リーディング

【子供から大人まで】英語力アップなら読書がおすすめ!効果的な読み方

2018年10月9日

 
”日本人は読み書きはできるがスピーキングとリスニングは得意でない”というフレーズをよく聞きますが本当にそうでしょうか?
 
 
確かに外国人と対面で会話するよりは、まだ読み書きの方がマシだという人も多いでしょう。

私もそんなふうに思っていた時期があり、英語の学習といえばスピーキング技術の向上ばかりに目を向けていました。

 

が、

 

あるショッキングな出来事をきっかけにリーディングレベルを上げる決意をすることになります。

今日はそのことについてお話しようと思います。

 

翻訳の仕事がやってきた!ところが・・・


 
約4年前のことです。

ある分野で個人経営の会社をしている知人から翻訳の依頼が入りました。

 

「シンガポールのクライアントから長文のメールがあったんだけど、これを翻訳してもらえないかな?自分でも読んでみたんだけど、どうにもこうにも英語が苦手で。

仕事として依頼したいんだけど、いいかな?」

 

「わあ!ぜひやらせて下さい!でも私にできるかなー(謙遜)」

 

そして、どれどれと文書を見て数秒固まりました。

 

半 分 ぐ ら い、理 解 で き な い ・・・・・・・。

 

知らない単語がある、というだけではありませんでした。

見慣れない構文がいくつも入っていたのです。これは翻訳できないかも、と思いました。

でもなぜ?

 

今まで関わったことのない分野の内容だったから?

慣れないビジネス英語だったから?

 

両方ともNOです。ただ単に、私に英文を理解するだけの能力がなかったのでした。

 

それまで、外国人との会話の中で「日本人は話すより読み書きの方が得意だよね」と言われると、

「そうなんです。私もどちらかと言えば読み書きの方が得意ですよ」などと答えていたのですが、 どこが!!どの口が読み書きが得意なんて言ってたんだーー!と思い出して顔から火が出そうでした。

 

Hahaha!修行が足りんな!

 
 
 

読めないということは書くことなんて到底できないわけだし、

たとえそれが今回のような文章ではなく会話だったとしても恐らく理解はできなかったことでしょう。

ああ、私は読み書きも、聞くことも話すことも不得意なんだなと自覚しました。

 

 

結局、依頼主の方に了承を得た上で英語ネイティブスピーカーの友人に協力を仰ぎ、どうにか翻訳はできたのですが、自分の実力不足にとても落ち込みました。

私の英語力を買って依頼してくれた依頼主の方にも申し訳なかったです。

 

実はこの時が仕事として初めて依頼された翻訳作業だったのですが、これが私の多読魂(?)に火をつけるきっかけとなりました。

 

たくさん読書することで英語の文章に慣れる

実を言うと、この時期英語での読書は全くしていませんでした。

英語を読むというと、外国の友人たちからのメールぐらい。

英語のニュースサイトも見ないわけではなかったのですが、文章が長いと面倒になり、途中で読むのを断念していた時期でした。

 

でも、まずは英語の文章を読むことに慣れなければならないと思い、ハタチ過ぎの頃に読んでいた洋書を引っ張り出してきました。

これは旅行で訪れたヨーロッパの本屋さんで購入したものでティーン向けの小説です。

恐らく14歳~17歳ぐらいの女子をターゲットにしているであろう小説で、作中の単語もそれほど難しくないですしストーリーも読みやすく、買った当時はとても気に入っていた本でした。

私の場合、知らない単語が多すぎる本は途中で諦めてしまう傾向があるので、まずは中学生レベルのやさしい文章から少しずつ慣らしていかなければと思いました。

これは単なる読書というより英文に慣れるための作業ですので、難解な本を読んで一文ごとにつまずくわけにはいかないですからね・・・汗

 

しかしこの選択が良かったのか、同じようなやさしいレベルの本を3~4冊読み終える頃には随分英文に慣れていることに気付きました。

そして、英語のニュースサイトを見ても途中で面倒になって諦めるということが少なくなっていました。難しい内容のニュース文を最後まで止まらずにスラスラ読めるわけではなかったのですが、内容をそこそこ理解しつつ、そこそこのスピードで、最後まで読むことに慣れつつあったのです。

 

読書で普段自分では使わないような表現をたくさん仕入れたからか、リーディングだけではなく、スピーキングにも変化が表れていることに気付きました。

 

語彙が増えた・・・そんな感じでした。

 

語学の達人が「本を読め。本を読むと語学力が必ず上がる」と言うのはこういうことなのか、と感動したのを覚えています。

 

では、私がどんな風に読書をしていたか少し書いてみましょう。

 

 
 

オススメ!英語力を上げる読書の仕方とは・・・


 
これはわたし流のやり方なのですが、

1.時々音読をする

なにかで「読書の際声に出しながら読むと、リーディングとリスニング、スピーキングの力のすべてがアップする」と読んだことがあり、それを実践するようにしています。

ただ黙々と読むのと違い、音読を始めた瞬間からしどろもどろになったりして、1人で情けない思いをしたりもしますが、この際感情は無視です。

 

音読を始めて気付いたのは、黙読しているだけの時よりも単語や表現が記憶に定着しやすいということです。「読みながら」「聞きながら」「声に出しながら」と3つのことを一度にやっているわけですから効果が上がるのも納得ですよね。

とはいえ、私自身も毎回ずっと音読しているわけではありません。

音読しなきゃ!と思ってしまうとプレッシャーとなり一気に面倒になってしまうタイプなので読書の間の5分だけ、とか1ページだけ、とか決めてやっています。

 

