ニュース英語は聞き取れるのに、洋画の英語になると途端に難しく感じることはありませんか?
英語のニュースが聞き取れるようになったのに、洋画を見ると何を言っているかわからない・・・というのは英語学習者が直面する「あるある」です。
この記事では、ニュース英語と洋画英語の違いを理解し、なぜ洋画の英語が聞き取りにくいのか、その理由を掘り下げます。
洋画の英語を聞き取るための具体的な対策や練習方法についても紹介しちゃうよ。
実は私もリスニングに苦労した1人。一緒にがんばろう!
ニュース英語と洋画英語の違い
「英語ニュースを聞き取れるようになったのに、映画はさっぱり。なんで?!」と疑問に思っている方は多いのではないでしょうか。
ニュース英語が聞き取りやすい理由は、アナウンサーや記者がクリアで標準的な発音を使い、文法的にも正確な文章を話すから。スピードも適度であり、専門用語を除けば、内容は比較的わかりやすいです。
しかし、洋画ではそうはいきません。
映画の登場人物たちは、日常会話の中でスラングを多用したり、アクセントがあったり、また時には感情を強く込めて話すため、聞き取りにくくなることが多いのです。
もう少し詳しく解説していきますね。
発音とイントネーションの違い
まず、ニュースと洋画では発音やイントネーションが異なります。
ニュース番組では、アナウンサーが標準的な英語を用いて話すため、発音は非常に明瞭でイントネーションも平易。これは視聴者が正確に情報を理解できるようにするための配慮です。
一方で、洋画の登場人物たちは、キャラクター設定に合わせた発音やアクセントで話します。
地域ごとのアクセントや個人の癖が混じり合い、非常に聞き取りにくく感じる場合があります。
田舎者の役や、
柄が悪い人の役の英語が聞き取りにくいのもそういった理由。
スピードとスラングの使用
また、話す速度もニュース英語と映画の英語の違いです。
ニュースではスピードが統制されており、視聴者が理解しやすいように話されています。
しかし、洋画では日常会話のスピードで話されるため、かなり早口になることがしばしばあります。
また、スラングやカジュアルな表現が頻繁に登場し、これが聞き取りのハードルを上げています。
私が思う「映画英語が聞き取りにくい理由」NO1がコレ。
スラングやカジュアル表現って地味にクセモノです。
文脈や背景知識も必要
背景知識の有無も、聞き取りに影響を与える要因の1つ。
ニュースは一般的に事実を報道するものであり、前後の文脈がしっかりとありますよね。
しかし、映画ではストーリーが展開する中で、登場人物の関係や背景を理解しないと、会話の内容がわかりにくくなることがあります。特に映画のセリフは文脈依存が強く、場面の空気や感情が反映されているため、単に言葉を聞き取れるだけでは不十分です。
背景を理解していないために、映画の内容がよくわからないってこと、
日本語の映画でもありませんか?
洋画英語を聞き取るための対策
では、どうすれば洋画の英語を聞き取れるようになるのか。
具体的な学習法(対策)を紹介していきます。
発音とイントネーションの練習
まずは、映画に出てくる特有の発音やイントネーションに慣れることが重要。
そのためにはシャドーイング(セリフを聞いた後すぐに真似する)やリピーティング(セリフを繰り返し聞いて真似する)といった練習方法が効果的です。
映画のセリフのシャドーイングはかなり難しいので、
まずはリピーティングからやってみるのがおすすめ。
特定のキャラクターの話し方にフォーカスして練習するのも良いでしょう。
私は、海外ドラマ「ブレイキングバッド」のモノマネをよくしていました。
ウォルターやマリー、スカイラーなどになりきって喋っていたのは良い思い出。
かなり良い練習になります。
スピードに慣れる方法
映画の英語はナチュラルスピードなので、英語に慣れていない人からはかなり速く感じます。
英語のナチュラルスピードに慣れるためには、徐々にスピードを上げていくリスニング練習が有効です。
最初は字幕を見ながら、その後字幕を消して同じシーンを何度も視聴することで、耳を慣らしていくことができます。
また、スロースピード機能を使って少しずつスピードを上げていく方法もあります。
スラングとイディオムの学習
洋画には日常会話でよく使われるスラングやイディオムが数多く出てきます。
スラングを積極的に学ぶ必要はないと思いますが、頻出スラングは知っておくだけなら損にはなりません。
これらは辞書やオンラインリソースを活用して学ぶことができます。
後、私が実践していたのは、映画を見ながらの「知らない単語収集」。
映画やドラマを見ていて分からなかった表現をその場でメモしておき、後で調べるという勉強方法です。
アメリカ生活が始まってすぐの頃に実践していました。
映画やドラマはネイティブのナチュラル表現が学べるので本当におすすめ。
コンテクスト(文脈)の理解を深める
映画のセリフは、登場人物の背景や感情が大きく関係しています。
そのため、シーンの前後関係やキャラクターの心情を理解すると、リスニングの助けになるでしょう。
映画のストーリー全体を把握しながら、特定のセリフの意味やニュアンスを感じ取る練習をしましょう。事前に映画のあらすじを読んだり、キャラクターの関係性を理解しておくと、セリフの理解がしやすいはずです。
リスニングアプリや教材の活用
リスニングを強化するために、専用のアプリや教材を活用するのも有効です。
例えば、「TEDICT」や「EnglishCentral」などのアプリを使えば、映画と同じく生きた英語を聞き取る練習ができます。これらのアプリは、様々なアクセントやスラングもカバーしているため、映画のリスニング対策にもピッタリです。
リスニングの集中力を高める方法
リスニングには集中力が重要です。
長時間続けるのではなく、集中できる短い時間に区切って練習すると効果的です。
たとえば、15分間の集中リスニングセッションを1日数回行うと、疲れずに効率よくリスニング力を向上させることができます。
また、ノイズキャンセリングヘッドフォンを使用するなどして、環境を整えることも重要です。
おすすめの練習方法とリソース
リスニング強化のためには、NetflixやYouTubeなどで字幕付きで視聴できる作品を活用するのがおすすめ。通勤中や待ち合わせの隙間時間などにもリスニング学習ができるので、忙しい人でも無理なくレベルアップを目指せます。
Netflixは巻き戻し機能があるので、
何度も繰り返し聞けてとても便利です。
また、TED Talksやポッドキャストなどもリスニングの練習に適しています。
これらのリソースを使い、日常的に英語に触れることで、リスニングの力を着実に伸ばしていきましょう!
洋画の英語を聞き取れるようになるためのQ&A
- Qどのくらいの頻度で練習すれば効果が出ますか?
- A
毎日少しずつでも継続することが重要です。短時間でも良いので、毎日英語を聞く習慣をつけましょう。
- Q初心者向けの洋画のおすすめは?
- A
ストーリーがシンプルで、キャラクターがはっきりと話す映画を選ぶと良いです。
例えば、ディズニー映画やファミリー向けの映画がおすすめです。
結論!洋画英語を習得するための学習法を行おう
ニュース英語と洋画英語の違いを理解し、それに応じた練習を行うことで、映画のセリフもより聞き取りやすくなります。
洋画のナチュラルな英語を聞き取れるようになるには、発音やイントネーションに慣れること、スピードに適応すること、口語で使われるイディオムを学ぶことが重要です。
これらの対策を取り入れながら練習を重ねることで、洋画を楽しみながら英語のリスニング力を向上させられるはず。がんばりましょう!
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