海外ドラマの「ロズウェル -星の恋人たち」が好き過ぎて現地旅行してしまった話② UFOフェスティバル

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アメリカ国内旅行

これは海外ドラマの「ロズウェル ー星の恋人たち」が好き過ぎてロズウェル旅行をしてしまった話①の続編です。

★前回までのあらすじ★
昔の海外ドラマ、ロズウェル ―星の恋人たちにハマって以来、ロズウェル旅行に行くことを夢見続けていたわたし。

2018年7月、念願叶いロズウェルのUFOフェスティバルに行くことが決定。

小さな町で公共交通機関が発達していないロズウェルでの移動は車が必須。
そんなわけで旅行直前に運転免許証を取得し、ついにロズウェルにやってきた。
空港に到着し、早速レンタカーの引き取り手続きのため、空港内にあるレンタカー会社のカウンターへ・・・。

ロズウェル観光の始まり始まり~~!
(脳内BGMはいつもDidoのHere With Me (Theme from Roswell) (Album Version)です!)

ロズウェルの空港でレンタカーを受け取る

係の人にパスポートや運転免許証(正式な免許証はまだ届いていなかったため、仮免許証と、本試験に受かった旨が記載されている紙(他州はどうかわからないけれど、ニューヨーク州のはレシートのような紙きれです 笑)などを提示すると、コピーを取られます。

そして今回借りる車の駐車場所や、最終日のレンタカー返却法などの説明を受けたらキーをもらい、終わり。
今回予約したのはフォードで、サンルーフ付きの車。楽しみです。

ところが・・・・・

指定された駐車場に行ってみると、フォード社の車ではありませんでした
レンタカー会社が手配してくれていたのは日産の車でした。
しかもサンルーフ無し(-_-;)

アメリカはこういうところがすごく適当なのでちょっと悪い予感はしていたのですが案の定。
でも、レンタル予定だったフォード社の車と大きさも形状も似ていたので特にクレームなどせず、その車を使うことに。
早く観光したかったですし。


内装はこんな感じです。


よく見るとドリンクホルダーの中が汚れているではありませんか・・・。
その上さらによくよく見るとドアポケットにはメキシコの硬貨まで入ってました。

まともに掃除してないようだったので、まずハンドルやドリンクホルダー、ドアノブなどを除菌シートで軽く拭いていくところからスタートです。

ちなみに私は潔癖症ではないのですが、普段ニューヨークに住んでいると色々な人を見かけるので拭かずにはいられなかったのです。
(電車の中などの公共の場所で、躊躇なく鼻をほじってる人や指を口の中に突っ込んで何かを必死で掻き出そうとしている人など、日常的に見かけます・・・)

さて、軽く車内の除菌をしたら出発です。
そういえば、このロズウェル空港(正式名称はロズウェル・インターナショナル・エア・センター)の駐車場からは駐機している飛行機が見えます。


こちらはシンガポールの格安航空会社、スクート・タイガー・エアの飛行機。なぜこの飛行機がロズウェルに?!


空港の駐車場を出ると、今度はサウディア(サウジアラビア航空)の機体が止まってました。うわーーー生まれて初めて見ました!!

後で調べてみると、ロズウェル・インターナショナル・エア・センターは「世界中の飛行機の墓場」となっているらしく、使われなくなった飛行機がたくさん眠っているそうです。
エルビスプレスリーのプライベートジェットもありました。

さて、珍しい飛行機を見た後は早速ロズウェルの街中に繰り出しましょう。



ロズウェルの街中を運転する

ロズウェルの空港を出ると、早速こんな感じの道に出ます。
空港に向かっていると思われる車がたまに通りますが、歩行者などは一切見かけずガラーンとした印象。
歩行者注意の標識が見えますが、ここを徒歩で通る人なんているのでしょうか?謎。

これから向かうのはロズウェル唯一のショッピングセンターです。
本音としては一刻も早くモーテルに行き、荷物を下ろしたいのですが、まだチェックイン時間になっていないので散策のつもりでショッピングセンターへ。

ガラーンとした道を抜け、ロズウェルで一番賑わっているエリアに入って行きます。
空港からRoswell Mall(ロズウェルモール)まで、14マイルほど。キロにすると約22.5km。
結構遠いですが、ロズウェル中心部に入るまでは車があまりいないのでスイスイ運転できます。


空港を出発してから15分少々走ったところで、少しずつにぎやかになってきました。
(とはいえ、田舎の小さな町といった印象です)
それにしても、スゴイ信号機!
ニューヨークでは見たことがないタイプです。


