【アニメオタクin海外】アメリカのアニオタはリア充?休日を共に過ごして気づいたこと

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文化(アメリカ・NYC)

こんにちは!オリビアです。
ニューヨークに移ってから、どういうわけか現地のオタクの友人がたくさんできました。

日本にいたときに私が持っていたオタクのイメージとは随分違っていて最初はとても驚きました。

私の周りにいるアメリカ人オタクに限っての話にはなりますが、今回はアメリカのアニメオタクについて書いてみようと思います!

オタクのイメージと実際に知り合ったアメリカ人オタクとのギャップ

あなたはアニメオタクにどのようなイメージを持っていますか?

私はオタクに対して抱いていたのは次のようなイメージ。

・コミュニケーション不得意
・出不精
・常に無口だがアニメのことになると饒舌になる

皆さんが持つオタクのイメージも大体こんなもんじゃないでしょうか。

アニメの美少女キャラの話題になった途端早口でまくし立ててるイメージ。

ところが。
アメリカのオタクと知り合ってから、そんな先入観があっという間に覆されました。
 

ここでは、私の周りのアメリカ人オタクの特徴について語ってみます。
 

■自宅警備員の要素はゼロ!やけに社交的なアニオタたち

【アニメオタクin海外】アメリカのアニオタはリア充?休日を共に過ごして気づいたこと

オタクというと、家に籠りがちというイメージがあったのですが、アメリカでできたアニメオタクの友人たちはアクティブで社交的な人が多いです。
サークルやコミュニティを主催していたり、イベントホストとして活動していたり。

コミュニティやイベントも、アニメ関係のものもあれば、音楽やスポーツなど全然関係ないものもあります。

私もオタクの友達主催の食事イベントに参加したことがありますが、初めての参加者にも積極的に声をかけ、にこやかにサポート。
彼らには「コミュ障」などという言葉は全く当てはまりません。

そこそこアクティブな私よりも社交的!

■筋肉隆々!アニメオタクだけどスポーツ大好き

【アニメオタクin海外】アメリカのアニオタはリア充?休日を共に過ごして気づいたこと

オタク=運動が苦手、というのが私の中のアニオタのイメージでした。
しかし私が出会ったアニメオタクのアメリカ人たちはやたらとスポーツ好きの人ばかりでした。

具体的に言うと、朝セントラルパークでランニングをしてから職場に向かい、仕事が終わるとジムでアニソン聴きながら鍛え、そして休日はロードレーサーに乗ってイベントに行ったりツーリングしたり・・・とにかくアクティブに鍛えている印象。

中には外見がワイルドなマッチョで、アニメファンにはとても見えないような人もいます。

私が持っていたオタクのイメージとは全然違っていて驚きました。

■見た目はスリムで爽やか系!しかし眼鏡着用率は高し

【アニメオタクin海外】アメリカのアニオタはリア充?休日を共に過ごして気づいたこと

オタクの人たちって運動はあまり得意ではなくちょっとぽっちゃり体型の人が多いイメージ(失礼!)だったのですが、私の周りの米国人オタクたちは性別問わず、揃いも揃ってスリムな人ばかりです。

細マッチョもいる!!

服装に関してはモード系ファッションを着こなすような大胆さはありませんが、清潔感があり小綺麗な服装の人が多いです。

とはいえ、こぞって視力が悪く、眼鏡使用率がとても高い印象。
(眼鏡をかけてなくてもコンタクトは有り)

深夜暗闇の中でゲームをしたりアニメを見たりする生活を続けていたら次第に視力が悪くなっていったそうです。

■海外のアニメオタクの職業とは・・・?

