最近、英語中級以上の友人におすすめの洋書を聞かれたら必ず「ある日どこかで」を勧めています。
「ある日どこかで」というのは私が個人的にすごく好きなストーリーなのですが、
それ以外にもこの作品をおすすめする理由がいくつかあります。
それらの理由を挙げていこうと思います。
初めての洋書に小説「ある日どこかで」をおすすめする理由
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ある日どこかで DVD
① 易しい文章で書かれているので途中で嫌にならない
この「ある日どこかで」の文章はとても易しいです。
英語の文章を読むことに慣れていない英語ビギナーの方にはちょっと辛いかもしれませんが、中級レベル以上であれば問題なく読めるのではないでしょうか。
また、難解な表現、単語は使われていないので何度も何度も辞書を引く手間がかかりません。
読書は好きだけど、単語がわからなさすぎて1ページ読むのに「もう何度辞書引いたかわからない!!!このペースでは来年になっても読み終わらないかも」とウンザリする人にはこの本はおすすめです。
② 文章(言葉)の選び方が美しい
元々古い作品の上、さらにもっと古い時代に遡る話ですので、今風の荒っぽい言葉などは当然出て来ません。
特に、主人公リチャードの相手役の女性がエレガントな人気女優ということもあるのか、言葉の選び方が実に美しいです。
私個人の意見ですが、今時のスラングがバンバン使えるよりも、少し古風でも綺麗な言葉遣いを覚える方が明らかに嬉しいので。
③ ストーリーに引き込まれいつの間にか英語が上達!
小難しすぎる文章を読んでいる時や、内容的に面白くない本を読むのって非常に苦痛ですが、「ある日どこかで」はストーリーが素晴らしいです。
ハラハラドキドキ、主人公のリチャードがどうなっていくのか次々に読み進めているうちに英語表現の引き出しが増えていくのはもちろん、読解力もUPしています。
洋書で英語上達を目論むのであればストーリーはとても大事です。
美しく、ロマンチックで切ない物語が、当時まだ10代だった私のハートを鷲掴みにしました。
(それから随分年月が経ってしまいましたが、まだ鷲掴みにされたままです)
リチャードはただの自己暗示の催眠オジサンじゃないよ!!
今、「え!!自己暗示をかける変なオジサンの話?それなら読まないよ!」と思ったあなた。
ちょっと待ってください!!
誤解を与えないように次に簡単なストーリーをご紹介します。
「ある日どこかで」の超簡単なあらすじ(ネタバレなし)
劇作家のリチャード(スランプ中)は、気晴らしに出かけた先の宿泊施設で美しい女性のポートレートに目を奪われる。
彼女のことが気になって仕方がないリチャードはその女性について調べ始める。
するとそれは7年前にリチャードの前に現れた老女の若い頃の姿だった。
そして、7年前のその晩、その老女は息を引き取っていた。
彼女にどうしても会いたくなったリチャードは、自己暗示をかけてタイムトラベルする方法を知り、自分もやってみようと試みることに。
幾度もの失敗の後、ついにリチャードは70年前にタイムトラベルすることに成功する。
リチャードと女性は無事会えるのか?
そして二人はどうなるのか?
ネタバレあらすじを知りたいあなたは・・・
以前「ある日どこかで」の映画に関する記事を書きました。
そちらにネタバレ有りのストーリーを書いていますので、興味のある方はどうぞ
(*´∀`*)
↓ ↓ ↓ ↓
【映画】ある日どこかで|ネタバレあらすじ|英語解説
英語の小説「ある日どこかで」!まとめ
いかがですか?
英語と読書が好きな中高生にもおすすめだよ!!
この本を読むのに慣れたら、英文読解力が増すこと間違いなしです!
SF要素のある物語が大嫌いじゃない方なら楽しんでもらえると思います。
ぜひ読んでみてくださいね。
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