【スーツケース】海外渡航に布製(ソフトケース)をおすすめする理由!米国の空港事情も

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文化(アメリカ・NYC)

頻繁に飛行機移動しているオリビアです!

そんな私にとってスーツケース選びはとても重要なもの。

今日は海外渡航に適していると思うスーツケースについてお話したいと思います。

飛行機移動の多い私が布製スーツケースをおすすめする理由

我が家にはスーツケースが10個ほどあります。

ハードケースにソフトケース、色も形も大きさも様々で、その時の渡航先や荷物の量に応じて選んでいますが、アメリカ―日本の移動の時に使っているのはほぼ100%布製のスーツケース(ソフトケース)です。

理由を説明していきますね。

 

●ハードケースのスーツケースは壊れる可能性大!

この写真は私がアメリカに引っ越しする際に持って来たスーツケースです。

左側は年季の入った布製スーツケース、そして右側はハードケースで新品。
このハードケースの値段は15,000円ぐらいのもので、高くもないけれど安すぎでもないライン。

しかしながら、アメリカに着いたらハードケースのスーツケースは壊れていました・・・。
 

こんな風に穴が開いてキャスターが無くなっており、反対側のキャスター部分もうっすら亀裂が入っていました。
ついでに書くとTSAロック搭載の商品だったのですが、それも機能しなくなっていました。

たった1回の使用で使い物にならなくなったよ・・。
引っ越しのために買ったスーツケースだったのに。


一方、布製のスーツケースは無事で、その後何十回と使っていますが未だ現役選手です。

ハードケースのスーツケースが壊れたのはこの時だけではありません。

その出来事から1年後ぐらいのことです。

一時帰国していた日本を引き上げる際、思った以上に荷物が大きくなってしまいスーツケースをもう一つ増やすことになりました。
そこで実家にあったハードケースのスーツケースを借りることに。(実家には適当な大きさの布製スーツケースがなかったので)

また、空港職員に壊されるかもしれないと戦々恐々としていたのですが案の定。
アメリカで荷物を受け取った時には傷だらけになっていた上にキャスター付近が破損していました。
 

それ以来ハードケースは何が何でも避けるようになりました。

布製のものだと切られる可能性がある!という噂も耳にしますが、今のところスーツケースを切られたことはありません。

意外と丈夫!

●布製スーツケースはハードケースに比べて容量の面で融通が利く

黒いスーツケースがなんだかパンパンになっているのがわかるでしょうか?

そう、ハードケースだと詰め込める量は限られていますが、布製だと多少多く詰め込むことが可能なのです。

普段から荷物が少な目の方や、滞在日数が少ない方にはあまり関係のないことかもしれませんが、
私のように日本に帰る度に大量に日本食を購入していくような人間にはソフトケースのスーツケースはとても助かっています。

他にも、買い付けビジネスやショッピングメインの旅行の場合、帰国ギリギリで何か大きめのものを購入するようなこともあるでしょう。
そんな時に融通の利く布製スーツケースはおすすめです。
 

●ソフトケース(布製)スーツケースは意外に丈夫

布製スーツケースだと、ぶつけた時などに中身が壊れやすいと思っている人もいると思いますが、そんなこともありません。
壊れやすいものは段ボール箱などに入れて、中で動かないように梱包してからスーツケースに入れるとOK。

私はこれまでにデリケートな食器類を入れて日米間を何往復もしていますが、移動で壊れたことは一度もありません。
(もちろん緩衝材代わりにタオルなどを挟んで割れにくくする工夫はしています)
 

長持ちさせるために定期的に防水スプレーを振ったりもしてるよ。
すると少々の雨もへっちゃら!

●ハードケースだと持ち主が日本人だと推測される可能性あり

これは実際に米国の空港で働く友人に聞いた話ですが、ハードケースのスーツケース=日本人のものだと思っている職員が多いらしいです。

日本人はハードケースのスーツケースにきちんとTSAロックをかけて、さらにスーツケースベルトまでしている人が多いらしく、職員の中にはハードケースを見ただけで日本人のものだと推測する人もいるんだとか。

実際アメリカではソフトケースを使っている人がとても多いです!

