シャドーイング 英会話

リピーティングとシャドーイングは英会話上達の近道

2018年10月6日

「英会話の上達の近道って何?」とよく聞かれます。

そこで「英語の上達に近道なんて無いから地道にコツコツやっていくのが一番の近道だYO!!!」とおどけて答えたりしますが、実際のところリピーティングとシャドーイングを徹底的にやり倒すと上達の速度が急速に速まります。

 

私自身、シャドーイング、シャドーイング、シャドーイングったらシャドーイング・・・の勢いでシャドーイング推しなオリビアですが、なぜこんなにシャドーイング狂になったのか、そしてそこまでやっている理由は何なのか書いていきたいと思います。

少し長くなりますがお付き合いいただけたら嬉しいです。

 

きっかけはネット友達に会った時に会話が成り立たなかった経験から

ショボーン

 
 
以前にも書きましたが、私は21歳の頃イギリスで2カ月間のホームステイをしていました。

渡英までの間、イギリスのことをもっと知ろうと思いインターネットで情報を得ていたのですが、その最中ひょんなことから現地在住のネット友達ができました。
彼女は南アフリカ出身で、高校卒業後にイギリスに移住したそうです。

親切な上、偶然にも共通の趣味がたくさんあった私たちは仲良くなり、ほぼ毎日メールのやりとりをしていました。

そして、私が渡英したら会おうという約束まで!!

 

その後私は無事渡英し3週間ほど経った頃、彼女と会うことに。

場所はイギリスの田舎町、リスカードです。

メールではずっとやりとりしてきたけれど、会うのは初めてな私たち。

「わあ!初めまして!」と盛り上がったはいいけれど、挨拶後の彼女の英語が全く聞き取れないという壁にぶち当たることに。
 
何やら一生懸命言ってくれているけれどさっぱりわからないのです。
 
 
南アフリカ英語を聞いたのが初めてだったということもあると思いますが、本当に「え?これって英語なの?!?!」という具合でした。
 
 

冗談抜きで全然わからなかったんだよね


彼女にとってもアメリカ英語寄りの日本語訛りのカタコト英語を聞くのは初めてだったようで、「おや?」という表情をしていました。
それまでメールでは特に問題なくやりとりをしていたので、彼女としても私のスピーキングがこんなにひどいとは想像もしていなかったのでしょう。
 
 
 

結局一緒にお茶をしたり散歩を楽しんだりと、とても楽しい時間を過ごしましたが肝心の会話はほぼ成り立たないという残念な結果に終わりました。
 
帰り道は「もう3週間もイギリスにいるのに、全っ然わかんなかったよ・・・Σ(゚д゚lll)」と、放心状態でした。

未だにリスカードと聞くと「あぁ、英語が全く通じなかったあの日」と思い出してしまうほどです笑
 
 
 

「あなたの英語は悪くない、でも英語特有の抑揚がない」


 
この日ステイ先に帰り、ホストマザーに「ネット友達に会ったんだけど、お互いの英語が全然わからず会話にならなかった」と話しました。

するとホストマザーからこんな言葉が。

 

「あなたの英語は悪くないと思う。アメリカ訛りが強いけれどね。

でもね、あなたの英語は抑揚がないから時々聞き取りづらい
 
。英語のイントネーションをきちんと練習した方がいいと思う。
 
自分が発音できないと聞き取りも難しいからね。

それから長い文章を組み立てて話す訓練をしなきゃね」

 

なるほど・・・
抑揚なんてそれまで考えたことなかったわ!!

 
 

日本語は抑揚が少なくて割とフラットな言語だと言われていますが、そのせいか英語でも強弱のない話し方をしていたんです。
 
 
それに加え、当時は接続詞などもうまく使えず1文1文が本当に短かったですし、とても不自然な英語を話していたと思います。
 
 
 

帰国後、とにかくいろんな音声教材でリピーティングとオーバーラッピングを繰り返しました
 
2か月のイギリス生活で少し英語耳ができていたので、忘れてしまう前に英語の音に慣れておかなくちゃと、家でくつろいでいる時も、車で移動中も(運転中は運転に集中!!!)、お風呂タイムもやっていました。
 
 

リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングの違いとそれぞれの方法

 
リピーティング、オーバーラッピング、シャドーイングがごっちゃになっている人もいるかもしれませんので簡単に説明しておきます。

 

★リピーティング★

リピーティングは音声を聞いた後に一度音声を停止をして、お手本と同じようにマネをするという方法です。

例えば・・・

お手本:This milk’s gone off.

あなた:          This milk’s gone off.

 

このような感じで音声の一文が終わったら一旦停止して、自分も同じように発音します。

 

 

 

 

★オーバーラッピング★

 
お手本:This milk’s gone off.

あなた:This milk’s gone off.

と、音声に被せて同時に読んでいく練習方法です。

 

 

 

 

★シャドーイング★

シャドーイングは聞こえて来た音声の1~2語後を、影(シャドー)のように追いかけながら発音していく方法です。お手本の音声は停止する必要はありません。

 

お手本:This milk’s gone off.

あなた:     This milk’s gone off.