無事ロズウェル・モールに到着しました。(モールと隣り合わせでホームセンター的な施設もあります。写真はホームセンターの建物)
車から出た途端、ニューヨークでは聞いたことがない鳥の鳴き声がたくさん聞こえて来て嬉しくなりました。
さあ、お楽しみ、ロズウェル・モールの中に入って行きます。


UFOフェスティバル2日目だというのに、ガラッガラ笑

ロズウェル最大のイベント開催中なので激混みかもしれない・・・と思っていたのですが、閑古鳥鳴いてました。
でも、なぜか店員と思われるスタッフたちがコスプレをしていてそれはとても面白かったです。

ドラゴンボールの亀仙流の道着を着ている人や、甲冑(なぜ?!)姿で歩いている店員、ハロウィンの魔女コスみたいな恰好している人など・・・。
UFOフェスティバル開催中だからでしょうか?
それともいつもあんな感じ?
スカスカの店内にコスプレ店員が6~7人という謎空間でしたがすごく面白かったです。

また、ロズウェルモールにはJC Pennyが入っていたのですが、ここも意味不明。
私の大好きなスウェーデンの靴下メーカー、ハッピーソックスが2足6ドルで売っていました。
もちろん買いましたが、なんだこの値段は 笑
1足3ドルって。。。

人生初のモーテルへ


モーテルに移動するためにロズウェル・モールの駐車場に戻ると、近くにロズウェルの警察車両が。

ニューヨークのNYPD(New York City Police Department)とは車両の塗装が違います。

↓ ↓ ↓ ↓ ↓


警察車両の近くには真っ白のバスがいて、なんだかちょっと不気味でした。
あの真っ白のバスが何なのかご存知の方、いらっしゃいましたらぜひ教えてください。

気を取り直して、モーテルに出発です。
この、ロズウェルで一番賑わっている通り(メインストリート)をまっすぐ行くだけなので楽ちんです。


メインストリートなのにのどかさを感じさせる道を通り・・・


今夜宿泊するBudget Innに到着!
私の人生初、モーテルです。

モーテルといえば、アメリカの映画やドラマで見るだけだったのですが、ついに私も宿泊です!

ロズウェルのメインストリートにはたくさんのモーテルがあります。
私はここBudget Innというところに決めたのですが、ここにした理由は、私が思うモーテルのイメージに一番近かったからです 笑

どうでしょうか?いかにもモーテルって感じがしませんか?


ある程度想像はしていましたが、思った通り薄暗くてあまり清潔ではない印象です(;^ω^)
でも、こういう雰囲気を求めていたので大満足な私。

でも1つ想定していなかったことが・・・・・。


部屋の中がハエだらけだったのです。

キリがないので全部の写真は撮っていませんが、全部で7匹のハエを退治しました。
もちろん私はしていません。パートナーがハエ叩きを振り回し頑張ってくれたのですが、洗面所を中心に次から次へとハエが現われてとても気持ち悪かったです。

お風呂のカーテンレールにとまっていたハエなんて、両手をゴシゴシ擦り合わせながらこちらを見ていて嫌な感じでした。
ちなみにハエ叩きは入口のドアに既にかけてあり「宿泊宿にハエ叩きなんて見たことない」と思っていたのですが、ようやく理由がわかりました。


部屋に入った瞬間ハエ叩き 笑

そういえば、ロズウェルの空港のカウンターでも何匹か見かけたので、ハエが多い地域なんだと思います。

ついでに書いておくと、部屋のカーテンの一部に血痕がついていました。
アメリカのモーテルに血痕って・・・・・探偵モノのドラマが好きな人はわくわくするでしょう。

過去にこの部屋で殺人があったのでは・・・・?!とドキドキしてみましたが、ただたまたま血痕のような色のペンキがついてしまっただけかもしれません(*´∀`*)まさかな。
真相は闇の中!

ちなみに部屋の写真に写っているカーテンではなく、その外側にかかっていた白いレースのカーテンのことです。
もし写真を凝視してしまった方がいたらゴメンナサイ!

ついに!UFOフェスティバルに行く

モーテルで一休みした後はついについに、夢にまで見たUFOフェスティバルです。


UFOフェスティバルの開催場所に着くと音楽が聞こえて来てにぎやかでした。
駐車場に車を止めて歩き出すと、こんなに可愛い電車が!中からは子供たちの歓声が聞こえます。


これがUFOフェスティバルです!!!