では、なぜ日本人と推測されるのが良くないのかと言いますと、日本人のスーツケースには貴重品が入っていることも多いようで、「ハードケース=日本人=高価なものが入っている」と認識しているスタッフも多いとのこと。

というわけで、使い勝手の面以外でも、他の旅行者のものに紛れやすい布製スーツケースの方が安全かな、と思っています。
 

飛行機移動の多いわたし流!スーツケースの選び方

布製だとなんでもOK!というわけではありません。
私がスーツケースを選ぶ際に気を付けていることについて書いてみますね。

●ポケットがあるもの

スーツケースを新しく買う場合、ポケットの有無は私にとって非常に重要です。

布製スーツケースはポケットがあって当たり前のイメージですが、

ついてないものも存在するので注意が必要!

渡航前に空港で買ったもののすぐに読む予定のない本など、チェックイン前に入れることができますし、予備のポケットティッシュやハンドタオルなどもいくつか入れておくととても重宝します。

また、パッキングの際に重量超過の可能性がある場合にもポケットは大活躍
重量オーバーの恐れがある場合は、あらかじめポケット部分に本や現地で買った石鹸類など、コンパクトだけど壊れにくくて重量のあるものを入れておきます。

機内に持ち込んでも問題ないもの限定ね!


すると万一空港カウンターで荷物オーバーしていてもササっと取り出し、機内持ち込みのバッグに入れて超過料金支払いを回避することができます!

時々、カウンターで超過料金を払いたくないがためにスーツケースを開けて中身の大移動をしている人を見かけますが、これはいただけません。
しかし、念のためにポケット部分に準備しておけばあっという間に済むので周りに迷惑をかけることもありません。

とはいえこれはあくまで数十グラム程度超過してしまった場合の対策としてなので、スムーズにチェックインを通過するためにもあらかじめ重量を測っておいてくださいね
 
 
重量が心配なあなたにはその場で測れるラゲージスケールもおすすめ☆

●キャスターが二輪のもの

これは個人的な好みになってしまうのですが、私は四輪よりも二輪のものが好きです。

なぜならば、四輪キャスターのスーツケースの場合、床に少しでも傾斜があると勝手に動いて行ってしまうからです!

時々、成田―羽田間を電車で移動するのですが、その際ゴロゴロ動き回る4輪キャスターのスーツケースだと不便極まりないです。電車の動きに合わせて動き回るので隣に座っている人がいる場合などは非常に気を遣います。

スーツケースが隣の人に当たってしまわないか気になって眠れない!

でも2輪だとそこまで神経質になる必要はありません。
(勿論転倒防止のために常時手で押さえておく必要はありますが・・)

 
とはいえ2輪キャスターのスーツケースにはデメリットも。
持ち手部分を引っ張り出さずにスーツケースを押して移動させたい場合、2輪キャスターだと機能しません

まるで石のように動かないんだよね

以前、日本に帰国する時、スーツケース3つを持って移動したことがありました。

出発空港までは夫が荷物の移動をヘルプしてくれたので大丈夫だったのですが、その後一人で飛行機に乗り、到着地空港のベルトコンベアでスーツケース3つをピックした時が大変でした。

いつもはバラバラにやってくる私のスーツケースたちですが、そんな時に限って3つ一緒にまわってきたのです

慌てて1つずつピックし、群衆を抜け出そうとしたのですが、腕は2つしかないので残りの1つがすぐに持ち出せませんでした。
幸い親切な紳士が助けてくださったのですが、この時ばかりは「4輪だったら全部いっぺんに押せたのにな」と思いました。

こういう場合には、4輪スーツケースの方が絶対に良い!

使い勝手抜群おすすめスーツケースご紹介!四輪派・二輪派共に満足!


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ここまで、私が思う「使い勝手の良いスーツケースの条件」についてお話してきました。

・布製が良い
・ちゃんとポケットがあるものが良い
・四輪キャスターだと傾斜がある場所で転がっていくので二輪が良い

(押して移動できないというデメリットはある)

などと語ってきたわけですが、私の理想を詰め込んだようなスーツケースがありますのでご紹介します。
 

シフレ(siffler)のエスケープというスーツケースです。
このスーツケースのキャスターは四輪ですが、なんと蓋側2つのキャスターにはストッパーがついていて転がりを防止できるのです!!

ストッパーはフタ側の2か所だけなので、持ち手を引っ張ればそのまま移動可能!

その上、フロントポケットは超高機能!(細かいものを収納できる工夫が抜群!)
さらにサブバッグやお土産袋をかけられるマルチベルトまでついています!

