様々です。

地下鉄の駅や、ドラッグストアやファストフード店の出入り口付近ですれ違う人全員に声をかけている強者もいます。

 

地下鉄の中でも、大声で働けない理由を述べて、その後に紙コップを持って集金(!)に回っている人も・・・。

日本ではこういった光景は見たことがなかったので、初めて見た時は何が起こったのかと本当に驚きました。
 
 

NYあるある⑤お客様は神様という概念は無!店員の態度が結構ひどい

日本はクレーマー天国のようなところがありますが、アメリカではお客さんが偉いという考え方はありません。

「お客は神様」どころか、むしろ態度が悪い店員は多いです。
 

気分屋が多いニューヨークでは、イライラして商品を乱暴に扱う店員も時々いますし、そういう場合は会計が終わってもお礼を言われることはありません。

商品を受け取るときにこちらが “Thank you”と言っても知らん顔で “Next!”と次のお客を呼び込んでいたりします (;’∀’)

 

色んな人がいるので大体のことは忘れてしまうのですが、個人的に特にひどいなと思ったことが2回あります。

 
1つはスーパーマーケットで。

何か嫌なことがあったのか不機嫌そうな顔で、商品を投げるように扱っていた店員。
そのうち投げる力が強くなりすぎたのか、私が購入したパイナップルがカウンターに打ち付けられ、その勢いで床にゴロゴロと転がってしまいました。

日本だったらそんな場合(まずイライラしながら商品を投げつけることは滅多にないでしょうが)お詫びの言葉+商品の交換ぐらいしてくれそうなものですが、それどころか落としたパイナップルを無視したままレジ打ちを続けたのです。

一瞬私が拾いに行こうかとも思ったのですが、あまりに店員の態度が悪かったので行かずに静観することに。

すると隣のレジで袋詰めの手伝いをしていた店のスタッフが拾って持って来てくれました。

結局、謝罪も商品の交換もなく、最後まで不機嫌モードのまま対応されました。

 

 

もう一つは友人とバーガーショップに行った時のこと。

バーガーやチキンに加え、Lサイズのポテトを頼んだのに、イライラしながらオーダーをとっていたその店員は一番小さい袋に入れて持ってきました。
(Lサイズで既に支払い済み)。

「Lサイズでお願いしたんですけど」と友人が言うと、なんと店員は舌打ちし、そのポテトをゴミ箱に力いっぱい投げ捨ててからLサイズのカップに入れ直していました。

その後マッシュポテトを準備する際も、思い切り乱暴に冷蔵庫を開閉していました。

その上、予め頼んであったハニーマスタードを入れ忘れていたので友人がもう一度頼むと舌打ちしながら袋に投げ入れる始末・・・。

なんてヒステリックな。

ちなみにその友人はアメリカ人なのですが、これまでアメリカ国内の色んな地域を転々としている人で「ニューヨークは格別店員の対応が悪い」と言っていました。

 

すごく親切で機転の利いた対応をしてくれる店員さんがいる一方で、このようなひどい対応をしてくる店員もいるのがニューヨークです。

 

NYあるある⑥他人同士が喧嘩をしている

ニューヨークに来てから、赤の他人同士が突然喧嘩を始めるシーンに出くわすという、極めて稀な状況を既に何度も体験しています。

 
それも、今にも取っ組み合いになりそうな激しい喧嘩です。

日本にいたころは他人同士(しかも大人)があんな大喧嘩をするところなんてたったの一度でさえ見たことはありませんでした。

でも、こちらに来てから既に何度も遭遇しています。

 

バスの運転手と乗客の喧嘩だったり、地下鉄の中で乗客同士が揉め始めて怒鳴り合いに発展したり、混雑したところで他人同士がぶつかった際に謝らなかった相手に対して”Hey hey hey hey,,!!!”とわざわざ呼び止め、それが大喧嘩に繋がったり。

基本血の気多いです。
 

 

NYあるある⑦フレンドリーで親切な人も多い

ニューヨークは色んな人種の人で構成されている街で、それなりにトラブルも多いです。

でも、すごくフレンドリーで親切な人が多いのも事実です。

 

ある大雪の日のこと。

私はバスで出かける用事がありました。

固まった雪がついた靴で、たくさんの乗客が出入りするバス。

やはり滑りかける人もいて、ちょっと危ないなと思っていたのですが、自分が降車する際にバスが少し揺れたこともあり、段差をゆっくり降りていた私は思い切り足を滑らせ転んでしまいました。

すると、四方八方から「大丈夫?」「怪我はない?」と口々に心配してくれる声が・・・。

皆とても親切だし、フレンドリーだし、恥ずかしさから顔から火が出そうになっていた私は本当に救われた気持ちになりました。

この状況で誰も何も言ってくれなかったら恥ずかしくて寝込みますよね。

 

 

また、ニューヨーカーって親切だなとよく思うのは地下鉄でベビーカーを押すお母さんと遭遇した時。

地下鉄を降り、地上への階段へ差し掛かると「誰か!ヘビーカーを抱えて階段を上がってくれる人いませんか?!」と叫んでいるお母さんをみかけることがあります。

すると誰か(ほぼ100パーセント男性)が必ずすぐに駆け付けるのです。

赤ちゃんまたは幼児の乗ったベビーカーを担ぎ、落とさないように、どこかにぶつけないように気をつけながら地上まで運び上げ、無事お母さんに引き渡すと颯爽と去って行きます。

なんて親切なんでしょう!

日本ではベビーカーで移動するお母さん方が肩身の狭い思いをしているという話をよく聞くので、そういう点ではニューヨークの方が住みやすいのかなと思ったりもします。

 

NYあるある⑧デパートの寝具売り場でお客が堂々と寝ている

気になる方は週末のMacy’sなどに行ってみてほしいのですが、必ず寝具売り場で休憩している人がいます。

ベッドいっぱいに買い物袋を広げ座って休憩しているだけならまだしも、本気でグーグー寝ている人をちらほら見かけます。

百歩譲て靴を脱いで横になっているなら有り(?)かもしれませんが、靴のまま売り物のベッドで寝ている姿はちょっと感心できないなと思ってしまったり(;^ω^)

 

NYあるある⑨違法のアイテムを堂々と販売する店がある

これはちょっと書きづらい内容なのですが、違法のアイテム(何かを吸引するためのもの)を堂々と売っているお店を時々みかけます。

そもそもこの分野にはものすごく疎かった私ですが、アメリカで大ヒットしたというBreaking Badを見てからそういうアイテムがあるということを知った私。

Breaking Badを見た方なら「ああ!!」とお分かりいただけたかもしれませんが、ジェシー・ピンクマンの家にあったカラフルな何か、アレを販売しているお店が時々あります。

(堂々とショーウィンドウに飾ってるのです!!)

もちろん店内に入ったことはないのでそれが本当にその目的で使用されるのかどうかはわからないのですが、真っ当に生きて来た私は「えぇ?!これ売っていいの?取り締まりの対象にならないの?!」とびっくりしてしまいます。

ああ、自由の国、アメリカ・・・。

 

NY在住者が見たニューヨークあるある おわりに

アメリカ(ニューヨーク)に住み始めて良いカルチャーショックも悪いカルチャーショックも体験しました。

どれも日本では経験しなかったことなので良くも悪くもすごく新鮮だったのを覚えています。

 

いい加減だけど、面白いこともいっぱいのニューヨーク生活、これからも楽しんでいこうと思います。
また何か体験したら書きますね。

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