【ブレイキング・バッド】シーズン1エピソード3|ネタバレあらすじ|英語解説

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こんにちは!
 
久しぶりにブレイキング・バッドについて書こうと思います。
本日はシーズン1、エピソード3の「人間の成分」
オリジナルのタイトルは”And the Bag’s in the River”です。
 
 
今回の始まり方はなかなか強烈です。
なにせ、2階の浴槽を溶かして1階に落ちて来たエミリオの遺体の片づけをしているシーンから始まるのですから。
 
かなりグロイので、絶対に食事中には見ないように気を付けてください。
 
私は食事中でも食後でもなかったのに、胃が気持ち悪くなってしまいました(-_-;)
 
 
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「人間の成分」の超簡単あらすじ←長文読みたくない方に◎


 
・マリーが、ウォルターJrがマリファナを吸っていると勘違い

・未だクレイジーエイトを始末できず苦悩のウォルター

・スカイラーには洗車場での仕事を辞めていたことがバレていた

・話をするうちにクレイジーエイトと打ち解けていく(クレイジーエイトの実父の店はかつてウォルターがJr用のベビーベッドを購入したところだった)

・ついにクレイジーエイトを逃がす決断をするも、実はまだクレイジーエイトがウォルターに対し殺意があることを知り、泣きながら始末

・DEAが荒野で捜査中、クレイジーエイトの車、メス、そしてガスマスクを発見してしまう

・ウォルターは自宅に帰り、スカイラーに「大事な話がある」と持ち掛ける
 
 

「人間の成分」のあらすじ


 
ウォルターとジェシー・ピンクマンは、2階の風呂場から落ちてきたエミリオの遺体の掃除をしています。
ガスマスクをつけ、黙々と掃除をする二人。
 
そんな時、ウォルターは昔のある出来事をぼんやりと思い出していました。
ある女性と、人間の成分に関して分析をしていた若い頃のウォルター。
 
 
場面は変わり、ウォルターの自宅で、壁のペイントをする妻のスカイラ―と息子のウォルターJr。
スカイラーの妹のマリーもいます。
友達からの呼び出しでウォルターJrが出かけると、スカイラーはマリーにマリファナについての感想を聞きます。
どうやらマリーは学生時代吸ったことがあるようですね。
 
様子がおかしいスカイラーの態度に、マリーは息子のウォルターJrがマリファナをしているのではないかと勘繰りますが、
スカイラ―はそれを否定し、今書いている小説の登場人物の話だと言い張ります。
 
 
 
遺体の処理が終わったウォルターとジェシーは庭でホースの水をかけ合い、汚れを洗い流しています。
清潔になった後は、ジェシーはトイレに籠ってメスを吸い始めます。
 
 
 

 
一方ウォルターは地下室に行き、クレイジーエイトの汚物処理をしています。
汚物用バケツに除菌スプレーをかけてから立ち去ろうとするウォルターに、クレイジーエイトが話しかけます。
首につけられている錠について、「これは敵に対してでもするものじゃない、屈辱だ」と文句を言うクレイジーエイト。
 
申し訳ないと謝るウォルターにクレイジーエイトは続けて話します。
 
「殺すか逃がすしか方法はないが、迷っているんだろう?ウォルター」
 
なんと、クレイジーエイトはウォルターの名前を知っていたのです。
どうやら、ジェシーが話してしまっていたようでした。
 
名前だけでなく、ウォルターが高校教師だということや、障害のある息子がいるということまでクレイジーエイトは知っていました。
そして「ジェシーは口が軽すぎる、信用できない」と忠告します。
 
 
自分のことだけでなく家族のことまでバラされ、怒り心頭のウォルター。
トイレに籠ってメスをチューチュー吸引していたジェシーに怒りをぶつけます。
しばらくの押し問答の末、メスをトイレに流されそうになり怒ったジェシーは車で出かけようとします。
 
そこに、追いかけて来たウォルターがジェシーを車から引きずり降ろします。
すったもんだの後、ジェシーは「自分はエミリオを処理した。コインで決めたんだから地下にいるクレイジーエイトをさっさとやれ!」と言い残し、車で去って行ってしまいます。
 
 



 
 