 

 

2.いちいち辞書を引かない

先にも書いたように、比較的簡単な本を選ぶので知らない単語が大量に出て来るというわけではありません。

それでも、読んでいくうちに知らない単語に出会うことはあります。

そのたびに手を止めて辞書を引いていくと1冊読み終わるまでに途方もない時間がかかってしまうので、私は敢えて辞書をひかないようにしています。

ただ、よく使われる単語はたびたび登場しますので1日の読書を終えた時にまとめて単語の意味を調べるようにしています。

そういう単語は意味を調べなくても前後の文章からある程度意味が予測できますので、自分なりの答え合わせのようなつもりでやっています。

 

 

 

3. 気になる表現には付箋を貼るか鉛筆で薄く印を入れておく

自分では使ったことがないけれど本の中でよく見る表現などは覚えておくと役に立ちます。

その場その場でノートに書いていくのも手ですが、私は読書のリズムを止めないように、気になる部分に付箋を貼ったり鉛筆で薄く印を入れたりしています。
 
 

先ほど、過去に読んだ本の付箋の箇所を確認してみると “They were neck and neck.” の部分にポストイットを貼っていました。

“neck and neck”とは、首と首という意味ではなく、「接戦、互角」などの意味で使われるのですが、この表現を知らなかった当時は面白い表現だと感じたようです。

このように後から見返しても楽しいので私は表現を覚えた後も付箋はそのままにしておきます。

 
 


 
正直、読書中に私が意識しているのはこの3点だけです。

他にも色々工夫しながら読むともっと効果が上がるのは分かっているのですが、なにせやるべきことが多ければ多いほどやる気が失せてしまう性質なので・・・。

英文に慣れようと思って始めた読書も、面倒になって断念してしまっては元も子もないですので、怠け者の私にはこの3つで十分だと思っています。

 
 
それでも洋書を頻繁に読むようになってから、総合的な英語力がアップしたと感じています。

一文がダラダラ長い英文でも躊躇せず読めるようになりましたし、自分が文章を書く時にも自然な表現が増えてきていることを実感するようになりました。
 
 
音読を癖にするようになってからというもの、英語脳ができてきたのか、リスニングとスピーキング力も上がりました。

英語の先生や英語の達人が読書を薦めるわけですね。

ちなみに読書は子供の英語教育としても効果抜群なんです。

 

 

子供にも有効、英語での読書や読み聞かせ!

私にはイスラエル人の親友がいるのですが、彼女の3歳の息子が既に語学の達人なのです。

3歳にして、英語、ヘブライ語、日本語のトライリンガル

 

母親がイスラエル人なのでヘブライ語が話せ、日本に暫く住んでいたので日本語ができるのはわかるのですが、なぜ英語もできるのか。

親友に、どうやって息子が英語を覚えたのか聞いてみました。
 
 

すると、息子が小さい頃から英語の絵本をたくさん与えていたんだとか。

家だけではなく移動中や病院での待ち時間なども、常に3~4冊の絵本を持ち歩き、小声で読み聞かせをしていたそうです。

そうしているうちに、英語もいつの間にか覚えていき幼児用の英語のテレビ番組なども積極的に視聴し、自らも英語で話すようになったんだとか。ちなみに彼女もその息子も英語圏での生活の経験はありません。
 
 
 

彼女の息子は、自分の母親と話すときはヘブライ語か英語、
私に話しかける時は日本語、
そして私たちの共通の友人であるイギリス人女性には英語で話しかけます。

 
 
もしかしたら彼女の息子が飛びぬけて優秀なのかもしれませんが、
それでも本から得たものは大きいのだろうと想像しています。
 
幼い頃から本に親しんでいるからなのか3歳なのに話す言葉がしっかりしていて会うたびに驚いてしまいます。
 
 
保育園で食べたイチゴの感想を話す時に、彼より年上の子どもたちが「おいしかったー」「あまかったー」などと一言で話すのに対し、

彼は「大きくて、酸っぱかった」のように話します。

 
 
 

そういえば、イギリス人ファミリー宅にホームステイしていた頃、語彙が豊富な7歳児の女の子がいたのですが彼女も読書家でした。

当時21歳だった私よりも語彙力があったのでいつも感心していたのを覚えています。

 

特に子供のうちは吸収が早いです。

お子様に英語教育を、と思っているあなた。

日々のコミュニケーションの1つに英語での読書や読み聞かせを取り入れてみてはいかがでしょうか。
 
 
最近はオーディオブックなどもあるので便利ですね。

 

 

 

終わりに・・・

私が多読をやってみようと思うきっかけとなった翻訳事件(笑)ですが、

なんと有難いことに最近では定期的に翻訳の依頼を頂けるようになりました。

(といっても頻繁に頂けるわけではないのですが。)

 

とはいえ、私もまだまだ修行中の身。

簡単にこなせるわけではないので読書は修行の一環として続けています。

次から次へと新しい本を読み漁るタイプではなく、お気に入りの5~6冊を何度も繰り返し読むタイプなのですが、これだけでも効果絶大です。

 

今度お気に入りの洋書をご紹介しますね。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。



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初めまして。私はアメリカ在住のオリビアです。植物が大好きな猫を飼っています。UFOやネイティブアメリカンに興味津々。また砂漠と海とバチャータ、薔薇風味の食べ物が大好きな変わり者。多趣味だけど飽きっぽく、長年ずっと継続しているのは語学の学習のみ。よろしくお願いします。
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