「Aさんって、子供のころアメリカに住んでたらしいけど英語あまりできないよね」
「B君は、1年間留学してたらしいのに英語の発音イマイチじゃない?」
日本で住んでいた頃、このような言葉を何度も耳にしました。
・留学したら英語がペラペラになる
・海外に住んだら自然に英語が上達する
こんなふうに思っている方は意外と多いのではないでしょうか?
でも残念ながら、答えはNOです。
今回は、海外(英語圏)に住んでも英語がペラペラにならない原因や、効果的な語学留学について書いてみたいと思います。
何年も海外に住んでも英語はペラペラにならないの?
日本人の多くが「海外に数年住むとその国の言語が堪能になる」と勘違いをしています。
ちょっと厳しいようですが、これはとんでもない勘違いです。
現に、英語圏で20年以上住んでいるのにトラベル英会話程度しか話せない人を知っています。
また日本在住のアメリカ人で、10年ほど住んでいるにも関わらず日常会話がままならない知人もいます。
驚きましたか?
ここではわかりやすいように衝撃的な例ばかり挙げてしまいましたが、
「3年海外にいるけれど、現地語はほとんどできない」
「留学して2年経つけれど、ネイティブの言うことは未だに理解し辛い」という人はその辺にゴロゴロいます。
これはなぜでしょうか?
理由は単純で、現地語話す機会が少ない or 自分に合った学習法を見つけていない(効率の悪い勉強法をしている)からです。
まず、前者の現地語(ここでは英語にしましょう)を話す機会が少ないというのは致命的です。
言語は話さなければ絶対に絶対に上達しません。
せっかく大金払って留学しても、積極的に話す習慣を身につけなければほとんど上達しないまま1~2年が経ってしまいます。
先に例に挙げた2人も話す機会が少なすぎて上達しないという典型です。
あなたも、話す努力をしていますか?
どうしても話す相手がいないという方はオンライン英会話をおすすめします。
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次に、自分に合った勉強法をしていないため上達しないというパターン。
これに関しては人それぞれ合う・合わないがありますから、色んな勉強法を暫くの間試してみてどれがしっくりくるか、自分だけの方法を模索する必要があります。
面倒に感じるかもしれませんが、合わない方法をいくら続けてもあまり効果はなく、むしろ時間の無駄ですので自分だけの方法を必ず見つけてみてください。
(例えば私は洋楽を英語教材とした勉強法は苦手。若い頃散々試しましたがあまり効果は出ませんでした。
私にぴったり来たのはシャドーイングと読書です)
英語圏に何年も住んでいても英語があまり話せない人の特徴とは
留学にしろ、仕事にしろ、帯同にしろ、長期間英語圏に住んでいるのに英語があまり話せない人というのはとても多いです。
特徴を書いてみます。
極度の恥ずかしがり屋で英語が話せない
自分の発音や文法が気になりすぎてなかなか発言できず、結果英会話に慣れないまま数年が経過してしまった・・・というタイプ。(結構多いです)
発音はリピーティングで直しましょう。
文法も中学レベルぐらいのものはわかるようにしておきましょう。
リピーティングに関しては私の過去記事を参照してください。→【基礎中の基礎】リピーティングで効率的に英会話力アップ
文法の知識が少なすぎて英語が話せない
ブロークンイングリッシュならどうにかなるけれど、文法を知らなさ過ぎてきちんとした文章が作れないタイプ。
これに関しては文法を勉強しない限り、さらに5年10年と英語圏にいても飛躍的な英語力向上は見込めません。
私も以前は文法を軽視していたのですが、とんでもない大間違いでした。
文法、超大事。
ひとまず、中学レベルの英文法を押さえておくだけでオーケーです!
自分の英語を過信しているため努力を怠っている
自信を持つことはとても大事。
しかし、その自信が成長を妨げることもあります。
日本の学校での英語の点数が高かった人や、海外の滞在先で自分より語学力の低い人とつるんでいる人にありがちですが、「自分はまあまあイケている」と思うが故、それ以上の努力をしない人がいます。
これはもったいないので、心当たりがある人は今日から早速英語に触れる時間を増やしてください。
忍耐力がないため英語が話せない
私は長らくこのタイプでした。
やる気が出たらとことんやるのにその時期が過ぎると、電源OFFにしたかのように一切やらなくなる・・・という厄介なタイプで、英語も停滞期間が長かったです。
継続は力なり
英語って、1か月のうち1日だけ10時間がんばっても無意味なんです。
それなら1日10分でもいいから毎日コツコツする方がよっぽどマシです。
人間は忘れる生き物ですからいきなり10時間勉強したところで翌日には大方忘れています。
真面目にコツコツ、これがすっっっっっっごく大事です。
留学を効果的なものにするには?
せっかく大枚払って実現させた留学。
ほとんど上達しないまま帰国なんてしたくないですよね。
ではどうすれば良いのでしょうか。
具体的に見ていきましょう!!
積極的に英語を話すよう心がける
先にも書いたことですが、せっかく留学しても英語を話さなければ上達は見込めません。
シャイな性格、消極的な性格は一時的にでもどこかに投げ捨てておき、留学中だけでもたくさん話すように心がけてください。
日常的にたくさん話している人と、そうでない人では半年後、1年後に大きな差が開きます。
英語のミスや癖は直してもらえるよう周囲に頼んでおく
いきなりビジネスや帯同で海外・・・となってしまった場合、少々文法がおかしくても誰も直してくれません。
でも語学留学の場合、話は別です。
英語を学びに来てるわけだから、先生もしっかり指導してくれます。
先生に「癖になってしまっている文法間違いや発音間違いなどがあれば都度指摘してください」とお願いしておきましょう。
そうすると先生にもあなたの本気度が伝わり、さらに応援してくれるようになりますよ。
留学中も学校の復習は必須!!
留学というと、キラキラ楽しいイメージが先行しているかもしれませんが、実は結構ハードです。
学校が終わったら、その日のうちに授業の内容を復習しなければなりません。
習ったことを復習しないと、必ず忘れます。
学校で学んだことを確実にモノにするためにも、復習は必ずやるようにしましょう。
このように一見地味に思える作業をきちんとできる人は上達が速いです。
英語で読書をするように心がける
スピーキングはなんとなく出来ていても、リーディングができないという人がいます。
が、英語圏で生きていく上でリーディングスキルがないのは致命的です。
好きなジャンルの本をたくさん読んで、英語の文章に慣れておきましょう。
読書をすると自発的には使うことがない構文や単語をたくさん吸収できます。
読書は英語力アップの鍵にもなりますのでぜひやってみてください!
効果的に英語留学する方法について語ってみた!
海外に住んだからと言って英語が上手になるわけではありません。
でも、効果の出る方法で勉強を続けると、少しずつ上達しているのが実感できると思います。
英語ができると楽しいですよ。
特に、モテるとさらにやる気が出ます 笑
フィリピン留学について語った記事はこちら↓
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