と、こんなイメージです。
 
 
 

 

スピーキングもリスニングも上達しない!辛いスランプの日々

さて、話に戻りますが、最初私はオーバーラッピングをメインでやっていました。
 
 
慣れて来るとお手本の音声に遅れをとることなく発音できるようになるととても気持ちが良かったのですが、オーバーラッピングだと音声と同時に話すことばかりに気が向いてしまい、イントネーションやリズムに注目できてない気がしました。

また、お手本の音に被せて読み上げていくので、はたして音声そっくりに発音できているのかどうか不安になってきました。
 
 

それに気づいてからはリピーティングの量を増やしました

音声を聞き、停止して完コピする→再生して音声を聞き、また停止して同じように発音する、これを繰り返しました。上手くいかなかったら巻き戻して何度もやり直しました。

何度も停止と再生、巻き戻しをするので機械が壊れてしまうんじゃないかと思うぐらいにやり込みました。

ここまで来るとさすがに口が英語の音というものに慣れてきます。

 

ただ私は不器用なのか、新しい章に移るたび途端に英語初心者のようになり、聞き取れない、発音もできない、またゼロからリピーティング・・・という繰り返しでした。

このゾーンに入ってから、抜け出すまでがとにかく長かったです。

私の場合、サボリ癖があり毎日真剣にやるときと、全然やらない時の差がひどかったのでそういうのも関係していたのかなと思います。
 
 

教材英語でさえなかなか聞き取れない時期だったので、生の英語なんて本当にダメダメでした。
 
特に学校のカフェのテレビで英語ニュースなどがかかっていると同じ大学の知り合いから「ねえ、この英語聞き取れる?何て言ってるかわかる?」と聞かれるのが本当に苦痛でした。
 
でも、「うーーん・・・・・・・イギリスで居た時はリスニング力、もうちょっとマシだったんだけどね」言い訳している自分はもっともっと嫌でした。
 
 

英語のCMとかニュースとか、とにかく恐怖だった時期。


とはいえ、継続すると必ず良いことがあります。
リピーティングを延々続けたことで、リスニングがようやく上達したのでした。
 
さらに、この後シャドーイングに出会いようやくトンネルから完全に抜け出すことになります。

 

シャドーイングでようやく上達を実感するようになる

形態模写は得意だけど、やっぱりリスニングもスピーキングも得意とは言えない・・・という悲しい時期を長く過ごした私ですが、ここでシャドーイングという学習法に出会います。

やはりシャドーイングも最初のうちはなかなかうまくいかず、「私は英語が向いてないのかもしれない」と思うこともありました。

聞きながら音を出していくという、至極単純そうなこの作業が意外に難しく、たった一文でさえまともにできなかったのです。
 
 
 
 
でもしつこくしつこく何度もやっているうちに少しずつシャドーイングに慣れてくる感覚がありました。そして、音声の後に続いて発音していくのが楽しく感じるように。

特に「同時通訳の人が必ずする勉強法」なんて聞くと夢と希望があるじゃないですか。

私も諦めずにやり続けたら通訳さんになっちゃうかも!なんて浮かれてコツコツやるようになりました。

 
 
 
とはいえ、日によってシャドーイングに時間が割ける時とそうでない時がありました。

忙しい時や気分が乗らない時はサボってしまうこともありました。

でも週に5日以上するようになってからは目に見えて上達していきました。
 
 

英会話での文章の組み立て方なども以前みたいに考えこまなくてもスルスルとフレーズが出て来るようになりましたし、リスニング力も随分つきました。文法力もアップしたと思います。
 
長い間VOAでシャドーイングしていたせいか、アメリカ人たちからも(私はアメリカ在住です)「日本人なの?!きれいな英語を話すね」と言われるようになりました。

VOA Learning English
 
 

シャドーイングはやればやるほど英語に慣れるし、語彙力もつくし、リスニングとスピーキングの両方が同時に上達するし、良いことだらけです。

 

 

あ、1つ言い忘れるところでした。

こうやって書いて来たことで、「シャドーイングで飛躍的に上達するんだったら、リピーティングやオーバーラッピングはせずにシャドーイングだけしよう!」と思われる方もいるかもしれません。

でも、長い長い英語スランプの間、リピーティングとオーバーラッピングを続けたからこそシャドーイングにうまく移行できたんだと思うのです。

上達の兆しが見えない・・・と辛かったリピーティング&オーバーラッピング時代を経たからこそ、英語口(英語耳の口バージョン 笑)ができたんだと。

この長い長い工程をすっ飛ばしていきなりシャドーイングに入っていたとしても、まったく歯が立たず手ごたえも感じられずに諦めていたでしょう。

なので、遠回りしているようでもリピーティング→オーバーラッピング→シャドーイングと少しずつステップアップしていくのが一番の近道なんだと思います!
 
 

そういうことYO!!

 
 
 
皆さんの中にも、勉強しているのになかなか上達が見られないと悩んでいる方もいらっしゃるかもしれませんが、時間をかけただけ、工夫しただけ、苦しんだだけ英語は必ず上達します。

私も長い時間がかかりましたが、今ではアメリカで充実した毎日を送っています。

そして、英語が得意だと言えるようになった現在もシャドーイングは週5回、毎回45分以上はするようにしています。そして、これからもずっと続けると思います。

 

人生やった者勝ちなので頑張りましょう!!!

 

シャドーイングやリピーティングに便利なワイヤレスイヤフォン

私は家事をしながら日々のシャドーイングをするのですが、コードがキッチンやら袖やらに引っかかることが多く、ストレスを感じながらやっていました。
でも、ワイヤレスイヤフォンに変えた途端このストレスがあっという間に解消されました。
 
今ではストレスフリーなシャドーイング生活を送っています。

私と同じ悩み(大げさだけど)を抱えてるあなた。
ワイヤレスイヤホン、おすすめです。

CATEGORIES & TAGS

シャドーイング, 英会話, ,

Author:

初めまして。私はアメリカ在住のオリビアです。植物が大好きな猫を飼っています。UFOやネイティブアメリカンに興味津々。また砂漠と海とバチャータ、薔薇風味の食べ物が大好きな変わり者。多趣味だけど飽きっぽく、長年ずっと継続しているのは語学の学習のみ。よろしくお願いします。
詳しいプロフィールはコチラからどうぞ!