日本ではクリスマスのお菓子というとクリスマスケーキ(ブッシュ・ド・ノエル)やシュトーレンを思い浮かべることが多いでしょうか。
現在私が住んでいるアメリカ、ニューヨークでは10月末ぐらいになるとスーパーやデリにパネトーネ(パネトン)が並び始めます。
ニューヨーク市内のスーパーに大量に並ぶパネトーネ
クリスマスに大量に並ぶパネトーネ(パネトン)とは一体どんなパン?
パネトーネ(Panettone)とは、イタリアの伝統的な菓子パンの1つです。
発祥地はミラノで、クリスマス用の菓子パンとして知られているんだとか。
砂糖とバターたっぷりで中がフワフワ、そしてドライフルーツがたくさん入っているのが特徴です。
先ほどからカッコ書きでパネトンとも表記しているのですが、これはどうやら南米流(?)の呼び方のようです。
パネトーネはイタリア発祥の菓子パンですが、これが約70年前に南米ペルーに入り、あちらの国民の口に合い大歓迎で受け入れられたパネトンは、今ではペルー人のクリスマスの定番お菓子となっているのだとか。
人種のるつぼの上、南米系が多いニューヨークでは秋の終わり頃になると、スーパーに大量のパネトーネが並び始めます。
ちなみに、このクリスマス菓子パンのことをイタリア系の友人は「パネトーネ」と呼び、南米系の友人は「パネトン」と呼んでいます。
私自身はパネトン派ですが、イタリア系の友人と話す時は「パネトーネ」と呼ぶようにしています・・・。
イタリア発祥の菓子パン!パネトーネ(パネトン)のお味は?
パネトンはかなり甘いです。
パン生地はふわっふわですが甘め、そして何より甘いのが中に入っているドライフルーツです。
日本のドライフルーツのような甘さ控えめの上品なものを想像してはいけません。
かなりしっかりした甘さになっていますので、甘いものが苦手な方にはオススメできません。
ちなみに私は甘すぎるものが苦手なタイプなので、このドライフルーツは取り除いてから食べていました・・・汗
こちら、私の人生初のパネトーネ(パネトン)でしたが、お供にブラックコーヒーがないと食べられませんでした。お供と言うよりは流し込むというのが正解かも。。
とはいえ、数日食べないと突然無性に食べたくなったりして、なんとも不思議な菓子パンです。
チョコレート味のパネトーネ(パネトン)もある
甘いドライフルーツに懲りてしまったため、翌年はチョコレート味のものを購入してみました。
呼び名はチョコトーネ(チョコトン)。
これが大正解。とても美味しかったのです。
パン生地自体はやはりほんのり甘いのですが、中に入っているチョコレートの味がくどくなくて丁度良いのです。
渡米二年目には完全にチョコトーネ(チョコトン)のファンになっていました。
濃いめのコーヒーにとっても合います。
クリスマス用菓子パン パネトーネ(パネトン)は通販で購入できる
日本ではほぼ見かけることがないであろうパネトーネですが、通販で購入できます。↓↓↓
私のお勧めはチョコチップが入っているタイプですが、甘いのがお好きな方は上のものでも大丈夫かも。
クリスマスにイタリア発祥の菓子パンパネトーネを食べよう まとめ
パネトーネって不思議です。
渡米後初めてのクリスマスの時は、「クリスマスになぜこのデカいパン?クリスマスケーキじゃないの?!」と少々困惑していましたが、今ではパネトーネがないホリデーシーズンは考えられません。
刷り込み完了!
今年のクリスマスはぜひパネトーネを食べてみてください。
大好きな人(家族でも友人でも)とのハッピーなひとときにぜひ。
コーヒーと、チョコトンと、お気に入りのクリスマス映画は最高の組み合わせです。
コメント