英語が好き、英語が得意、でもまだ洋書は読んだことがないという大学生のあなたにオススメしたい本が、Anne of Green Gablesです。
「赤毛のアン」といえばわかりやすいでしょうか?
本国カナダでは日本ほど読まれていないという話を聞きますが、日本では本を読む習慣がない人でも名前ぐらいは聞いたことがあるほど有名な作品です。
数年前に日本で「花子とアン」という連続テレビ小説が放送されたこともあり、あらためて赤毛のアンに興味を持った方も多いのではないでしょうか?
なぜ女子大学生に赤毛のアンをおすすめするのか?
Anne of Green Gables(赤毛のアン)はご存知の通り、カナダの作家モンゴメリの代表作です。
カナダ人の友人たち曰く「カナダではそれほど読まれていない」そうですが、日本ではお馴染みの小説ですよね?
皆さんも子供のころに読んだことがあるのではないでしょうか?
空想大好きで夢見がちな少女アンが、孤児院からカナダ東部のプリンス・エドワード島に引き取られ、どんな時も前向きに生きていくというストーリー。
このストーリーだけで、ちょっと泣けてきそう。
私が「赤毛のアン」をおすすめしたい理由は、表現が美しいから。
古い作品ですから、古い言い回しもあります。
でも、それをカバーするだけの美しい表現がいっぱいで「ああ、こんな英語表現を学生時代に知っておきたかったなあ」と悔やまれるんです。
こういうキラキラした素敵な表現って学生さんにぴったりなので、ぜひぜひ読んでほしいのです。
また、空想好きなアンは独特の表現法を多用します。
英語のみの生活をしていると、会話の中で何かを説明しなければいけない状況って割とよくあるのですが、本を読み込んでいないと、気の利く説明がなかなかできないのです。
しかし、たくさん読書すると自分が文章を書く際や話しをするときに言葉選びがものすごく上手になります!
赤毛のアンは素敵な言葉が満載なので、読書には最適なんですねーー。
できることなら1冊丸暗記してもらいたいぐらい。
赤毛のアンの原書に感化されてプリンス・エドワード島に留学した友人
私の友人の中に、赤毛のアンが大好きすぎて現地に留学した人がいます。
元々子供の頃から赤毛のアンのお話はすごく好きだったけれど、高校生の時に洋書を読み始めてあらためてハマったそうです。
挿絵がない本で文字だけだったらしいですが、その分想像力を働かせながら読んだら本当に素晴らしかったと。
彼女曰く、赤毛のアンゆかりの地を思う存分楽しみたいけれど、1週間やそこらの旅行では色んな季節が楽しめないとのことで、長期留学という形をとったんだとか。
行動力がすごいよね
留学中、ストーリーに登場する「お化けの森」や、「きらめきの湖」、「キャベンディッシュ村」など、赤毛のアンを読んだことのある人なら誰でも知っている場所に何度も足を運んだそうです。
ちなみにシャーロットタウンにホームステイしていたようで、すっかりプリンスエドワード通になっていました。
友人が留学したのは学生の頃ですが、一冊の本がここまで人間一人を動かせるなんてすごいと思いませんか?
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難易度高め?洋書で読む赤毛のアンは簡単ではない
赤毛のアンを洋書で読むことをおすすめしていますが、決して簡単な内容ではありません。
私も昔読んだとき、辞書が手放せませんでした。
でも、知らない単語、構文、英語表現、いっぱい吸収できます。
そして、表現力豊かな作者モンゴメリに書かれたお話を読み込むことで、リーディング力が格段に上がることは間違いなしです。
(英語の授業の長文読解の練習にも良いと思います。)
また、聞いたこともない読んだこともないストーリーをいきなり英語で読むのはしんどいかもしれませんが、赤毛のアンならある程度のあらすじはわかっていると思いますので、内容に入っていきやすいかと思います。
ぜひ読んでみてください。
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