場面変わって、靴屋にいるマリー。
 
仕事中のハンク(マリーの夫、DEA勤務)からかかって来た電話に、「ウォルターJrがマリファナをやっているみたい」と話します。
ウォルターとスカイラーが解決するだろうというハンクに、
Jrに怖い話をしたり、マリファナのやりすぎで死亡した人の司法解剖の写真を見せてマリファナをやめるように仕向けてと頼むマリー。
 
しぶしぶ承諾するハンクでした。
 
電話を切ったマリーは、自分が履いてきたスニーカーを残し、試し履きしていたハイヒールのまま店を出ていってしまいました。
 
 
 
 
マリーにJrのことを頼まれたハンク。
Jrをクリスタルパレスと呼ばれるジャンキーのたまり場に連れていきます。
困惑するJrに、「メスはドラッグ界の最終学歴。薬の入学式はマリファナだ」と諭すハンク。
 
近くにいたジャンキーの女性を車まで呼びつけ、Jrに歯を見せるように言います。
どうやら、薬のやりすぎでボロボロになった歯と現実を見せて、この世界の怖さを知らせようとしている様子。
 
ですが、Jrに感想を聞くと「クールだ」と答えます。
 
 
 
 
ハンクに解放されたジャンキーの女性(ウェンディ)は建物の1室に向かいます。
中にはジェシーがいて、ハンクのことを警戒しているようでした。
「彼らの目的は葉っぱみたいよ」とウェンディ。
 
 
 
 

 
ジェシー宅のトイレでノートに何やら書いているウォルター。
未だにクレイジーエイトを始末できないウォルターは、彼を生かす理由と殺す理由を書き出していた様子。
 
そして、夜遅くなっていることに気付いたウォルターは慌てて家に電話をかけます。
アルバイトをしている洗車場で在庫整理を押し付けられて遅くなったとウソの言い訳をしますが、妻のスカイラ―は「遅いから洗車場に電話をしたら2週間前にやめたって言われたけれど」と答えます。
 
取り繕おうとするウォルターに「あなたがどこにいようと、今夜はそこに泊まれば?」とスカイラーは電話を切ってしまいます。
 
 
 
そこへ地下から「腹が減ったから何か食べさせろ!」とクレイジーエイトの声が聞こえます。
 
サンドイッチを作るウォルター。
前回クレイジーエイトがパンの耳を残していたのを思い出し、耳部分をカットして地下に運びます。
しかし、地下に降りた時にウォルターは咳込み、そのまま気を失ってしまいます。
 
せっかく作ったサンドイッチもウォルターの手から離れた瞬間に床に落ち、お皿は割れてしまったのでした。
 
 

ちょっと休憩。今回話が濃いですよね。疲れたらコーヒータイムをとることをおすすめします!

 
 
 
 
暫く経ち、目を覚ましたウォルター。
咳で倒れる人間なんて見た事がない、例の毒ガスのせいなのかと聞くクレイジーエイトに、「肺癌なんだ」とウォルターは答えます。
 
そしてまたサンドイッチを作り直して地下に運ぶのでした。
 
 
夜の地下室で会話を始めた2人。
ウォルターがクレイジーエイトの本名を聞くと「ドミンゴだ」と答えるクレイジーエイト。
 
クレイジーエイトのことをもっと知ろうとするウォルターに対し、クレイジーエイトは「そんなことは知らないほうが殺しやすいぞ」と忠告しつつも、自分の生い立ちや、家具店をしている実家のことを話し始めます。
Jrのベビーベッドをクレイジーエイトの実家で買ったことを思い出したウォルターとクレイジーエイトは穏やかに話し続けます。
 
 
 

 
クレイジーエイトに自分の病気のことも話し、打ち解けて来たウォルターはクレイジーエイトを逃がすことを決意します。
首につけている錠のカギを取って来ると席を立ったウォルター。
 
地下室から1階に上がり、キッチンのゴミ箱にビールの缶を捨てます。
その時に、さっき倒れた時に割ってしまいゴミ箱に捨てたお皿が目につきます。
 
ふと割れたお皿の破片を並べてみるウォルターですが、一番大きな破片の部分が見つからないことに気付いてしまいます。
 
動揺して頭を抱えますが、鍵を持って地下室に戻ります。
 
 
 
 
待っていたクレイジーエイトは「正しい決断だ」と言います。
後ろを向くように促したウォルター。
怒っていないか聞くと「このことは水に流すよ。ただ早く帰りたい」と答えるクレイジーエイトでしたが、
「鍵をはずした途端、皿の破片で私を刺す気だろう」と言いながら錠で首を絞めると、隠し持っていた破片でウォルターを刺そうと腕をブンブン振るクレイジーエイト。
 
