「英単語なんてなかなか覚えられないよー」って思っていませんか?
覚えても覚えても、時がたてば全部忘れてしまっている・・・そんなことありますよね。
確かにただひたすら単語帳を眺めているだけでは効果は薄いです。(一度覚えてもそのうち忘れてしまう)
ではどうすれば忘れにくい覚え方ができるようになるのか?
最近、アメリカの友人たち(移住組)と、英単語の覚え方について語ったので彼らおすすめの方法をここで紹介しようと思います。
(基本的には日本も海外も同じですけどね)
忘れにくい英単語の覚え方
英単語を覚えるのって結構大変。
覚えたと思っても数時間も経つと忘れてしまっていた・・・という悲しい経験をしたことのある人は多いはず。
それでも、英単語を覚えないことには始まらないんですよね。
私はアメリカ在住ですが、今でも新しい単語をインプットする日々。
同じく移住組の海外出身の友人たちとも、英語について話すこともあります。
そんな中で盛り上がったテーマ、「忘れにくい英単語の覚え方」をここでシェアしたいと思います!
英単語の覚え方①洋書やニュースサイトを読みまくる
まずは活字(英語の)を読みまくりましょう!!
私のオススメは本ですが、英文を読めるものなら何でもいいです。
新聞、ニュースサイト、それ以外の英語で書かれたオンライン上のコンテンツ、漫画など。お好きなもので。
「えぇ?いきなり英文読みまくれって何言っちゃってんの?単語覚えるなら単語帳でしょ!!」って思った方、挙手お願いします!
確かに単語帳を作って「establishは・・・立ち上げる、設立する、かぁ・・・。じゃあ次。conflictは戦いかー」というふうに何も関連付けずに記憶だけしている人って多いと思うのですが、これでは確実に忘れてしまいます。
興味があって覚えているわけではなく、ただ試験か何かのために一時的に記憶しようとしているだけだと、目的を果たした瞬間(試験が終わった瞬間)忘却の彼方へ・・・。
ところが、目的を持つと効果的に英単語を覚えられるんです。
たとえば・・・
・外国人の友人からのメールを辞書無しで読めるようになりたい
・英語の料理本を使って料理を作ってみたい
・大好きな海外アーティストの歌詞を理解したい
・憧れの女優さんのブログを読めるようになりたい
・大好きな本をオリジナル(洋書)で読んでみたい
このように「~したい!」という強い願望があると人間は力を発揮できます。
まずは、何か興味のある分野のものを読む訓練するのが一番手っ取り早いです。
苦手分野のものは使わないようにしてください。
たとえば、生物に興味のない人が生き物に関する記述を読んでもなかなか頭に入らないですよね、そういうことです。
もし特定のものに興味がわかないという方は、とりあえず英語のニュースサイトでなんとなく面白そうな記事を見つけて読んでみることをおすすめします。
例えば、こちらはThe Japan Times Alpha。
英語学習ならThe Japan Times Alpha“The Japan Times Alpha” は、ジャパンタイムズが発行する週刊英語学習紙。
その週に起きた重要なニュースやトレンドなどに関する英語の記事が読めます。
和訳や解説がついているため、辞書をひく手間なく、効率的に英語学習することができます。
男性なら、ゲーム関連の情報ウェブサイトなんていかがでしょうか?
