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ソフトシェル ブレイキング・バッド シーズン1 BOX(3枚組) [DVD]
これは海外ドラマの「ブレイキング・バッド」にハマってアルバカーキ旅行してしまった話①の続きです。
何のこっちゃ分からない方のために、
「前回までのあらすじ」から行くよーー
★前回までのあらすじ★
海外ドラマのブレイキング・バッドの世界に引き込まれ、アルバカーキに行くことを決定した私とパートナー。
ニューメキシコ州への旅行で、アルバカーキは旅程の最後です。
アラモゴードから車でアルバカーキを目指します。
荒野のど真ん中を走行する今回の旅。
美しい荒野の眺めや、真っ黒い溶岩のValley of Fires、自動販売機さえないレストエリアを経て、ようやくアルバカーキ付近へ。
しかしすんなりアルバカーキの宿泊ホテルに到着できると思ったら大間違い。
ストレスフルなアルバカーキの高速道路が私たちを待ち受けていました。
どうなることやら?!
ブレイキングバッド旅!アルバカーキの高速道路に苦労する
ようやくお手洗いに行った後は、再びアルバカーキのホテル目指して北上します。
GPSによると後1時間弱でホテルに到着の予定。
「やったーーー」と喜んでいたら、助手席のパートナー(都会育ちでペーパードライバー)が難しい顔してGPSを覗き込んでいることに気付きました。
私「何?どうかした?大丈夫?」
夫「うん、これからちょっとずつ交通量増えると思う。それから高速の出口がちょっとわかりにくいかも」
私「えーーーー!!!(゚Д゚;)アワワ」
夫「合流も出口もたくさんありそうだよ。気をつけないとね」
私「えーーーーーーーアワワ アワワ アワワ」
なにせ数時間、超単調な道ばかりだったので、いきなり交通量が増えるのは恐怖以外の何者でもありません。
すると・・・パートナーの予告通り、徐々に車線も交通量も増えて来始めました。
ひょえーーー。
さっきまでの荒野の1本道とは違い、ここは最大4車線。
そこそこの交通量、そこそこのスピードで、皆車線変更を繰り返しています。
その時、パートナーが持っているGPSが左車線に入るように案内してきました。
彼は「ん?なんでだろう?左に寄る意味はなさそうなんだけどな・・・」なんて言っていますが、アルバカーキに来るのは2人とも初めてなのでここはGPS様を信用しましょう。
頼みますぜ、GPS様!
前後左右の車線すべてが車で埋まった状態でしたが、どうにかこうにか左車線に辿り着くができました。
4車線のうちの一番右にいたので、なかなか大変でしたが。
するとここでショックなことが起こりました。
GPS様が「出口まであとわずかだから、今すぐ右車線に寄れ」というではありませんか!
(出口は一番右側の車線)
裏切者め~~。
何のためにわざわざ左車線に寄ったんだよ!