ウォルターは「すまない、本当にすまない」と泣きながらクレイジーエイトを仕留めたのでした。
 
 
 
翌日ジェシーが家に帰ってくると、家は静まり返っています。
恐る恐る地下に入ったものの、ウォルターやクレイジーエイトの姿はなく、代わりに首につけていた錠が置いてあるだけでした。
 
 
 
荒野にはDEA捜査官のハンクとゴメスがいて調査の真っ最中。
残されていたエミリオとクレイジーエイトの車からメスを見つけ出します。
 
そこへもう一人の捜査官が、ウォルターたちが残して行ったガスマスクを見つけてしまいます。
 
 
 
 
一方ウォルターは自宅へ。
泣きながら帰りを待っていたスカイラーにウォルターは「大事な話がある」と持ち掛けるのでした。
 
 

ブレイキングバッド シーズン1エピソード3の中の使える英語表現


 

“Not even close”「とんでもない」

 
クレイジーエイトがウォルターの名前を知っていたという衝撃のシーンから。
「無理やり聞き出したんだろう」と言うウォルターにクレイジーエイトが返した言葉がこちら。
“Not even close”
 
これは「全く違う」「程遠い」という意味です。
「いやいや、全然ちがうよー」というニュアンスで、わりかしよく使います。
 
 
 
 
 

“He’s got a big mouth”「彼は口が軽すぎる」

 
big mouthは「口が軽い」「おしゃべり」という意味で使われます。
クレイジーエイトがジェシーのことを”Big mouthだから信用できない”と評価していたシーンで出てきました。
“She has a big mouth!!”という感じで、よく使う言葉です。
 
 
 
 
 

“She strongly inferred it”「彼女がほのめかしてた」

 
“infer”は推測するという意味ですが、「暗示する」という意味もあります。
マリーがハンクに電話して「ウォルターJrが葉っぱをやっているかも、姉さんがほのめかしてた」と話した時に出て来た言葉です。
 
 
 
 
 

“Live and let live”「自分の道を生き、他人に干渉しない」

 
地下室で、ウォルターがクレイジーエイトにこれまでのことを怒っているか聞いた時のシーンから。
「怒っていないし、我が道を行く」というような意味で “Live and let live”という言葉が使われました。
 
 
 

ブレイキングバッド「人間の成分」で使われていた音楽 “The Morning After”


The Morning After

 
これはクレイジーエイトを始末したウォルターが去った後に、ジェシーが帰宅して静かな地下室に入って行くときに流れていた曲。
Dave Porterの “The Morning After”
 
また、マリーがハイヒールを試着していたお店でかかっていた音楽はSasha Dobsonの”Without You”です。
 
 
 

ブレイキングバッド「人間の成分」の感想


 
今回のあらすじ、長く書きすぎましたかね?(-_-;)
なんだか活字ばかりで目がチカチカしてしまうかもしれません。
 
しかし、今回はお笑い要素はほとんどありませんでしたね。
遺体処理から始まり、いくつかの深刻なシーンの末、ついにウォルターがクレイジーエイトを始末してしまいます。
 
その上、DEAはガスマスクを発見してしまうし、ウォルターはスカイラーに何やら話を切り出しているし!!!
 
 
緊張を強いられるエピソードでした。
 
しかしクレイジーエイトがウォルターをやっつけるためにお皿の破片を隠し持っていたシーンはとても残念でした。
元々がドラッグディーラーですからあんなに簡単に更生するはずはないのでしょうが、ウォルターと歌っていたシーンではちょっと期待してしまいました。
 
ウォルターがクレイジーエイトの首を絞めている時に、クレイジーエイトが腕をブンブンさせながらお皿の破片でウォルターの足を刺していたのですが、あの時の光景が忘れられません( ノД`) 刺し方強烈!!!
ついついふざけて真似してしまいます。(え。しませんか?!)
 
 
それからジャンキーのたまり場で出て来た女性を覚えているでしょうか?
実は彼女は(ウェンディ―)今後も出てきます。
これからのウェンディ―の登場をお楽しみに(*´∀`*)
 
 
 
ブレイキングバッド シーズン1エピソード1の解説はこちら
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ブレイキングバッド シーズン1エピソード1ネタバレあらすじ|英語解説
 
 
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