こんにちは!アメリカ在住のオリビアです。
「マインドフルネス」という言葉よく聞くようになってきました。
日本はもちろんヨーロッパやアメリカ大陸など、最近世界的に広がってきているマインドフルネス。
アメリカの大手の会社ではマインドフルネスを日常的に取り入れるようになってきました。
また、学校や病院、そして刑務所(!)などでも実践するところが増えてきているんだとか。
そんな大注目のマインドフルネスとは一体?
やり方や効果、更にはデメリットについても説明していこうと思います。
・心身ともに疲れ気味
・メンタルヘルスの向上を望んでいる
・ストレスフルな生活を送っている
そんなあなたにはピッタリかも?!
アメリカでも人気!最近話題のマインドフルネスとは?
簡単に言うと、脳のトレーニング法で、“気づきの瞑想”のようなものです。
マインドフルネスの目的は「気づきを得る」「今この瞬間に注意を向ける」というものです。
マインドフルネスはアメリカのマサチューセッツ工科大学教授のジョン・カバット・ジン博士により広められたと言われています。
仏教を学んだジョン・カバット・ジン博士は西洋科学とミックスさせ、ストレスや痛みを軽減する手助けとして、マインドフルネス瞑想を教えたそうです。
今のこの瞬間に注意を向け、心や体の状態をそのまま感じ、しかも感情には囚われないでいる心の持ち方・・
これがマインドフルネスというわけです。
とはいえ、瞑想にはポジティブな印象を持つ人ばかりじゃないですよね?
「なんか怪しい」「宗教っぽくて嫌」「怖い」こんなイメージをもつ方もいるのではないでしょうか?
そもそも瞑想は仏教から来ているものなので、宗教を連想する人がいるというのは頷けます。
しかし、マインドフルネスは怪しいものではありません。
このようなスピリチュアルな部分を取り除いたものこそがマインドフルネスだと言えるでしょう。
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ジョン・カバット・ジン博士の本です!
マインドフルネスはどんな効果があるの?
マインドフルネスをすると驚くほどの効果を得ることができます。
特に、仕事や家庭に忙殺されて心身ともに疲れ気味の方には嬉しい効果ばかりです。
例えば・・・
・ストレスから解放されて気持ちが落ち着く
・睡眠の質が良くなる
・不安が減る
・「今この瞬間」を楽しめるようになる
・心が安定して、無駄に落ち込まなくなる
・体調が良くなる
・免疫力が上がる
・集中力が増す
などなど。
主に、このような効果を得ることができます。
常に強いストレスにさらされている現代人にとって、マインドフルネスはぴったりです。
ストレス低減法!マインドフルネス瞑想のやり方
①姿勢を正したまま、身体の力を抜きます。
(あぐらをかいてもいいですし、正座でも大丈夫です。膝や腰が悪い方は椅子に座った状態でもOK)
②目を閉じてください。
開けていても気にならない方は開けたままでもかまいません。
③呼吸開始します。
ゆっくりと鼻から吸って鼻から吐きます。
④お腹や胸付近の動きに注意を向けます。
⑤雑念が邪魔をするかもしれませんが、意識を呼吸に向けるようにしてください。
このような感じで行います。
まずは1分から始めてみてくださいね。
マインドフルネス瞑想にデメリットはある?
こんなにも良い効果を与えてくれるマインドフルネスですが、残念ながらデメリットも存在します。
それは、「強いストレスを抱えている場合、症状を悪化させてしまう恐れがある」ということです。
これまでご紹介してきた通り、マインドフルネスとは「今この瞬間の状態に意識を向ける」という瞑想法です。
強いストレスを抱えた人がマインドフルネスで “この瞬間のストレス”に意識を向けてしまうと、かえってストレスが増幅されてしまう可能性がある、ということです。
つまり、「心や体の状態に注意を向けず、意識をストレスに向けてしまった場合」は逆効果になってしまうということですね。
また、うまくマインドフルネスを利用してストレス軽減に成功している場合でも、逆効果になってしまうことがあります。
それは、瞑想に依存してしまうパターンです。
マインドフルネス瞑想が心地よすぎて、元の状態(日常)に戻りたくなくなる人がいるそうです。
何に関しても言えることですが、のめり込みすぎるのは良くないです。
ほどほどにするように心がけてくださいね。
マインドフルネス瞑想を自分でやってみた感想
私自身、可能な限り毎日マインドフルネス瞑想をするようにしています。
何かとストレスのたまりがちなニューヨークの生活では、切っても切り離せない存在になってきました。
依存じゃないよ!
今は気持ち良くできるようになったのですが、やはり過去には「ストレスに向き合い、余計に思い悩んでしまう」という失敗を体験しています。
渡米してすぐの時期で色々ストレスを抱えていた頃でした。
ストレス軽減を目的に始めたはずなのに、その時抱えていたストレスの原因だけでなく過去の嫌な出来事などまで思い出してしまい、瞑想が怖くなってしまったことも。
意識を向けるところを間違っていたんですね。雑念(ストレス)に注意を向けてしまっていました。
でも正しい方法を覚えると、本当に生活の質が良くなるんです。
いつだったかメンタリストの方も言ってましたけど、疲れた時に瞑想をすると頭がすっきりして良いって。
アメリカでもマインドフルネスはすごく一般的になってきていることもあり、習慣にするようにしています。
たくさんの用事を抱えていて疲れ気味の時でも、1~2分マインドフルネス瞑想をすると心身ともに元気が戻ってくる感覚があります。
マインドフルネスまとめ
アメリカでは会社や学校、病院などで当たり前に取り入れられるようになってきたマインドフルネス。
学校ではいじめや差別が減っているという話もあります。
日々のリラックスタイムにいかがでしょうか?
「無になる」のとは違い、呼吸に、そして心や体に意識を向けるマインドフルネスは気軽に取り入れやすいと思います(*´∀`*)
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