【アニメオタクin海外】アメリカのアニオタはリア充?休日を共に過ごして気づいたこと

完全な偏見かもしれませんが、アニメファンの職業というと、ゲームショップ店員、アニメグッズ店員、自宅警備員ぐらいしか思いつかなかった私。

しかしアメリカの私の友人たちが普段何をして生計を立てているかというと、

・システムエンジニア
・プログラマー
・デザイナー
・教師
・銀行員
・芸術家

などなど。
SEやプログラマーについては「なるほど」と思ったのですが、その他に関しては意外性があり驚きました。

しかしながら面白いのが、仕事がある日でもアニメのイベントが重なれば、有休や半休をとってイベントを優先する人が多いということです。

以前オタクのイベントに誘われた時も、仲間内の半分以上が仕事を休んで出て来ていて面白かったです。

アメリカのアニメオタクは自由人。

ニューヨークのオタクの癒し空間”KINOKUNIYA”

ニューヨーク、マンハッタンには現地在住日本人の心のオアシス「紀伊国屋」があります。
しかしこの紀伊国屋で癒されているのは日本人だけではありません。

アニメオタクもここに足繁く通っているのです。

なぜかというと、このKINOKUNIYAの2階はアニメ/漫画フロアとなっているからです。(カフェも併設)
 

こちらのアニメフロアは現地のオタクの友人に連れて行ってもらったのが最初だったのですが、外国人ばかりで驚いたことを覚えています。(日本人は地下の日本語書籍フロアにたくさんいます)

それでは、アニメ好きの外国人が集う2階のアニメ/漫画フロアをご覧いただきましょう。
 

 

ここに来るとアニオタの友人たちの目が輝きます。
色んな方法を駆使して日本のアニメ情報を手に入れているようで、彼らが思う「良作」について熱く語ってくれます。


新刊のコーナー。ポスターもあります。
 


オタクの友人たちはコーナーを1つ1つ回りながら「〇〇の▲■のシーンが良かった!」などと熱く語り合っています。
ちなみに、日本人の私でも知らない最近の漫画をほぼ読破している様子。


ゴジラやウルトラマンの本も。


マンガ本以外のものもあります。こちらはTシャツコーナー。

フィギュアもショーケースの中に。
私は、自分が子供の頃からあったセーラームーンぐらいしかわかりませんが、アメリカでは未だにセーラームーンファンがたくさんいます。
それも50歳以上の男性ファンもいたりしますのでその根強い人気ぶりには驚かされます。


正式名称はわかりませんが、キャラクターの人形みたいなもの。


ミスターサタンにも会えました。
ちなみにミスターサタンは海外では「ヘラクレス」と呼ばれています。
 


英語の漫画もあります。
でも、私の周りのオタクの友人たちは断然日本の漫画派ばかりです。


ちなみにこちらのアニメ/漫画フロアは、他のお客さんを写さない配慮をした上でならば写真撮影オーケーです。
そんなこともあり、フィギュアや漫画の前で写真を撮っているお客さんをよく見かけます。

KINOKUNIYAはミッドタウンのパブリックライブラリーのそばにあります。
タイムズスクエアからも近いので、気になる方は行ってみてはいかがでしょうか。

 ★KINOKUNIYA★
住所: 1073 6th Ave, New York, NY 10018
電話: +1 212-869-1700
営業時間 月~土 10:00~20:00
      日  11:00~19:30

 

 
 

アメリカNYのアニオタは休日何をしているのか?一緒に過ごしてみた

海外(アメリカ)のアニメオタクがどういった生活をしているのか気になりませんか?
丸1日オタクの友人たちと過ごしたことがあるので、その日のことについて書いてみようと思います。

 
その日の行動はこのような感じでした。


エクササイズを兼ねてニュージャージー州にある大型日系スーパーまで自転車で行く
    ↓
大型日系スーパーで日本食を食べ、書店のアニメコーナーでDVDやグッズを購入
    ↓
自転車でニューヨークに戻りドーナツを買って公園でピクニック
    ↓
夕飯の食材を購入して解散

 

 
意外とアクティブであることに驚きませんか? 

