ニューヨークに越して来て、初めてローカルスーパーに行った時はびっくりしました。
なぜなら、買い物かごを取ろうと思ったらゴミが入っていたのです。
(レシートやビニール、ぐちゃぐちゃに丸めたティッシュなど)
日本でもレシートが入った買い物かごを見ることはありますが、さすがにゴミ箱化はしていませんよね 汗
気を取り直して店内を進んで行くと、エメラルドグリーンや水色のクリームが乗ったケーキやドーナツコーナーが迎えてくれました。
いきなり食欲減退しましたが、日本のスーパーマーケットとは色々違っており、面白くもありました。
今日は私が居住するニューヨークはクイーンズ地区のスーパーについて書いてみようと思います。
ニューヨーク!汚いスーパーに啞然(クイーンズ)
今となっては品が良くてオーガニック製品を多く販売しているスーパーに行っていますが、
ニューヨークに越して来た当初はまだ居住エリアについてあまり把握していなかったので、知っているところばかり行っていました。
そのため滞在が2~3か月目にもなれば既に私の中で「ニューヨークのスーパー=汚い」というイメージが出来上がってしまいました。
葉物野菜、普通に通路に落ちてます。
これ、珍しいことではありません。時々目にする光景です。
(そして、また陳列棚に戻され、それを知らないお客が普通に買って行きます・・・)
こちらはまた別のスーパー。
木クズだか鶏のえさだか知りませんが、床に謎のつぶつぶが大量に落ちています。きもい・・・。
これもまた別の場所です。
日本にこんなスーパーありますか?
ぜーーーーったいないですよね!(断言)
こちらはイタリア系スーパー。
トウモロコシに至っては、皆さんまず皮を剥いて中を確かめ、気に入ったら購入。
気に入らなかったら着ぐるみ剥がしたまま放置です。哀れ。
アジア系野菜は大抵ヨレヨレ!それ以外の野菜果物も残念
大根の表記が間違ってますが、なんだかかわいい。
ちょっとニコッとしてしまいました。
私は普段7~8か所のスーパーを利用しますが、常に大根を取り扱っているお店は2か所のみ。
そして、日本のように瑞々しいダイコンに出会えることは殆どありません。
ちなみに価格が89C LBとなっていますが、これは89セントではありません。
もちろん89ドルでもありません。
LBはポンドです。
これは1LBにつき89セントということですね。
で、1ポンドは大体453グラムです。
アメリカ生活も長くなって来ましたが、この単位は未だに慣れません。ややこしい・・・。
傷みまくった白菜。
ローカルのスーパーでは “Napa”と表示されていることが多いです。菜っ葉のことでしょうか。
(余談ですが、チンゲン菜は英語でBok choyと呼ばれています。読み方はボクチョイ。すごい名前ですよね!)
そういえば以前大き目の白菜を見つけたので値段を確認せずにレジに持って行ったらまさかの10ドル超えだったことがありました!
私はもちろん、レジのお姉さんもびっくりしていました。
定期的に大根のお味噌汁が食べたくなるので買いますが、正直気持ち悪いです。
劣化が進んでいて、スーパーに並んでいる時点で既にふにゃっとしていることが多いです。
(切る時には既に大根のお漬物ぐらいの柔らかさになっていることもあります)
その上スが通っている確率が高いという・・・。
とはいえそれでも日本の味のためにはこんなボロボロ野菜でも買いますよーー泣
これなんて購入後冷蔵保存していたのに、2日ぐらいで黒カビ(?)生えてきました・・・。
とはいえボロボロなのは珍しいアジア系野菜だけではないです。
メロンもこの有様。
トマトも傷んでたりしなびてるのが多かったり。
ピーマンも古そうです。
イチゴにはふわふわの綿のようなカビ!
そういえばマンハッタン在住のユーチューバーの方の動画を見ていたら、
「ニューヨークのスーパーの野菜の品質は悪すぎる。傷んでたりカビが生えていたりするのに、全く対応せずそのまま売ってるから苦情専用番号311に電話した」という内容の話をされていました。
苦情専用番号311について書いた記事はこちら↓
【アメリカの電話番号311って?】苦情専用電話番号と呼ばれる番号って何?
