【アメリカと日本の文化の違い】日本では当たり前のことが米国ではNG?在住者の体験談

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文化(アメリカ・NYC)

こんにちは。オリビアです。

今回のテーマは「日米の文化の違い」です!
早速どうぞ!

日本とアメリカ!文化の違いは意外に大きい?!

日本では当たり前だと思っていた「常識」が、国が変われば「非常識」ってことありますよね。

同じ人間だもん、文化の違いなんてあまり関係ないよ!と思っている人もいるかもしれませんが、意外に侮れないのが文化の差。

アメリカと日本、結構違うんだよね。

アメリカ、ニューヨーク在住である私が、日本とは随分違うなと思ったことについて書いてみたいと思います。
 
 

文化の違い①笑う時に口元を手で覆うと歯並びが悪いと思われる

多くのアメリカ人(多分アメリカだけじゃなくそれ以外の国々でも)は笑う時に口元を隠しません。

全部の歯が見えるぐらい大口開けて爆笑するときですら隠しません(!)

ですからアジア人女性などで口元を隠して笑っている人を見ると、
「なぜ口を隠すの?歯並びがガタガタなのか?それとも口臭気にしてるの?」などと思ってしまうんだとか。
 
 

●ビジネス書籍にも書かれていた「笑う時に口元を押さえるな」

確かに豪快に大笑いしている姿も魅力的ですが・・・

 

ある日書店に行った時に、面白そうな本があったので少しだけ立ち読みすることにしました。

アメリカのある経営者の本で、社会人としてのマナーやらビジネスでの苦労エピソードなど、盛りだくさんな内容でしたが、その中に「笑う時に手で口元を隠すのはやめなさい」のような文章が!
 

「たまに大笑いする時に口を隠す人がいるけれど、隠すぐらいなら常に歯をキレイにしておきなさい」
「口臭を気にしなくても良いようにちゃんと歯磨きしなさい」という内容で衝撃を受けてしまいました。
 

いやいや、、、口腔ケアができてないから手で覆ってるわけじゃないんですけど・・・。

どちらかというとマナーの1つという意識だったんですが、ここじゃ違うのね。

まさか口元を隠すのは歯が汚いと解釈している人がいるなんて!ショック!!

 

私は日本人なので、こういう女子に萌えます!

 
 

●地下鉄の広告にも「歯科矯正をして大口を開けて笑えるようにしよう」

本にまでわざわざ書かれているなんて驚きだったのですが、それだけに留まりませんでした。

なんと、地下鉄の広告にもありました。

「矯正治療で歯並びをきれいにして、手で隠すことなく大口を開けて笑えるようにしよう」

それは矯正歯科の広告だったのですが、ショッキングなキャッチフレーズでした。
 

やはり、こちら(米国)では笑う時に手で口を隠すのは歯のケアができていない/歯並びが悪い などとマイナスに見る人が多いんだなと実感。
 

そういえばこちらの人は食事中であっても「うわーーーーっはっはっはっはーー!!」と食べながら爆笑する人も多くいるわけで、文化の違いはなかなか大きいですよね。
 
 

文化の違い②立っている時に体の前で両手を重ねると自信がなさそうに見える

日本の企業の接遇講座などでは美しい立ち姿の基本として両手を前で軽く組むことを推奨されますよね。

ところがどっこい!!

アメリカではこの立ち姿勢を肯定的に見る人ばかりではないようです。
 

 

●あんた自信がないように見えるよ

またまた先ほどのビジネス書登場です。

大口で笑えないぐらいなら常日頃から歯をきれいにしておけ!(←そこまで乱暴な文章じゃなかったけれど)という記述があった本にはもう一つショッキングな内容が載っていました。

それは、「立っている時に身体の前で手を重ねるのは今すぐやめましょう。相手からは自信がないように見られていますよ」というもの。

 
これも私にとってカルチャーショックでした。
だって、日本で勤めていた会社では頻繁に接遇講座があったのですが、そこで習ったことを全否定されているわけですから。

 

読んでみると、
「人と対面する時は相手に堂々とした印象を与えなければならないため、手は体の横に自然に下ろしておくことをオススメします。
手を体の前で重ねるとそれだけで自信なさげでみっともなく見えてしまいます
ということが書かれていました。
 

なるほど・・・確かにアメリカではフライトアテンダントでも仁王立ちしている人がいたりするぐらいなので納得。


国が違えば常識も違う。私はこれを読んで以来、アメリカでの生活の中で、手を前で重ねることはあまりしなくなりました。
自信がなさそうに見えるのであればアメリカではしない方がいいな、と思って。

日本に帰国してる時は日本式に振る舞っていますが。

*もちろんアメリカにも立っている時に両手を体の前で重ねている人もいます。念のため。
 
 

文化の違い③鼻をすするなんて気持ち悪いーー!

これは日本でもよく知られていることかもしれませんが、欧米では鼻をすすることは気持ち悪いことだと思われています。
 

例えば、日本の映画やドラマなどで綺麗な女の子が泣いてるシーン。
多くの女優さんが泣きながら鼻をすすっていますよね。

日本ではごく当たり前ですが、欧米人からみると”OMG!!!汚いーー!!”と思うんだそうです。
 

で、欧米人は鼻水が出た時どうするかというと、チーンと豪快に鼻をかむのです。
(彼らの鼻のかみ方は本当に豪快で、隣の部屋どころか上の住人の鼻をかむ音が聞こえて来たりします(;^ω^))
 

日本人感覚だとそれこそマナー的にどうなんだろうという感じがしますけど・・・。
しかもティッシュじゃなくて同じハンカチを使って何度も何度も鼻をかむので、日本人的には見ていられません。
 
 
とはいえ、鼻水は本来不必要なものですので、わざわざ鼻をすすって再度体の中に取り込む必要はないかもしれませんけどね。

文化の違いですね。
 
 

日本とアメリカの文化の違い!アメリカ在住者の体験談

今日はアメリカと日本の文化の違いについて書いてみました。
どうでしたか?
 
私はニューヨークに住み始めるまで、アメリカでは口元を隠すより大口を開けて笑った方が良いとされているとは知りませんでした。

それを知るまで普通に口元を押さえて笑っていたのですが、口元にコンプレックスがあると思われていたのでしょうね。
 

また、渡米後しばらくは立っている時に体の前で両手を重ねていただろうと思います。←無意識ですが。

私は日本人なので何でもかんでもアメリカかぶれになるつもりはないのですが、それでも郷に入っては郷に従えというように、アメリカに住んでいる間はこちらスタイルでいくつもりです。

それってつまりかぶれてるのでしょうか・・・。
ガンバレ私!

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