「オタクの休日」という点では自転車で数十キロ移動するなど行動的なことにびっくりしたのですが、後に他の友人たちもアクティブだということがわかり、またまた驚いた記憶があります。

 
彼ら曰はく、日によっては1日中自宅でアニメを見て過ごす時もあるそうですが、
よその地域のコスプレイベントに参加したり、アニメサークルの仲間と上映会したり、バーベキューパーティーしたりと休日は基本的にアクティブに過ごしているようです。
 

リア充だよね

アメリカのオタクに激しくおすすめされた漫画/アニメ

日本でいた時はドラゴンボールか鋼の錬金術師ぐらいしか見たことがなかった私ですが、アメリカに来てアメリカのアニメオタクの友人たちに影響され、アニメ/漫画に触れるようになりました。

中でも彼らが激しくおすすめする作品をご紹介したいと思います。
(表紙の画像をクリックするとアマゾンのショッピングページに飛びますので、購入はそちらからどうぞ!)
 

■進撃の巨人


進撃の巨人(1) (週刊少年マガジンコミックス)

メンズのオタクからは「これを見たことがないなんて信じられない」と言われてしまったほど、海外でも人気のある作品。
そこまで言うなら・・・とコミックを借りて読んでみると確かに面白かったです。
(しかしその晩巨人に襲われるというとても恐ろしい夢を見たことで、続きを読むのは断念 汗)
 

■鋼の錬金術師


鋼の錬金術師 1巻 (デジタル版ガンガンコミックス)

完結してしばらく経ちますが、未だに大人気。
やはり炎の錬金術師はアニオタ女子の人気ナンバー1のようです。マスタング大佐、かっこいいですよね。

■弱虫ペダル


弱虫ペダル 1 (少年チャンピオン・コミックス)

自転車仲間たちから「絶対ハマるから」と激しくおすすめされて見たのがアニメの弱虫ペダルでした。
結果、ハマりました。
弱虫ペダルの音楽を聴きながらみんなでツーリングに行ったのは未だに良い思い出。

 
アニメ弱虫ペダルは音楽も良いです。元気になれます。
 

↓弱虫ペダルの音楽はこちらから購入できます。
アニメ1期2期だけでなく、劇場版の音楽も入っていておすすめ。

弱虫ペダル テーマソングアルバム

■君に届け


君に届け リマスター版 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

マンガ好き米国人女子の心を掴んで離さないのがこちら「君に届け」。

「日本の学校ではやんちゃっぽい子も内向的な子も、優等生も皆受け入れられている感じが良い!」んだとか。
彼女たちは学生時代、パーティーピープルが幅を利かせている学内で居心地が悪さを感じていたそうで、この作品を読んだ時に「こんな学校素敵だな」と思ったそうです。

■時をかける少女


時をかける少女

「めちゃくちゃ泣けるから見て!!!」「『今』を大事にしたくなる作品だから絶対見て!」と猛プッシュされた作品。

実写版は見たことがあったのですが、アニメ版もいいですね。
日本のアニメは絵もストーリーも繊細で美しいな、と思った作品です。
 
 

アニメオタクin海外(アメリカ) まとめ

今回は、(私の周辺にいる)アメリカ人アニメオタクについて書いてみました。

 
渡米するより前、たまたま動画サイトで日本の女子高校生風制服(ミニスカ)に身を包んだ米国人男性コスプレイヤーがクネクネ踊りながら不平不満を言っている動画を見てしまったことがあり、アメリカの気合い入ったオタク=その動画の男性というイメージを持ってしまっていた私。
 

しかし実際に私が知り合ったアニメオタクたちは、アニメや漫画を通じて日本の文化をよく知っているからか、穏やかで礼儀正しく真面目な性格の人が多いです。
そして、いつもイキイキしていてとても楽しそうなんです。

彼らは時々「漫画が人生を豊かにしてくれたYO!」と言っているのですが、漫画やアニメから得た「人生を送る上で大切なこと」を意識しながら日々過ごしているように見えます。

彼らから学べることはいっぱい!


ここ数年、アメリカ人のオタクに日本の漫画のことを教わっているという状況はなんだか不思議な気がしますが、おかげで様々な良作に出会えたので感謝しています!
 

そうそう、彼らの中には漫画家デビューを目指して一生懸命漫画を描いている人がいます。
いつかその人の夢が叶い、漫画を発表することになったらここでシェアできたらいいなと思っていますのでお楽しみに!!

では最後までお読みいただきありがとうございました!

 

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