311に電話したというのはマンハッタンのインスタ映えエリアに住んでいる方だったのですが、
それを見て「野菜や果物の品質の悪さはクイーンズだけじゃないのか」とびっくりした記憶があります。
でもそう感じているのは私たち日本人だけではなさそうです。
お店の口コミ情報など見てみると、汚いスーパーにいらだった人が書き込みをしています。
「腐った大量のオレンジは早く取り除いて!!」
「カビだらけの玉ねぎしか売っていない」
「店中が不潔すぎる」
など写真付きで書かれていますが、それでも改善する様子はないんですよね~。
ある意味すごい。
そうそう。
夏場なんて冷房が十分でないスーパーはハエだらけです。
野菜の保存状態も悪いようで、腐敗が凄い・・・。
夏場は少々遠くても管理が行き届いたオーガニック系スーパーに限ります。
癒しもあるのがアメリカのスーパー!ニューヨーカー猫も住んでるよ
私が利用しているスーパーのうちの1軒には猫がいます。
人間によく慣れていて、のんびり歩いたり、通路で昼寝したり。
めちゃくちゃ可愛いです。
この店に行くのはネコちゃんに会うのも1つの目的だったり。
癒されますよね~。
日本では衛生面の問題もあり、猫がスーパーの中をウロウロできる環境ではありませんが、
アメリカにはこういう店がちょこちょこあります。
カフェ(猫カフェじゃない普通のカフェ)やレストラン、デリなどでも猫を見かけます。
このゆるさは好きなんですよね~。
ニューヨーク市クイーンズ区内ローカルスーパーはこんな感じ
この系統のドリンクはすごく充実しています。めちゃ甘いです。
緑茶が恋しくなります。
ツッコミどころ満載のケーキ。
牛乳も豊富においてあります。
こちらは我が家で使っているバター。パッケージに惹かれて買いました 笑
アボカドオイルやらココナッツオイルやら。
お肉コーナー。
ちょっと珍しい果物。日本の地元のスーパーでは見かけなかったなあ。
色が綺麗なのでサラダによく使ってます。
これはまだ使ったことがありません。近々挑戦してみます!
こちら、トルコ、ルーマニア系のスーパーです。ピクルス類がいっぱい!!可愛いですよね。
これはナッツ類のはちみつ漬けなんだとか。いつか買ってみたい!
でも味が好みかどうかわからないので躊躇しています。小さいサイズとかあればいいのですが。
これを見つけたらぜひ購入してみてください。
キヌアなのですが、私はいつも常備しています。
お湯とオリーブオイル少量だけでヘルシーキヌア料理ができあがります。
サラダに混ぜても、そのまま食べても美味しいので超おすすめです。
私が個人的に気に入っているクイーンズのスーパーはこの2店
私が気に入っているクイーンズのスーパー情報です。
クイーンズにこだわらないのであればホールフーズがベスト!
ニューヨークで人気のスーパーはホールフーズ(Whole Foods)!人気エコバッグはアマゾンでも買える
Urban Market
こちらはロングアイランドシティ、ガントリープラザステートパーク近くのUrban Market。
品ぞろえも豊富ですし、ご覧の通り清潔です。
外観はこんな感じです。一見してスーパーとわかります。
ここで買い物してガントリープラザステートパークで食べることもあります。
Key Food
サニーサイドのキーフード。ここは24時間開いています。
防犯上の理由かある程度の時間になると閉める店が多い中、いつでも開いているというのは便利ですね。
店内はこんな様子です。
この周辺には何軒かのスーパーがありますが、いずれも比較的清潔で品ぞろえも良いです。
ニューヨーク!クイーンズのスーパーまとめ
ご覧いただいたように、汚いところも多い、クイーンズのスーパーマーケット。
でも、商品は色々と面白いものがたくさんあるので、なかなか楽しいです。
とはいえ、劣化野菜が多いため、せっかく買っても数日でダメになってしまうことが数知れず。
苦労が絶えませんが、早い段階で保存食を作るのが上手になりました。
今度珍しい食材を使った保存食レシピも公開しますね。
では最後までお読みいただきありがとうございました。
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