英単語の覚え方②対義語や関連語もあわせて覚える
英文を読んでいると知らない単語にぶち当たります。
そしたら意味を想像しつつ、辞書で調べてみてください。
もし、あまりにマニアックで一生使わなさそうな単語であればそのままスルーしても良いです。
でもそうでなければ意味と発音記号をノートに書いておきます。
そしてここで大事なこと。
もしその単語がPrefix(接頭辞)であれば、対義語もついでに調べておきましょう。
例えば、調べた単語が
uncomfortable→不快な、心地よくない
unable→できない
dislike→嫌い、嫌う
impossible→不可能な、無理な
などであれば、頭についたun, dis, im,を取り除くと反対の意味になります。
comfortable→快適な、心地の良い
able→できる
like→好む、好き
possible→可能な、できる
もう一つ。Suffix(接尾辞)も同じように調べておきましょう。
接尾辞は単語のお尻になにやらついてるヤツです。←説明テキトーすみません。
たとえば、
equality→平等、同等
physically→物理的に、身体的に
disappointment→失望、落胆
endless→終わりのない、無限
という単語ですが、それぞれのお尻にくっついている “ity”や”ment”などを取ると、
equal
phisical
disappoint
end
となります。
単語をただ1つずつ調べて覚えていくのではなく、このように関連する言葉を併せて覚えていくと後がめちゃくちゃ楽です。
正直面倒ですが、1つずつ覚えていくよりは確実に効率が良いです。
英単語の覚え方③覚えた単語で文章を作ってみる
次にすべきことは、覚えたての単語を使って自分で短文をつくってみる、ということです。
最低5つは作ってみてください。
例えば、oppose(対抗する、反対する)という言葉を覚えたなら、
・I opposed the idea. 私はそのアイデアに反対した
・You should oppose his decision. あなたは彼の決断に反対すべきだよ
・Why did you oppose your teacher? なぜあなたは先生に反対したの?
・My teacher forced me to oppose my friend. 私の先生は友人に反対するよう強いてきました
・oppose military rule 軍事政権に反対する
と、こんな感じです。
本当は5文だけじゃなく、10文ぐらい作れたら良いのですが嫌になってしまうと元も子もないのでこれぐらいで。
こうやって自分で文章を作ってみることでこれまで知らなかった単語を自分のものにすることができます。
英語の覚え方④ひたすら継続する
英単語の意味をマスターしたからといって終わりではありません。
自分の中で、「あ、この単語知ってる!意味は〇〇〇だ!この単語を使って文章も作れる!」という段階になるまで継続することが大事です。
面倒かもしれませんが、結局のところ反復練習を続けて自分のものにするまでは油断できません。
不精して途中でやめてしまうといつまでたってもその単語は曖昧なままです。
でも、好きな分野の読み物に出て来る単語であればまた出会うことがあると思うので、毎度毎度辞書をひくよりは早い段階でマスターしておいた方が絶対良いです!!
気長にがんばりましょう!(私も含め。)
英単語を覚えたい!おすすめ参考書
英単語を参考書で覚えたい!
そんな場合におすすめの本を紹介します。
評判の良い2冊なので、きっと助けになるはず。
中学校3年間の英単語が1ヵ月で1000語覚えられる本
この本の著者、関正生先生を知っていますか?
スタディサプリで講師を務めている有名な先生です。
この本は、「1ヵ月1000単語習得メソッド」で、中学で習う1000単語を一気に覚えるための参考書。
コツコツ覚えるのが向いてない人にぴったりです。
レビューも良いので見てみてください。
システム英単語
英単語の参考書といえばコレ!
システム英単語です。
「単語は単独で覚えるよりも、別の単語と組み合わせることで鮮明にイメージできる!」というのがシステム英単語の著者の考え方です。
例えば、同じ「厳しい」という意味でも”severe”と”strict”の使い方はそれぞれ異なります。
でもシステム英単語のミニマル・フレーズだと・・・
・severe winter weather「厳しい冬の天候」
・strict rules「厳しい規則」
こんなふうに別の単語と組み合わせて覚えられるので、忘れにくいんです。
将来英語系の進路を目指している!という人に人気の参考書なのでぜひ使ってみてください。
効果的な英単語の覚え方!まとめ
今日は英単語を確実に覚える方法について書いてみました。
半永久的に記憶するための方法ですので、「〇月〇日の英語の試験のためだけ」のような場合には当てはまらないので悪しからず。
かなり面倒くさいやり方ですが、自分で使いこなせるようになるまでは「この単語知ってる!」とは言えないと思っているのでしつこく脳みそに叩き込むこの方法をおすすめしています。
ここまで読むだけでもぐったりかもしれませんね。
お付き合いありがとうございました。
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