フェスティバル会場に来ている人たちを見てみると、その多くが白人と中南米系(ヒスパニック)でした。
黒人もいたけど、少な目です。
ちなみにアジア人はほぼいませんでした。
6時間ほどいましたが、見かけたアジア人は私以外に1人だけ。(多分日本人の方でした)


わざわざロズウェルに来ているのだから当たり前ですが、Roswellという文字を見るとめちゃくちゃテンション上がります!
ああ、今自分はロズウェルにいるんだなー・・・と。

UFOやエイリアンは関係がなさそうなゴースト 笑
でもこれ、突然動き出すのでびっくりします ( ゚∀゚)


たくさんお店が出ていて楽しいのですが、規模は小さめ・・・?
私が住んでいるニューヨークでは夏になると毎週のように何か所かでストリートフェアをやっているのですが、そちらの方が大規模で人も多いです。(マンハッタンだけでなくクイーンズも)

ただちょっと思ったのは、ロズウェルのUFOフェスティバルに来ている人たちは皆穏やかそうだということ。
それと、ニューヨークと決定的に違うのはマリ〇ァナの臭いが全然しないということ。

ほんの数時間で判断するのは良くないかもしれませんが、ニューヨークと違って危険な臭いがしない街だと思いました。


大人も子供も楽しそうで、とても雰囲気の良いフェスティバルです!!
食べ物屋さんもたくさん出ていましたが、やはり土地柄なのかメキシコ系の食べ物が多かったです。(タコスとか)
食欲そそるいい香りがしていました!

しかし、流石ロズウェル。街の至る所にエイリアンがいます。


ここも。


ここも。


ここも。


ここも!


ここはお土産屋さんです。
UFO墜落の地ということで、こういったエイリアングッズが揃っています。
私はコースターやTシャツやエイリアンマスクを買ってしまいました。


お土産屋さんはメインストリートに何か所もあるので全部巡ってみると楽しいと思います。
扱っているものが少しずつ違うので、1か所目で無理に色々買う必要はありません。
いくつか巡ってみてから欲しいものを決定すると無駄遣いせずに済むでしょう。


Tシャツコーナーのちょっとした演出がUFO墜落の地ロズウェルらしくて楽しいです!


お土産屋さん巡りとUFOフェスティバルの露店に夢中になっていたら日が暮れてきました。
ロズウェルは街灯までエイリアンです♪


遠くでは地元(?)のロックバンドが演奏していて、ローカル感満載のUFOフェスティバル。

ロズウェル ―星の恋人たちでもUFOフェスティバルのシーンが出てくるのですが、ちょっとイメージは違いました。
本物のUFOフェスティバルの方がもっと穏やかでピースフルなイメージかな。
そして、もっとエイリアンコスプレの人が多いかと思っていたのですが、それほどでもなく。
みんな普通の格好で楽しんでいました。
(エイリアンサングラスとエイリアンカチューシャをつけている人は多かったです)


↑エイリアンカチューシャ。男性がつけてるとなんだか可愛いです。

とても楽しかったのですが、正直言うと露店はちょっぴり物足りなかったかもしれません。
食べ物や木彫りやTシャツやタンクトップなどの素敵なお店もありましたが、基本「見る分には楽しいけれど、まあ、要らないかな・・」という商品が多かった印象です。
とはいえ、本当に雰囲気の良いフェスティバルだったので、何も買わなくてもただ歩いているだけですごく楽しかったです。

夜10時からはパレードもあるとのことだったのですが、事前に前年のパレードの様子をYouTubeで見たらイマイチだったので、パレード前にモーテルに帰りました。

また明日!


ロズウェルのゴミ収集車・・・?


ゴミたちがUFOに連れ去られています!!フェスティバルの最後に面白いものが見えて大満足。


部屋に戻ってから、買ったお土産を並べてみました。


主にTシャツ、そしてトートバッグ、エイリアンマスク、ポストカード、エイリアンバルーン、何より嬉しいのがRoswellの新聞です。
後々読み返しても楽しいし、思い出になるので旅先で新聞を買うのは大好きな私・・・。

そういえばモーテルのBudget Innは驚くことにドライヤーやポットが置いてないのでご注意。

シャワーのお湯の勢いもすごくて滝修行している気分でした。

また、TVのチャンネルは1つのみ

いちいちおもしろかったです。
こんな宿に100ドル近く払ったのはちょっとバカらしかったかな・・・ ( ゚∀゚)と思いますが、何事も経験!
良い思い出になりました。

今日はこの辺で終わります。
次回はUFOセンターについて書きます!
ありがとうございました。

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関連記事「ロズウェル星の恋人たち」が好きすぎてロズウェル旅行してしまった話①と②はこちらからどうぞ
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「ロズウェル星の恋人たち」が好きすぎてロズウェル旅行してしまった話③UFOミュージアム

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