しかも車線変更したばかりでまた一番右に戻らなきゃならないなんて、この混雑具合で他の車にとっても迷惑極まりないんですけど・・・。
他のドライバーの皆さん、ごめんなさいいいいいいと思いながら、流れを乱さないように気をつけつつ、タイミングを見ながら右に移動していきます。
でもやはりと言うべきか、出口には間に合わず。
\(^o^)/オワタ
「えーーーーどうすんの!これ。こんなことならGPSなんて無視しとけば良かった!」動揺する私・・・。
高速道路の出口は基本的に右側です。
だから当初のまま右側にいれば良かったのにと思わず後悔。ズーーーーン。
とはいえ、ずっと右側にいるのもそれはそれで大変で。
毎回ではありませんが、右側、もしくは右から2番目の2車線が出口専用レーンになることがあり、「EXIT ONLY」のサインに気付かないとそのまま強制的に出口に導かれてしまうのです・・・。
意外とハードなアルバカーキの高速道路。
落ち着いて周りをしっかり見ていれば問題ないんですけどね。
アルバカーキの道路走行中に夫婦喧嘩する
結局はパートナーがホテルに辿り着けるであろう出口を見つけてそこで降り、事なきを得ましたが、初めてのロードトリップはなかなかハードです。
どこぞやの出口で降り、そこからホテルを探すまで、小さな小競り合いもありました。
夫「ん?なんかこの先工事してるかも。一旦この辺りで停まれる?」
私「この辺?無理ー。後続車いっぱい来てるし、止まれそうな場所なんてないんだけど」
夫「あ、そこ曲がれる?〇〇〇〇ストリートって書いてあるところ」
私「え?え?え?どれ?」
夫「あーー通り過ぎちゃったよ。」
私「わかんないよーいきなり言われても!それにストリート名がスペイン語っぽいからすぐには反応できないよ。早めに言って!」
夫「・・・・・・・(ムッ)」
私「・・・・・・・(ムッ)」
アラモゴードを出発してから既に4時間経過していたし、日差しが熱いし、お尻は痛いし肩も凝ったし、高速でのGPSの案内ミスもあり、二人ともすごく疲れていたんだと思います。
距離的にはそれほど離れていないはずなのになかなかホテルに着けないことで、トゲトゲした空気が漂ったりも。
でもリオ・グランデ川を見かける度に歓喜 笑
やっとホテルに到着@Hotel Albuquerque at Old town
途中、険悪な雰囲気になりながらもどうにか到着。
本当にヘトヘトだったけれど、素敵なホテルにぐぐーーっと上がるテンション 笑
可愛いロビーです。
入りにくく、出にくい雰囲気(失礼!)があったので私は外から眺めているだけでしたが、ネイティブアメリカンのお土産物店もありました。
魅力的だったので次回はぜひ入ってみたいと思います。
トウガラシの飾りがとても目を引きました。オシャレ!!
どこを切り取っても絵になる内装でした。
私たちの部屋はこちら。
前にも触れましたように、アルバカーキは今回の旅で一番最後の訪問地。
この旅ではモーテルばかり泊まっていたので、やっとちゃんとした部屋だ~~と気分上がりまくりです。
ちなみにモーテルに泊まってみたいと声を上げたのは私です 笑
でもホテルの方が快適ですね。
道中喧嘩してたことは置いておいて、「やっぱりホテル最高ー!」とますますテンション上がる私と、
無事ホテルに到着して一安心の表情を浮かべるパートナー。
いつもすみませんな。
クローゼットかな?!と開けてみると大型TVでした。
下の段には冷蔵庫。
バスタブも清潔そう。
最上階のお部屋だったので眺めも素晴らしいです。
こんな山も見えます!!!
ホテル予約の際に部屋からの眺めの選択(山側or街側)ができたのですが、山を選択して良かったです!
私の住むコンクリートジャングル、ニューヨーク市では山なんて見えないのでもう嬉しくて嬉しくて!
アルバカーキの人たちの運転マナー
今回はアルバカーキの高速道路のことばかり書いてしまいましたが、驚いたのはこの高速を通る車の運転マナー。
交通量は多かったけれど、基本的にドライバーの運転マナーがとても良かったんです。
ニューヨークに住んでいると車のクラクションなんてしょっちゅう聞いているし、危険な割込みもよく見かけるし、目の前で交通事故が起こったことだって1度や2度ではありません。
そんな土地に住んでいるからか、
無理な割込みをしない、
むやみにクラクションを鳴らさない、
音楽を爆音で流していない、、、
とにかくいたって普通の走り方をしているアルバカーキのドライバーに感激してしまいました。
ニューヨークで運転免許証取得でも書きましたが、ニューヨークで運転免許の路上教習を受けている時、一時停止のサインで止まっていたら、後続車に思い切りクラクション鳴らされた上に、追い抜きざまに中指まで立てられましたからね・・・・汗
ニューヨーカー皆がそんな具合かというと決してそうではないのですが、ニューヨークは気が立っている人が多い都市なので、アルバカーキの穏やかな運転が嬉しかったなあ。
アメリカって広いんだなと実感した瞬間でした。
長くなってきたので一旦ここで終わります。
次回はブレイキング・バッドグッズを販売しているお店について書きます。
どうぞお楽しみに。
続編はこちら↓
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