 
気になる方は一度ショッピングページの口コミ情報も読んでみて頂きたいのですが、本当に使い勝手が良さそうです。
私はスーツケースを持ちすぎなのですぐには買えないのですが、1つ壊れたらこの商品を購入しようと思っています。

 
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アメリカ渡航の時 私がスーツケース用ベルトを使わない理由

さて、次はベルトについて。

スーツケース用ベルトですが、私は基本的にはつけていません。
たまに、詰め込みすぎてファスナーが壊れるかも!と思う時にはつけたりもしますが、普段は全くしません。

私のパートナーは、ベルト使用派です

私がベルトをしない理由は、装着が面倒だからです。
一旦装着してしまうと、急遽フロントポケットに何か入れたくなっても、再度ベルトを緩めなければならず、急いでいる時には不向き。
 

また、数年前のことですがベルトをつけていて怒られたことがあるのです。

アメリカから日本に帰る時だったのですが、ベルトを装着した状態で空港のチェックインカウンターに行くと、航空会社の手荷物スタッフに「なんでベルトなんかしてるの!!邪魔だからさっさと外しなさい。まったくもう!チッ(舌打ち)」とキレられたことがあります汗

日本の航空会社を利用してたのですが(スタッフは現地採用の外国人)、不愉快だったのでそれからは基本ベルトはしていません。

アメリカの空港職員は、
機嫌が悪いと客相手でも平気で失礼な態度を取って来ます・・・

 
ちなみに私の夫はその後もめげずにベルトをつけるのですが、地上係員から「ベルトをつけるな!」と怒られたのは結局その1度きり。
ですので、ベルトがあった方が安心!と思う方はつけてても問題ないと思います。
 
 

スーツケースにTSAロックは必要か否か?

アメリカ政府認定の鍵ということで、わざわざTSAロック搭載スーツケースを選ぶ人も多いと聞くのですが、私は全く使っていません!!

以前はTSAロック搭載スーツケースや、単体のTSAロックを使っていたこともあるのですが、両方壊されてしまった経験あるので。

一度なんて、ロックを壊された上にスーツケースの中身を盗られていました!

他にもなぜかTSAロック単体が勝手に取り外されており、代わり(?)のロックがつけられていたことも。

 

これです。
左2つが自分で買ったTSAロック。右のが勝手に付け替えられていた謎の鍵。
(左2つについている赤いダイヤのようなマークがTSAの印)

ここで少しTSAロックの話を。

アメリカ国内では2001年の事件以降荷物に関してとても神経質になっていて、目視検査が必要な荷物に鍵がかかっている場合は、職員がその施錠を壊しても良いことになっています。

では、TSAロック機能付きのスーツケースに関してはどうだと思いますか?
「TSAロックがされた荷物に関しては、TSA職員が合い鍵を使って開錠するため壊される必要がなく安心」と聞きますよね。

しかし、実態は違っているようです。

実際は、TSAロック使用のものでもロックごと壊されたり、荷物を破壊した上で中身をチェックされるということが起きています。
 

私は空港職員ではありませんので真相はわかりませんが、どうやらTSAロックは種類がたくさんあるらしく、職員がそれに合う鍵を持っていない場合に壊されるんじゃないか、という話をよく聞きます。

当然TSAロックに関するトラブルが頻発しているようで、最近は米国路線の便では「TSAロックであっても施錠はしないように」と声掛けがあったりするようです。

というわけで、TSAロックをしているから安心!というわけではありませんのでご注意を。
(貴重品は入れないようにしましょう!!)
 

結論!日米移動なら布製スーツケース(鍵無し+ベルト無し)がおすすめ

今日はアメリカ―日本間を移動する中で、一番楽便利だと思える条件などについてお話してみました。

私だけでなく、私の周りにいる旅行好きな米国人の友人たちも「布製・鍵無し・ベルト無し」の人がとても多いです。

もちろん最近のスーツケースは最初からロックがついているものも多いのですが、私はロック機能は使っていません。その代わり、抜かれて困るような貴重品は入れないように心がけています。

 
このような考え方に至ったのは、以前荷物の中身を盗られたことがあるからです。

詳細記事はこちら↓↓

なにかとハプニングが多い海外渡航ですが、楽しんでいきましょう♪

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