こんにちは。
オリビアです。
私は国際結婚してアメリカに住んでいるのですが、日本の知り合いからはよく「国際結婚ってどう?」と聞かれます。
私は国際結婚してる側ですがおすすめはしません。
というか、相当の覚悟がないと厳しいです。
今日は国際結婚している私の体験談を交えながらおすすめできない理由を書いていこうと思います。
ここでは結構脅しますので覚悟して読んでください~~。
価値観のすり合わせが大変!生まれ育った環境の差は大きい
愛さえあれば・・・なんて言いますが、そんな甘いものじゃないです。
日本人同士なら空気を読むというか、ある程度許容範囲をわきまえた上で会話をしたりしますが、その「許容範囲」が全然違う外国人だと日本人同士のようなわけにはいきません。
悪気なく許容範囲を飛び越えたりすることがあるんですよね。
日本人同士なら絶対に言わないであろうことを言って来たり。(ジョークの質が違う)
向こうは悪ふざけのつもりだったりするらしいですが、こちら側とすれば気を悪くするどころじゃないほどムッとすることがあったりします。
でも相手は「悪気はなかった」の一点張りだったり。
特にアメリカ人の多くは悪いと思っていないことには謝らないところがあるので、それもまたこちらの怒りボルテージを上げるんですよね。(謝る・謝らないでも喧嘩になったりします)
とにかく、最初の数年は価値観のすり合わせだけでも大変です。
「この人なら!」と思って結婚しても必ず「・・・・・。」なところが出てくるんですよね。
日本人同士でも大変だと思うのですが、相手が外国人だと尚更です。
国際結婚でもある程度どちらかが相手の国での在住歴が長かったりするとちょっとマシだったりするのかもしれませんが、そうじゃない場合は「なんで?」って思うことが色々出てくると思います。
謝らないアメリカ人のエピソード↓
相手の国への不満を漏らすと喧嘩の種になりやすい
やっぱり出身国が違うと文化や国民性など全っ然違いますから、何かとデリケートです。
相手のことを傷つけるつもりがなくても、時には「自分の国だと〇〇なのに」とか「私の国だとこうならないのに」みたいな不満が出てしまったりするんですよね。
普段はお互い相手の国に対する不満などは口にしないようにしているのですが、人間ですから、やはりたまには言いたくなってしまったりすることが・・・。
そして平常時であれば、聞いた方も「ストレス溜まってるんだろうな」と理解してスルーすることが多いのですが、タイミングが悪いと喧嘩になってしまうことがあります。
または、その時はスルーしていてもまた何か別のことで揉めた時に「そういえばあの時・・・」みたいな感じで再燃することもあるので相手の国の不満などは極力避けた方が良いと思います。
相手の家族の悪口を言っちゃまずいのと同じで、国に関してもデリケートです。
国際結婚はどちらか一方が自国を離れて暮らすのでその大変さは並大抵ではない
留学で1年、とか駐在で3年とかならまだ海外暮らしも我慢できると思います。
でも国際結婚となるとその結婚が終わらないかぎり永遠にその土地にいるようになることだということを覚えていてください。
楽しい時は全然苦になりませんが、喧嘩した時とか不満が募った時などは結構しんどいです。
自分が生まれ育った場所と違い、言語も違う、習慣も違う、人の性質も違うとなると孤独感半端ないです。
元々その国で住んでいる同士が出会って結婚した場合は違いますが、結婚を機に相手の国に引っ越すと喧嘩した時の孤独感は想像以上に厳しいです。
また身近に友達がいたら随分気分転換もできるかもしれませんが、そうでないのであればめちゃくちゃな孤独を味わうことになりますので、その辺も覚悟しておいてください。
国際結婚は子供ができるとさらに大変らしい
教育方針が違って大喧嘩になるというのは日本でも聞きますが、その辺の価値観に関しても日本と海外は全く違うので喧嘩になりやすいらしいです。
日本では男性は未だに仕事がメインで、ちょっと子供の世話をするだけで「イクメン」と持てはやされると聞きますが、アメリカなどは男性ももっと積極的に行く時に関わってくることが多いです。
すると、教育方針が同じ場合はすごく良くても、全く違う場合は地獄なんだとか。
私たちは子無し夫婦なのでそのへんはわからないのですが、国際結婚して子宝に恵まれたものの子育て方針が全く違っていて離婚した知り合いがいます。
その知人は「日本の男性みたいにもうちょっと無関心だったらよかったのに」と言っていました。
ないものねだりかもしれませんが、異文化の人と暮らすことの大変さを知っている私としては、確かに子育て方針が真逆の場合は日本式(子育ては女性がメイン)の方がいっそのこと楽なのかもしれない・・なんて思ってしまいました。
うーーーん、難しい。
結論:国際結婚は難しいのでおすすめはしない
私と夫は喧嘩しながらもなんだかんだ幸せにやってますが、最初の数年は本当に大変でした。
大喧嘩しても相手のことが好き、一生一緒にいたいという気持ちで過ごしているのでうまくいっていますが、その辺が揺らぐと危ないです。
日本に帰りたくてもそう簡単に帰れないし、家族が恋しくても会えないというのもキツイです。
国際結婚ということはどちらかが国に帰れない不満、家族に会えない寂しさなどを抱えて生きていくことになります。
そういう気持ちを押し込めてでも一緒にいられる相手じゃないと、国際結婚は相当厳しいです。
というわけで、国際結婚は大変だし、生半可な覚悟では続けられませんが、楽しいこともいっぱい。
ただ、コロナみたいなことになると本当に帰国さえままならなくなるので覚悟は必要です。
それでも国際結婚したいというあなたは、ぜひ頑張ってください。
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