オリビアです!
英語を勉強している人からたまーに聞かれる質問が、
「シャドーイングをする時、同じ教材をずっと使い続けるべきなのか?それともその日の気分で変えるべきなのか?」
というものです。
レベルにもよりますが、上級者以外はある程度の期間同じ教材を使うほうが効果が出やすいと思います。
なぜなのか?
解説していきます!!
目次
シャドーイング用英語教材を毎回変えることによるデメリット
初級~中級レベルの人がシャドーイングする場合は絶対にある程度の期間、可能ならば宙で言えるようになるぐらいまでじっくりと同じ教材をやり続ける必要があると思います。
なぜなら、毎回教材を変えると新しく出て来た単語に慣れないままに次の教材に移ってしまうからです。(そして次の教材に出て来た初めての単語も覚えないまま、またさらに次の教材へ・・・以下繰り返し)
スピーキングの練習のためだけ、ただ英語のリズムを体に叩き込みたいだけ!っていうなら色んな教材を次々こなしていくのもアリだと思うのですが、せっかく貴重な時間を使ってシャドーイングするなら要領よくやりたいじゃないですか?
要領よくシャドーイングして英語力UPする秘訣とは?
まず、ネイティブの音声を完コピするということは大前提ですが、シャドーイング中は知らない単語、聞いたことのない単語にも着目しましょう。
これまでにも何度か書きましたが、「発音できない単語は聞き取れません」。
つまり「聞き取れない単語は発音できない」のです。
いくらがんばってシャドーイングしようとも、そもそも聞き取れてないから発音できないわけなので、ここはさらっとスクリプトをチェックし、単語と意味、発音記号を確認してしまいましょう。
一切確認しないままただひたすらにシャドーイングし、わからない箇所を毎回モゴモゴ言うよりは、潔く調べた方が明らかに効率的です。
調べて意味と発音が把握できた後も、人間は忘れる生き物ですから、何度も何度もシャドーイングして脳みそに定着させましょう。
(20代後半にもなると、せっかく新たに単語を覚えてもしばらく使わないとすぐ忘れてしまいます)
つまり、知らない単語をそのままスルーするのではなく、確実にモノにしていくというやり方です。
こうするとただ英語特有のリズムや抑揚が身につくだけでなく、確実に語彙力も増えていきます。
英語達人は一日にしてならず!シャドーイング教材は使い倒そう
上に書いたことを意識しながらシャドーイングを継続していけば、かならず英語が上手になります。
お手本の音声と同じように発音できるということはちゃんとリスニングができているという証拠です。
英語は聞けば聞くほど、話せば話すほど上達します。
1つの教材をいつまで使い続ければ良いのだろう?とお思いの方もいると思いますが、これは回数や期間よりも、どれだけその教材を使い倒したかが大事なポイントになってきます。
つまり、お手本の音声と全く同じような発音、抑揚、リズム、間の取り方ができ、滑らかにシャドーイングができるようになったら次に移る時期なのかな、と思います。
実は気の多い私は、以前10回ほどシャドーイングしたら飽きてしまい、次の教材に移る、ということを繰り返していたことがあります。
その上、うまく発音できない(つまり聞き取れない)単語を調べることもなく放置していたので、効果をなかなか出せずにいました。
ところが、とにかくお手本と同じように話せるようになるまで粘り強く続けていたらシャドーイングの完成度がぐっと上がっただけでなく、英会話力まで飛躍的に向上しました。
その頃にはその教材の文章をほぼ暗記してしまっている状態でした。
結論:シャドーイング教材は暫く使い込むのが英語上達の秘訣!
継続が大事なのはシャドーイングだけではないですよね。
たとえば料理も同じですよね。
初めて作るメニューだと少しもたもたしてしまったり、料理の工程が覚えられなかったりしますが、何度かやっているうちに感覚が身についてきて、そのうちレシピ本を見なくてもできるようになります。
それと同じで、英語もある程度忍耐と慣れが大事です。
自分で「これこそ完コピだ!!」と自信が持てるようになったら次にいきましょう。
これを数か月も続けると、見違えるほどあなたの英語力はアップしているはずです。
忍耐力こそ必要ですが、そこを踏ん張れば明るい未来が見えていますのでがんばりましょう。
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