【国際結婚夫婦は離婚しやすい?】言葉の問題や文化の違いは?米国人の妻が本音ぶちまける!

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国際結婚

こんにちは。
オリビアです☆

時々こちらのページに来てくださっている方はお気づきかもしれませんが、
私、アメリカ人のパートナーがいます。

国際結婚夫婦です。

今日は国際結婚に関するあれやこれや、本音で書いていきたいと思います。

国際結婚した夫婦って離婚しやすいって本当?

国際結婚を決めた時はたくさんの友人に祝福されたと同時に、心配もされました。

国際結婚って離婚率高いんじゃないの?
だいじょうぶ?

喧嘩したらすぐ離婚するって聞いたけど・・・

こんな具合です。

実際私が知っている国際結婚カップル(日本人×外国人)の40%ほどは既に離婚しています。

過去にラブラブだった国際結婚の先輩や後輩(!)が壊れていくのを見るのは辛いです。
が、国際結婚夫婦だから離婚しやすいとは私自身は思っていません。

私たちの場合で言えば既に10年夫婦をしていますが未だに仲良くやっているので。
 

 
とはいえ、アメリカの国際結婚夫婦の友人たちを見ていて思うのは、夫婦喧嘩の時のエネルギーがすさまじいということです。
 
 
はたから見ると割とどうでもいいような些細なことでもあっという間にヒートアップして大喧嘩に発展したりします。

「あんたなんかと結婚するんじゃなかった!」

「それはこっちのセリフだ。お前なんかよりよっぽどマシな人と再婚するよ」

「お前とはもう一緒にいられない」

「あんたみたいな最低な男、誰も相手にするもんか」

「そっちこそな」

こんな恐ろしいやりとりを人前で平気でしたりするのです・・・。
 
 
その様子はまるで瞬間湯沸かし器のようだったりするので、どちらかが途中で折れない限り、本当に離婚まで突っ走ってしまうんだろうなと思うことはあります。

落ち着け・・・・

国際結婚カップルが離婚してしまう理由は?何が問題?

私と夫はとても仲が良いですし、今でも大大大好きです。
でも、国際結婚は簡単かと言われると正直 “NO” です。

私個人が思う理由を書いてみたいと思います。
 

●国際結婚はなにかとお金がかかる●

まず別の国の人と住むということは、とにかくお金がかかります。

自国で住むにせよ、相手の国で住むにせよ、第三国で住むにせよ、里帰りのたびにウン十万~のお金が消えていきます。

またビザの取得などでもなんだかんだお金がかかります。

私自身、永住権を得るために証明写真を何種類か用意したり、書類を取得したり、予防接種のために東京の病院に行かなければならなかったり、後日また大使館での面接で上京しなければならなかったりと、かーなーりーかかりました。

交通費やら宿泊費やら予防接種代金やら、とにかく物入りだったあの頃・・・。


パートナーは一応万全を期して弁護士を雇っていたので、そちらにもかなりの費用が掛かった様子



●どちらの国に住むかという問題●

これ、地味に大変です。

私はアメリカ在住。そしてもちろん自分の家族は日本に住んでいます。寂しいです。
一方夫はというと、自分の家族が近所に住んでいるので孤独感などは感じない様子。

アメリカに来ることは話し合いの上で決断したわけなので普段は不公平などとは思わないのですが、
やっぱり喧嘩した時には「なぜ自分だけが異国で苦労してるの?」なんてマイナスの思考に陥りがち。
 
極端な話、自分の家族の身に何かが起こったとしても海外に住んでいるとすぐに駆け付けられるわけじゃないですから。

喧嘩してる時にそういうことを考えると「なんで私だけ?」と負のスパイラルに陥りがちです。
 

他にも大変なことはあります。

居住地の言語が自由に操れない場合、どちらかが相手におんぶにだっこ状態になります。
日々の生活での色々な対応やら役所などでの手続きはもちろん、言語ができないと仕事さえありつけなかったりします。

この時の支える側の負担は想像以上。

こういった問題があると、自国民同士、自国で住んでたら楽だろうなと思います。
 
 

●やはり文化の違いは無視できない●

いくら愛していても、文化の違いは大きいです。
例えばこんな。

・食器洗いの時すすぎを十分にしない
・食事のマナーが違う
・シャワーのタイミングが違う
・布団を干さない
・空気読まない(読めない)
・物の扱いが荒い

などなど。
面倒なので(!)細かくは書きませんが、アメリカ人といると「ん?!」と思うことは色々あります。

文化が違うということは、考え方も習慣も違って当たり前
お互い妥協をしながらの生活となります。

寛容になれないと離婚への道まっしぐらです。
 

●相手の家族との関係●

お互い好き合って結婚した当人同士はまだしも、当然ながらそれぞれに家族や親族がいます。
その中にはまったくもって理解不能な言動をする人がいたりします。

しかしこちらがそう思っているということは、相手も自分に対して同じような感情を抱いていることが多いです。

国際結婚カップルで苦労している人の中には、相手の家族との関係がよくなくて嘆いている人も多いのです。

義家族との関係がうまくいかないと、
次第に配偶者との間に溝ができてきたりもするしね・・・

●やっぱり言葉の問題もある●

お互いが、自分の国の言葉も相手の母国語も話せたら一番良いのでしょうが、そういう例は稀だと思います。

我が家の場合、私は英語ができるけれどパートナーの日本語はまだ幼稚園生レベルだったり。
普段は英語と簡単な日本語のミックスで話している私たちですが、たまに誤解が生じることも。

また、アメリカではとても頼りになるパートナーですが、日本に来ると大変です。
日本語がほぼ読めないし、言葉も理解できないので長期滞在なんてするとストレスがたまるみたいです。

私自身も日本に帰るたびに、夫と家族の間でひたすら同時通訳者とならなくてはならないので疲れてしまうことも・・・。
 
 

ズバリ!!離婚したいと思ったことはあるか?ないか?

長年夫婦やっていると、そりゃ色々あります。
普段は大好きなパートナーのことも、時には「顔も見たくない!!!」とイライラしてしまうことも。
(そういう喧嘩の発端になるのは大体義理の関係の人に関わることだったり・・・)

 
今のところ本気で離婚をしたいと思ったことはないのですが、「実家に帰りたい・・・」と思うことは結構あります。

たまに「コノヤロー」とグーパンチしたくなることもあります。
 
日本人同士でも育ってきた環境があまりにも異なると騒動の元になったりしますが、
言葉も考え方も習慣も違うと、そりゃー大変なことだらけです。

国際結婚するということは相違点に関しては百も承知だったつもりですが、やはり譲れないこともありそういう時には喧嘩になったり。
 
 
というわけで、私個人としての答えは「本気で離婚したいと思ったことはないが、距離をおきたいと思うことはある!」です!!
 
 

結論!国際結婚=離婚というわけではないが大変なのは事実!

自分自身がパートナーと仲が良いからかもしれませんが、国際結婚だからといって離婚しやすいとは思いません。

ただ、生まれも育ちも何もかもが違う二人。

妥協しなければ結婚生活を維持することはできません。

正直、国際結婚は大変です。

日本人同士なら何でもないことでも喧嘩になることもありますし、異国の人との結婚はとにかくお金がかかります。

決して簡単じゃないし、国際結婚を人にすすめたいとも思いませんが、楽しいこともいーっぱいありますのでそれについてはまた後日書きますね。
 

★結論★
離婚しない国際結婚夫婦も多いが、苦労は多い!妥協できないと離婚街道まっしぐら!

長文読んでくれてありがとう!

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